反吐が出そうな便乗体質 ※追記あり


クロダイ裁判(第1次落書き名誉毀損裁判)やら「ストップ!ザ『政教一致』実行委員会」やらについて書き足しておきたいこともあるのですが、それはまた改めて記事を起こすことにして、とりあえず「東村山市民新聞」の更新状況について報告しておきます。


まず、7月18日午後3時5分ごろにトップページが更新され(「最終更新日」の変更なし)、花の写真の下の方に次のような文言が書き加えられました(太字は原文ママ)。

 殺人罪時効廃止について、メディアに登場して「時効廃止反対」をコメントした山下幸夫弁護士は、矢野・朝木議員関係訴訟でも創価代理人
 被害者の人権より加害者の人権の方を擁護するつもりでしょうか?!


万引き被疑事件の舞台となった洋品店への濡れ衣を晴らそうともせず、洋品店襲撃を公然と容認する連中が「被害者の人権より・・・」とは、よく言いますわな。エアフォース〈万引き被害者威迫事件〉も参照。


この人達の口にする「人権」や「差別」が単なる自己正当化のための記号に過ぎないことは、私や松沢呉一さんが何度も指摘してきた通りです。そもそも、矢野・朝木両「市議」が殺人罪時効廃止問題や犯罪被害者の人権問題について具体的取り組みをしてきたという話は、寡聞にして存じ上げない。中村克サンと同様、他人がそれこそ血の涙を流す思いで獲得してきた成果に便乗し、自己正当化と他人の攻撃材料に利用するばかりで、まったく反吐が出ます。


ちなみに、ここで名前を出されている山下幸夫弁護士は、日本弁護士連合会(日弁連)・ 刑事法制委員会事務局長代行として時効廃止問題への対応を担当しているようで、あちこちのメディアで発言しています(たとえば「山下幸夫 時効 見直し」で検索のこと)。日弁連は6月11日付で公訴時効の見直しに反対する意見書を発表しており、山下弁護士は、基本的には日弁連の見解に沿った発言をしていると考えるのが妥当です。


こうした見解の中身について具体的に批判・反論するのではなく、「矢野・朝木議員関係訴訟でも創価代理人」などと騒ぐだけなのですから、矢野・朝木両「市議」が時効廃止問題を「創価」宣伝のために利用しようとしているだけなのは、一目瞭然。あらためて、反吐が出ます。


【追記】(7月20日)
7月19日午後9時26分ごろ、「東村山市民新聞」のトップページが更新され(7月20日付)、〈▼ 放置できない重大事実が発覚! ★日弁連・「刑事法制委員会」事務局長代行の山下幸夫弁護士(時効廃止に反対)は創価代理人〉という囲み記事が追加されました(テキストはTomatotic-jellyさんのところを参照)。



ちょっと検索すればすぐわかることも調べずに騒ぎ、「無許可のコピペ屋」の「創価ネット族」がちょっと背景情報を教えてあげたら、それに便乗して「重大事実が発覚!」とさらに大騒ぎですか。誠にご立派な「市議」さんで、ますます反吐が出ますわ。


で、「時効を撤廃し、断固、殺人犯を検挙して、事件を解決させましょう!」とも書いてますが、検察審査会への申立ては行なったんですか?


◆豆知識(追記)
ちなみに、「救援連絡センター」の電話番号は、「獄入り 意味多い」(591−1301)という語呂合わせで覚えることになっていました。市内局番の冒頭に3がついてからずいぶん経ち、いまでは「さあ獄入り 意味多い」か何かになっているのではないかと思いますが、矢野「市議」はいまだに古い電話番号で覚えているようです。