「北朝鮮の核実験に抗議する緊急決議」に賛成しなかったらしい矢野・朝木両「市議」


5月31日午後9時40分ごろ、「東村山市民新聞」が更新されました(6月1日付)。〈ついに自白!「ど素人解釈」を平気で公表する哀れ〉(馬鹿馬鹿しいけど魚拓)では、昨日の追記箇所に、さらに


「読売は例の根拠のない思い込みキャンペーン以降、なにやら、ご難続きのようで。」


というつまんないイヤミが書き加えられただけです。早く中村克サンといっしょに記者会見を開き、読売新聞と正々堂々対決なさればよろしいのに。なお、どうやら根拠のない思いつきキャンペーンだったらしい例の商標権問題については、P2Cさんが出張所の方に〈「ドナルドダック」問題の「商標としての使用」という観点からの議論〉をアップされましたので、そちらも参照。


また、論談TVには〈「最後のパレード」と読売の社会貢献妨害(3)【中村】〉が掲載されました。例によって盗用疑惑については正面から語ることなく、ユニセフの名前を利用し、使い古してきた中身のないフレーズを散りばめて疑惑をごまかそうとしているだけです。いまさら「読売に『質問状』を送付し、回答を求めたい」って、“やるやる詐欺”を何回繰り返すつもりなのでしょうか*1


日本ユニセフ協会への寄附についても疑惑が生じていることは、すでに指摘しています。「『最後のパレード』初版分(47,000冊)の売り上げの3%の1,776,600円を日本ユニセフ協会に寄付できた」というのが事実なら、領収書のスキャン画像でもアップしてもらいたいものです。日本ユニセフ協会によれば、「特に領収書不要のご連絡をいただかない限り、募金の送金ごとに領収書をお送りしています。郵便振込の場合で、お手元にお届けするまでに約3週間ほどかかります」とのことですから、そろそろ届いているはずでしょう。


一方、東村山市議会6月定例会ですが、やはり明日6月2日(火)がひとつの山となるようです。議席番号が変わり*2薄井市議佐藤市議大塚市議、朝木「市議」、矢野「市議」という順番になったようですが、午後には「草の根」の順番が回ってくるのではないかと思われます。各議員の一般質問の詳細は薄井市議のブログを参照。私のブログの〈東村山市議会6月定例会のお知らせ〉(5月27日付)も参照。


さて、それでは「東村山市民新聞」の他の修正箇所(トップページと〈「変えよう!議会を 親創価に」〉のページ)を軽く拾っておきます。まずは後者ですが、次の文言が無意味に大きな文字で書き加えられていました。

 もちろん、親創価ネット族は全くこの事実を知らない!誰も傍聴席にはいなかったからである。東村山市議会とりわけ親創価「市議」両名の保護者気取りで口出しする前に、自分が居住し住民税を払っている(いや、ないか!?)自治体議会のことを少しは監視でもしてみたらどうか。だから、議会のことをあれこれ口出ししても、まったく相手にされないのだ。


誰に向かって言っているのかは知りませんが、とにかく監視されたくないんですね、わかります。2ちゃんねるオンブズマンの話題が出ていたこととも関連しているのかしら。


そういえば、昨日の踊り子さんはこんなことも言っていましたね。この人は他にもいろいろ興味深い書き込みをしていますが、きっと単なる偶然なんでしょうね。

942 :朝まで名無しさん[]:2009/05/31(日) 14:31:57 ID:KnD1QuXQ
>>925
東村山市民バッシングですか?
その前に自分の住んでいる地域の心配したら
どうですかネ!!


ちなみに、私は住民税はちゃんと払っていますよ。あれこれ理屈をつけて団地の管理費を支払わない、どこぞの公職者や保育園長さんとは違いますからネ!(エアフォース〈久米川東住宅管理費等不払い裁判一審判決〉も参照) 未払いといえば、多摩レイクサイドFMJASRACに音楽著作権料を払ったのでしょうかね。


幸い、私が住んでいるところには、70件もの行政訴訟その他の裁判に勤しんだり、同僚議員や批判的市民を罵倒したりすることばかりに熱中している議員はいませんので、その分の時間を東村山問題に割くことが可能になっています。矢野・朝木両「市議」も、「創価『市議』」などというワンパターンの誹謗中傷を繰り返していないで、もう少し市議会議員らしい振る舞いをなさってはどうなのでしょうか。


とりあえず、「創価ネット族は全くこの事実を知らない!誰も傍聴席にはいなかったからである」云々と余計なことを大書する前に、市議会の日程、議事の詳細、自分達の対応等を体系的に明らかにするよう努めてはいかがですか。XENONさんが、「知らない知らない、とか連呼するんなら、知ってもらうために何か考えろってんだ」と批判する通りです。


議会初日の様子については、いまのところ佐藤市議が一番詳しく報告してくれているのですが、案の定、議長・副議長選挙では自分達の名前を書いて投票したようですね。それはそれで構いませんが、恥ずかしくないなら報告ぐらいできるでしょう。


また、「北朝鮮の核実験に抗議する緊急決議」の採決の際には例によって議場から退席し、事実上反対の姿勢を示したようですが、これについても、その理由とともに報告なさればよろしい(2008年10月1日付〈「意見書」採決のたびに退席する「無責任市議」〉も参照)。そういえば、今回は昭和病院組合の問題を取り上げるようですが、搬送拒否問題で昭和病院のことをさんざん非難しておきながら、「産科・救急医療体制の早期整備を求める意見書」の採択にも賛成しなかったんでしたっけ?


次にトップページの更新ですが、「御用ライター」裁判に関する記述に次のような文言が加わっていました。

「親創価ネット族」の情報はデタラメ!どこから出た話?!
 ★ 担当裁判官は「陳述書も出ているので、証人調べの必要はないでしょう」と発言。
  (そういえば、法廷には、チバ元副署長と宇留島本人しかいませんでしたね!)


WAWの記事のことを言っていると思われますが、つまりこの点以外はおおむね正しいということですね。あれこれ言う前に、「完全版下」云々という証言を覆しておきながら訂正も謝罪もしない(6月1日正午現在)瀬戸サンの「デタラメ!」ぶりをどうにかなさってはいかがでしょうか。


なお、瀬戸サンの修正後の陳述については、松沢呉一さんの〈お部屋1861/岩崎定夢とフリーライター社〉も参照。瀬戸サンが何を言っているのかいまいちよくわからなかったのですが、


ここ〔修正後の瀬戸陳述〕からわかるのは、『月刊タイムス』は、外部のNというライターに編集作業を委託しているらしいってことだけです


と解説してもらって、ようやく意味がわかりました。松沢さんは、「それが創価学会に関する原稿であった場合、創価学会員の編集者に委託することの是非は問われるかもしれませんが、この是非を問われるのは月刊タイムス社です」とも指摘していますが、瀬戸サンも「宇留嶋さんは『草の根』批判ばっかりやっています」と認めている通り、宇留嶋さんが主に追及しているのは「草の根」問題であって創価学会に関する問題ではありませんから、どっちにせよ問題にはなりませんね。


〔この記事は、5月31日の夜に掲載した速報(更新箇所の報告)を、6月1日のお昼ごろ、全面的に書き換えたものです。〕

*1:かく言う私も〈「最後のパレード」と読売の社会貢献妨害(2)【中村】〉につっこまなきゃいけないのですが、あれを鵜呑みにする人もほぼいないでしょうから、手がすいたときにゆっくりやります。

*2:【追記】薄井市議議席配置図を載せてくれましたので、そちらも参照。傍聴のための手続は市議会ホームページを参照。