エセ予言者の言葉は「東村山市民新聞」に書かれている(サウンド・オブ・サイキック)


東村山市民新聞」のトップページに、4月15日付で次の囲みが登場しました。

北野誠全番組降板」事件が浮き彫りにした
マスコミの創価(批判を許さない全体主義)への屈服

松竹芸能だけではない呆れた自主規制の実態)なぜか,伊丹十三のとき
と同様に、あの創価系「フラッシュ」が手回しよく記事掲載し、粉飾化!


ますます何のサイトかわからなくなってきてますな(文末に追記2つあり)。よほどなりふり構わず一部の人達のご機嫌をとらねばならないようです。


ほぼ同じタイミングで瀬戸サンも何か書いているようですが(追記:瀬戸サンの記事は4月14日 19:29 に、「東村山市民新聞」は 同 21:50:04 にアップされたもの)、眠くて頭が朦朧としているので、「ある日突然に忽然と」逮捕されてしまった増木重夫氏の件について真相を明らかにする努力でもしたらいいんじゃないかな、とだけ書いておきます。あとはとりあえず、松沢呉一の黒子の部屋〈お部屋1815/北野誠降板の事情〉や、なた5963さん(清風匝地)の2つの記事(1)(2)を参照。


ちなみに『FLASH』4月28号(4月14日発売)には、北野誠の降板は「大手芸能事務所の幹部を誹謗中傷」したのが原因だと書いてあるそうです。それにしてもすごいですね、矢野・朝木両「市議」は、何の根拠も示さずにこれを「粉飾化!」と決めつけるんですから。私は特に興味がないので買いませんが、この件に関心のある方、または〈リア・ディゾン 歴史的ハプニング映像〉や〈杉本彩 衝撃吸血鬼SEX〉に興味のある方はコンビニ等でお買い求めください。
【追記】(4月16日)アンチ創価であるはずの『週刊新潮』や『週刊文春』でも『FLASH』と同趣旨の報道が行なわれているそうです(いずれも4月23日号)。


矢野・朝木両「市議」が「批判を許さない全体主義」とかなんとか言っちゃってる件についても何かつっこもうかと思ったんですが、まあトップページの下の方にある〈警告〉を見ていただければ十分でしょうか。あわせて次の記事も参照。


なお今日の記事のタイトルはサイモン&ガーファンクルサウンド・オブ・サイレンス」の歌詞を適当にもじっただけで、深い意味はありそでなさそでウッフンです。


【追記】
矢野・朝木両「市議」が当たり前のように「あの創価系『フラッシュ』」と書いているのでちょっと検索してみましたが、次のような形で何度か創価学会のことを取り上げてきているようで、果たして「創価」という形容は正しいんですかね。まあこの人たちの「創価」とか「親創価」というのは、“あんたたち嫌い!”という感情の表明以上のものではないことがほとんどですから、どうでもいいんですけど。


自民党議員46人を寝返らせた『学会票』の”恫喝”」(2005年8月2日号)〔ソース
創価学会&ディズニー親密すぎる(裏)関係」(2005年11月)〔ソース
新興宗教『有名人信者113人』禁断リスト」(2007年6月26日号)〔ソース:J−CASTニュース〈「創価学会の会員ではありません」愛川欽也がサイトで「宣言」〉〕
創価学会全財力 総資産10兆円説真贋を斬る」(2009年1月27日号)〔ソース


なお、「伊丹十三のときと同様に」というのは、同氏が「1997年12月20日、写真週刊誌『フラッシュ』により不倫疑惑が取り沙汰されたことに対して『死をもって潔白を証明する』とのワープロ打ちの遺書を残し、伊丹プロダクションのある東京麻布のマンションから投身自殺を遂げた」(Wikipedia)という話を指していると思われます。もう「阿修羅東村山別館」とかに改題すればいいんじゃないかな。この間もコピペしてたし。


【追記2】(4月16日)
4月16日付の更新で、上記の囲みがさらに詳しく、かつヒステリックになりました。文字の大きさもでたらめですな。

北野誠全番組降板」事件が浮き彫りにしたマスコミの創価(批判を許さない全体主義)への屈服 (「松竹芸能」だけではない、執拗な「抗議」に屈した「自主規制」と言う名の呆れた実態)なぜか,伊丹十三監督のときと同様に、あの創価系「フラッシュ」が手回しよく記事掲載し、理由付け粉飾化!あの伊丹監督が『不倫』記事ごときで、「自殺」をするか?!事件の直前まで「産廃暴力団等」を洗っていた監督が、本気で「自殺」したとでも思っている者がいるとは驚きだ!創価はフランスでは「カルト」(セクト)に認定されている。イギリスでは、カルト信者は公務員には採用されない、当然のことだ。だが、日本では「総体革命」という名の官僚クーデターが進行している!


