東村山市民に決定的に背を向けたらしい矢野・朝木両「市議」


瀬戸サンは、〈韓国人少年の暴力事件を考える:単なる暴漢に過ぎない少年を擁護する愚かさ。〉で、「この少年は既に一個人として、やってはならないことをしています。相手の胸辺りの着衣を掴んで押し倒し、首を締め付けています。これはどのような理由があっても許されないことです」と述べています。


私もそう思いますが、中国人マッサージ嬢を殴り倒して意識不明の重体に陥らせた日本人男性はなぜ許されるのでしょうか。また、今回は幸いにしてそのような事態にはなりませんでしたが、「街頭演説をしている時に言いがかりをつけてきた外国人を取り囲んで恫喝する、あるいは袋叩きの目に遭わせる」(有門大輔)ことはなぜ構わないのでしょうか。実に不思議です。まあ、原理原則など持たない人達だから、と言ってしまえばそれまでですが。


さて、「東村山市民新聞」の更新状況を2日分まとめて報告しておきます。いったい何のサイトなのか、さっぱりわからない更新が続いています。


まず4月9日付の更新(4月8日の夜)ですが、〈創価本部、絶体絶命の逆転敗訴判決!〉の見出し(トップページ)の下に、
〈東京高裁が、民事訴訟で、/★手帳強奪事件現場の矢野氏宅を検証した意味の重大さを知るべきです!〉
という文字が書き加えられました。なお、〈週刊現代」今週号を。〉という文言も〈週刊現代」今週号に詳細。〉に修正されています。


次に、〈谷村孝彦・公明党都議・・・口利き疑惑を追及!〉の見出しの下に、〈都民の税金を信者仲間らで「くいもの」にしていいのでしょうか?!〉という文言が付け加えられました。


訴訟1〉に関する見出しにも、また手が加えられています。現在の見出しをあらためて掲げておきましょう。

対千葉元副署長(「東村山の闇」)訴訟 事件の真相が鮮明に!
東京高裁で決定的逆転勝訴判決!(09.03.25)
★「東村山の闇」各章全文を詳細検証し、
 法医学の専門家の鑑定を否定した原判決(相当性はない)を
 全面否定。(=「相当性がない」とはいえない)

★「蛮勇な高裁7民1.29判決」を実質全面否定し、著者=矢野・朝木議員が完勝。「万引き苦に自殺」説は、空中分解!
 ⇒ ◎『珍説』・「長方形の皮膚変色痕」と(チバ)元副署長が「鑑定書」を出せないわけ


決定的逆転勝訴判決!〉の行と、〈「東村山の闇」各章全文を詳細検証し、〉の部分が主な追加箇所です。いずれにしても、判決が部分的にしか公表されていませんので、空しい宣伝としか言いようがありません。トップページの下の方に掲げてある、〈ついに矢野議員らが、創価本部に決定的勝訴!〉(訴訟4)と同じです。


また、〈(=「相当性がない」とはいえない)〉のカッコ書きも新たに加えられたものですが、何が言いたいのかいまいちよくわかりません。このあたりの話については、4月5日付〈判決も公表しないで稚拙な情報操作を続ける矢野・朝木両「市議」〉でいちおうの検討をしてあります。


さらに、この見出しの下に長々と掲げてあった記述は、新規ページ〈珍説「長方形の皮膚変色痕」とチバ元副署長が鑑定書を出せないわけ〉に移植されました。これまでの内容と基本的には同じですが、4段落目の末尾に、
上腕内側についているアザの全部が『長方形』というんなら、どうやって『長方形』のアザがつくのか、ぜひ知りたいものです。あまりにレベルが低い話で、おつきあいしかねますよね。
という文言が付け加えられています。付き合いかねるのならアザが楕円形/類円形だった根拠を示して話を終わりにすればいいと思うのですが、それはやはりできないようです。


ちなみに、この下に掲載されている1・29東京高裁判決関係の記述にも若干の変更がありました。


高裁として最高裁確定判決に抵抗するのなら、判示の根拠として、法医学者のセカンドオピニオンの担保くらいは、きちんと明記してほしいものですね
  ↓
高裁として・・・法医学者のセカンドオピニオンくらいは、きちんと言及明記してほしいものですね


ちなみにこの「最高裁確定判決」は上記〈訴訟4〉の判決を指しているはずなのですが、その判決詳細は、ほぼ10カ月が経過した今も明らかにされていません。何か都合の悪いことでもあるんでしょうか。あるんでしょうね。


一方、4月10日付の更新(4月9日の夜)では、〈創価批判の活動を続けている方々へのアピール〉と題する囲み記事がトップページに登場しました。3月28日付〈ますます“○ンチ創価”に擦り寄りつつある矢野・朝木両「市議」〉で指摘したように、矢野・朝木両「市議」が東村山市民に決定的に背を向け、ただひたすら瀬戸サンとその支持者の歓心を買うことばかり考えるようになったことがよくわかる、記念碑的記事であると思います。

創価批判の活動を続けている方々へのアピール
広島地検次席検事(09年2月現在)は、1995年6〜9月発生の朝木明代議員関係事件の担当検事で創価幹部信者の信田昌男という人物です。この人物を朝木議員事件担当に指名した地検支部長はこれも創価幹部信者の吉村弘検事です。信田検事は、1995年10月、地検八王子支部で朝木明代議員遺族、同僚議員、代理人弁護士に向かって、「こういう事件が2度とおきないよう根っこを摘み取るようにします」と言っています。ところが,舌の根も乾かぬうちに、朝木明代議員を「万引き犯」扱いしました。これが「万引き苦に自殺」という虚構の大喧伝の始まりでした。創価は「総体革命」(=権限掌握した官僚集団によるクーデター)という全体主義的国家支配戦略のもとに中央、地方の官僚組織(警察・検察を含む)にすでに信者を大量に送り込んでいます。自分達に危機が迫ると、この信者組織が動き出すという事態が発生します。池田大作元代表公選法違反で逮捕され検察から厳しい取調べを受けた後、警察、検察に信者を送り込む必要を力説したとされています。毎年10名をはるかにこえる創価大卒者が司法試験に合格し、全国の各地検に配属されています。創価批判者は身辺に特に注意をしていく必要があります。


瀬戸サンが前に「この国策捜査・陰謀論に関してですが、最近私はマジで恐ろしさを感じるようになりました」と書いてましたが、こっちのセリフですな。


なお、少し遅れて上記囲み記事の上に〈後藤組の動向〉という見出しが登場し、同じタイトルの新規ページが作成されています。「後藤組元組長が出家」という朝日新聞の記事を紹介しているのですが、これまた東村山「市議」の公式サイトに掲載される内容とは思えませんね。


東村山市民は、少なくともあと2年、こんな人達に血税を注ぎ込まないといけないのですねえ。