市議会開会中に傍聴者の中傷ばかり続ける「東村山市民新聞」と、「北多摩市民新聞」をめぐるいくつかの疑問


東村山市民新聞」は、6月5日午後8時前に「最終更新日」が6月6日付に修正され、〈「変えよう!議会を 親創価に」〉のページに加筆がありました。もはや『最後のパレード』盗用問題についての「真相究明」は諦めたのか、それともとりあえず中村克サンに暴走させておけばいいと考えているのか、そっち方面のページには特に加筆はないようです。


「変えよう!議会を 親創価に」〉のページは、内容がいくつかの囲みに分けられ、それぞれ


〈6月議会初日(5月30日)〉
〈6月議会(6月2日本会議)〉
〈チバ元副署長、傍聴席に現る!(6月2日本会議)、一人で怒鳴り散らす異様な光景。〉
〈チバ元副署長、一人で怒鳴り散らした「理由」が判明!(6月5日本会議) 笑えました。〉


という小見出しが付けられました。新たに付け加えられたのは次の文章です。

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チバ元副署長、一人で怒鳴り散らした「理由」が判明!(6月5日本会議) 笑えました。
 自意識過剰の漫画のようなお話!でした。
 一人で怒鳴っているその異様な様子が、一般市民にはっきり印象付けられた、だけでなく、創価信者の議長との関係が浮き彫りになりました。

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この加筆箇所については橋本玉泉さんも〈「判明!」したはずの理由を述べない『東村山市民新聞』〉として拾っていますが、「笑えました。」と書いているところを見ると、5日の本会議で何かよほど気に障ることでもあったのでしょう。いずれ詳細が明らかになるでしょうから、それを待ちたいと思います。


【追記】エアフォース〈朝木直子・傍聴人「撮影」事件〉で詳細が明らかにされました。なるほど、矢野・朝木両「市議」は、こんなことをやっておきながら(あるいはやっていたからこそ)、千葉さんのことを「一人で怒鳴り散らす異様な光景」とか「自意識過剰」などと罵っていたんですね。さらには、議会としての態度を示すなら議長が責任者として対応するのは当然なのに、「創価信者の議長との関係が浮き彫りになりました」などと書く始末。今後は何かにつけてこんなふうに書くのでしょうから、公明の議員が議長になってくれたのは矢野・朝木両「市議」にとって本当に好都合でしたね、おめでとうございます。なお、「傍聴人にカメラを向けたのは2度目」(エアフォース)という件については、2月26日付の記事の【資料2】を参照。昨日付の〈市議会傍聴者を名指しで侮辱し続ける矢野・朝木両「市議」〉も参照。/鈴木市議(副議長)も〈お騒がせ市議と理解に苦しむ共産党の態度〉で詳細な報告をしています。いつもながら、一本筋の通った人というのは党派の枠を超えて尊敬に値することを実感させてくれるエントリーです。(追記終わり)


他方、瀬戸弘幸サンも〈黒田大輔『日本を護る市民の会』代表の裁判支援行動(5):「日護会」のチラシ配布に創価学会が怯える。〉というエントリーをアップしました。私の記事にも触れてくれていますので、クロダイくんが5月31日に北多摩地区で配布したのは確かに「北多摩市民新聞」(発行人・矢野ほづみ)であったことが確認できました。


この、「創価学会を批判するチラシ」(瀬戸サン)とは名ばかりの「草の根」宣伝ビラについては、いろいろと気になる点があります。たとえば、クロダイくんはブログで「外注印刷物」としか書いておらず、その具体的内容についてはまったく明らかにせずに個人口座にカンパを振り込むよう要請していますが、なぜ堂々と名称や発行人名を出し、現物のスキャン画像をブログ等にアップしないのか。


また、切葉鳩さんも〈矢野のパシリと化したクロダイにはかける言葉は見つからないがカンパ偽装疑惑かもしれない〉で触れていますが、けっきょく印刷費は誰が負担したのか。矢野「市議」は版下を作成しただけで印刷にはまったくタッチしていないのか、それとも印刷の手配まで引き受けてクロダイくんから実費を受け取ったのか。「発行人」である以上、お金に厳しいことが自慢らしい矢野穂積「市議」には説明責任がありましょう。


さらに、「日護会」は日蓮正宗法華講・妙観講との連携を公然と表明していますが、この点について矢野「市議」はまったく問題を感じていないのか。まあ、妙観講から送られてきたプレスリリースを〈最高裁で、またも創価の敗訴確定〉として「東村山市民新聞」に全文転載するぐらいですから、問題など感じていないんでしょうけれども(2008年12月15日〈妙観講とも仲良しですか?〉参照)。


それはともかく、瀬戸サンは今回のエントリーの最後にこんなことを書いています(太字は原文ママ、行間は詰めた)。

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 ところで、先日開かれた東村山の市議会に、この宇留嶋さんと千葉さんのお二人は仲良く議会を傍聴されていたそうです。東村山の市民でもないのに、いつも顔を見せている目的って一体何のためでしょう?
 監視ですか?
 それとも嫌がらせ。
 或いは威圧を加えるためなのでしょうか?
 誰だって不思議に思いますよね。

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市議会は、市民であろうがなかろうが、誰でも傍聴できます。公職者である矢野・朝木両「市議」が監視の対象になるのも当たり前であり、ましてや監視されて当然のことをやり続けているのですから、宇留嶋さんや千葉さんが傍聴に行ったとしても何の不思議もありません。むしろ、一般人である千葉さんが市議会を傍聴したという事実を、公職者である「市議」が一方的に公にすることの方が問題です。まあ、公開裁判の傍聴者の素性を確かめようとし、勝手に写真まで撮ってしまう瀬戸サンには、そんな疑問など思い浮かびさえしないのでしょうけれども。


嫌がらせ」とか「威圧」などと言い出すのはさらに意味不明ですが、これが“自己紹介”だとすればすんなり理解できます。瀬戸サンにとって、市民でもない人間がよその市議会に傍聴に行くのは、「嫌がらせ」であり、「威圧を加えるため」なんですね。矢野・朝木両「市議」を批判する者はすべて「糾弾」していくと宣言した瀬戸サンが、3月4日に東村山市議会本会議を傍聴に訪れ、傍聴者の顔が映り込んだ動画を平気で公開した趣旨がよくわかりました。


そういえば、瀬戸サンのことを書いていたらウンコネタをひとつ思い出しましたが、頑張る私へのご褒美なのか、関西方面では「うんとこサンバ」という歌がヒット中とのこと。ツイてる人にしか見えない妖精“うんこさんのアニメのテーマソングだそうで、東村山方面から発信される毒電波にさらされて殺伐とした気分になることも多い中、心温まる話題を提供してくれた関係各位の思いやりマインドに感謝します。ちなみに「うんこさん」は現在商標出願中のようですが、出願人が(株)奇譚クラブって?