以前は、一般市民の目をまったく意識しないこういう書き方をすることはあまりなかったのですが、そのへんの嗅覚もいよいよ壊れてしまったようです。


なお、その下には次のような囲みも登場しました。

 市民新聞は当初、新聞朝刊折込で配布していました。批判記事を許せない創価は信者を使って、折込取次店、新聞販売店に次々と不買運動をちらつかせ、取次ぎ店、販売店の業務ができなくなるほどの「市民新聞折込中止」運動を展開しました。あまりの信者らの嫌がらせに、結局、新聞販売店らは市民新聞の折込を中止しました。表向きは、取次店、販売店の自主的判断ということになっていましたが、実際は創価信者の集中豪雨的嫌がらせが原因だったことは、後でこれを認める証言がなされ、公式に記録されています。
 「松竹芸能」の場合も、レベルの低い親創価ネット族は「松竹芸能の自主的判断」などと「聞いてあきれる」オバカな書き込みを平気で繰り返していますが、第一、創価系「フラッシュ」記事にも、「松竹芸能」には「相当の抗議があったようです。」とあります。「北野誠を降ろせ」という相当な抗議をしたのが誰かすぐわかる話で、これだけでも、松竹芸能が相当脅されたことは間違いないのです。ほかにどこの誰が執拗な「抗議」をするというのか!いまこそ、追及の声とマスコミ支配批判の運動を展開しなければ手遅れになります。


後半はどうでもいいとして、前半の折込拒否事件についてちょっと検索してみました。なぜか矢野・朝木両「市議」は触れていませんが、両「市議」らはこの問題で朝日・読売・日本経済新聞等の販売店、広告取次業者、創価学会を訴え、2004年1月26日に東京地方裁判所で敗訴したそうです。以下、概要(改行は修正、太字は引用者=3羽の雀)。

「東村山デマ事件」の首謀者、矢野穂積朝木直子(いずれも現職東村山市議)父娘らが起こした不当訴訟で、東京地方裁判所八王子支部(小林敬子裁判長)は26日、矢野・朝木側全面敗訴の判決を下した。
この裁判は、矢野と朝木父娘が平成9年、矢野らが出している「東村山市民新聞」と称するミニコミ紙をめぐり、新聞への折り込みを拒否された腹いせに、朝日、読売、日本経済の各紙を配達する東村山市内の複数の新聞販売店、広告取次業者、学会を相手取り、損害賠償等を求めて起こした不当訴訟である。
裁判で矢野らは、“学会員が犯罪行為に等しい違法行為を行って新聞の折り込み配布を妨害した”云々との作り話を主張した。これに対し判決は、そうした矢野らの荒唐無稽な言いがかりを完全に一蹴。「創価学会の信者が新聞販売店等に)苦情、抗議を申し入れたことを認めるに足りない」「(新聞への折り込み拒否は)創価学会とは関係がないというべきである」等と極めて明確な判断を示した。
また「矢野と被告販売店らとの間に契約上の権利義務関係は存在じない」「(取次業者は)矢野に対して本件新聞の折込取次契約を締結すべき義務はない」等とし、新聞折り込みを拒否した販売店や取次業者側の正当性を認定した。一方、矢野に対して判決は「種々の法律上の主張を試みているが、いずれも独自の見解に過ぎず、到底採用することができない」と厳しい言辞で断罪した。


学会側の情報ですから当然バイアスはかかっているでしょうが、たとえば高裁で逆転勝訴したなら矢野・朝木両「市議」がそれを書かないはずはありませんから、敗訴で確定したと判断して間違いないでしょう。どうしてちょっと調べればすぐわかるような情報操作をするのかな。それにしても、どういう経緯で折込拒否をされたのかは知りませんが(だいたい想像はできますが)、これまた異常な裁判という印象です。
【追記】(4月17日)エアフォース〈選挙ポスター印刷代金踏み倒し事件第3回を見たら、「かつて『このビラ〔東村山市民新聞〕には人を誹謗中傷する内容が含まれている』として矢野のビラの折り込みを断った新聞販売店が4度にわたり報復的な訴えを起こされた」と書いてありました。
【追記2】(9月17日)もっと単純に、折込み作業終了後に矢野「市議」から抜き取りを要求された販売店側が腹を立てたからという話(りゅうオピニオン)もあるようです。東村山市民新聞」に何かまずいことでも書いてあったのでしょう。なお、〈「東村山市民新聞」の迷宮〉にも該当項目(北野誠・番組降板事件)を設けています。