汚れ仕事を丸投げされる人々と、最高裁内「スパイ」疑惑捏造問題


東村山市民新聞」の7月28日付更新は、Tomatotic-jellyさんが拾ってくれている通り、りんごっこ保育園名誉毀損裁判に関する記述(トップページ)が一部修正されただけでした。確かにレイアウトが一部崩れており、中央に位置していた囲み記事がいくつか右寄せになっていますが(魚拓)、これはきっと矢野・朝木両「市議」の右旋回ぶりを示したものでしょう。ま、この人達には最初から右とか左とかの思想的基盤はないんですけどね。


時効廃止問題については、7月26日付更新で「反国民的『反対』意見書案」云々という感情的修正が行なわれた以外は、特に動きがありません。こんなふうに「国民」を騙るようになったのも、瀬戸サンをはじめとする「特定日本民族」の皆さんの影響ですかね。


山下幸夫弁護士に対する「公開質問」も、依然としてこれを当人に送付ないし告知したという報告がありませんので、単にホームページ上で騒いでいるだけだという事実を自認したものと看做してよさそうです。


他方、山下弁護士が開設していると見られる「法と常識の狭間で考えよう」というブログ*1では、〈殺人罪等についての公訴時効の廃止に反対する〉というエントリーがアップされました。矢野・朝木両「市議」も、「山下幸夫弁護士は創価大卒で創価信者だと報じられていますが間違いないですか」などという、なぜこれを知る必要があるのかさえ説明することができない「公開質問」をサイトに載せるだけでごまかさないで、弁護士の立場から表明されたこのような反対論に対し、しかるべき反論を行なえばいいんじゃないですかね。どうせ時効廃止問題を真面目に考えるつもりなどないのでしょうから、無理かもしれませんけどね。


このまま「言いっぱなし」で終わる可能性の高い矢野・朝木両「市議」を引き継ぎ、さらにデンパを増幅させながら騒ぎ始めたのが、矢野・朝木両「市議」の忠犬、クロダイくん(行政書士黒田大輔)です。〈昨日も今日も、もやもや爆撃〉(7月26日)や〈犬作ビラが今日も舞う!! 〉で、こんなふうに書いています(改行は適宜修正し、段落間の空きも詰めた)。

◆街宣予定
創価学会員の弁護士が、なんとなんと「殺人罪の時効廃止」に反対しているそうな。
通常の国民であれば、殺人罪の時効をなくすことに大賛成するはずである。逆に反対する連中は、殺人犯か、殺人犯と関係がある個人や組織だと思うのが一般国民の通常の感覚である。
殺人の時効制度の廃止に弁護士会が反対しているなら、善良な国民よりも殺人犯を擁護するつもりかと叱るべきだ。
創価学会員の弁護士は、何で殺人罪の時効の廃止に反対するの? 何か不都合でもあるんですか? 教えてくださ〜い!!
弁護士会へ行って、反対する理由を直接、伺いたいと思っております。
殺人罪の時効制度が無くなると、何か創価学会に不都合があるんですかぁ?」



矢野・朝木両「市議」も、公明党は公訴時効見直しに賛成していることぐらい、私の記事を見てそろそろ知っているでしょうから、教えてあげればよろしいのに。公明党が時効廃止に反対だと、何か矢野・朝木両「市議」に不都合でもあるんですかぁ


矢野・朝木両「市議」のこのような丸投げっぷりは、最高裁内「スパイ」疑惑捏造問題のときとまったく同じです。このへんで関連記事をまとめておきましょう。


これ以降は、7月12日付更新7月13日付更新で「自白」云々と断末魔の悲鳴をあげただけで、本件に関する更新は特に見られません。なお、これらの言いがかりは7月19日付の更新で〈最高裁判所への申入書〉のページに移されました。


矢野・朝木両「市議」が「最高裁判所への申入書」とやらを提出していないことはすでに自認したものと看做してよいわけですが、ケツをまくった矢野・朝木両「市議」に代わって、相変わらずこの「申入書」の「拡散」をただひとり呼びかけ続けているのが、クロダイくんです。クロダイくんは、矢野・朝木両「市議」が公然とは言わない/言えないことまで口にして、その忠犬っぷりを誇っています(7月10日付〈矢野穂積・朝木直子両「市議」には「全体の奉仕者」たる自覚があるか(いやない)〉参照)。


それだけには留まらず、7月24日には、瀬戸サン、クロダイくん、西村サン、槇泰智(まき・やすとも)をはじめとするゼリー突撃部隊が最高裁判所への突入を試みました。もちろん、矢野・朝木両「市議」の姿は見当たりません。


この件についてはいろいろと報告があがっていますが、一番わかりやすいのは、主権回復を目指す会によるものでしょうか。次のようなタイトルがついています。

<殺人を「自殺」にすり替えた最高裁判事は出てきて釈明せよ!>
「聖域」なる最高裁の仮面を剥いだ突撃抗議
カルト教団に屈服したデタラメ判決を許さないぞ!


最高裁に対する批判の内容には、特に見るべきものはありません。クロダイくんから最高裁に「デタラメ判決を論駁する資料」が手渡されたそうですが、無理でしょ、彼に「論駁」なんて(7月10日付の記事の後段も参照)。


司法解剖鑑定書に記載されていた「上腕部の皮膚変色痕」の問題にしても、矢野・朝木両「市議」らは、“皮膚変色痕は長方形だった”という千葉英司さんの主張をさんざん「珍説」などと罵りながら、けっきょくその根拠を示すことはできませんでした。以下の記事を参照。


「長方形」説を明確に否定する根拠など存在しないのですから、それも当然です。この点については、小さな正義を信じて〈『創価問題新聞』事件と『東村山の闇』事件〉シリーズ第5回第6回(「司法解剖鑑定書とS医師の意見書・鑑定書」前編・後編)のほか、エアフォース〈創価問題新聞事件」最高裁判決第2回を参照。


ゼリー突撃部隊の皆さんも、いい加減で「矢野と朝木に適当な情報を吹き込まれて恥をかいた」と怒り出してもいいころですが、そんな判断はできないのがこの人達です。他に、以下の報告も参照。ところで、瀬戸弘幸ブログ〈<活動報告>最高裁判所への抗議行動(前編)〉の後編はなかなか掲載されませんね。

追記:瀬戸サンの報告ですが、〈最高裁判所への抗議行動(中編):法の権威を疑う、二つの「高裁判決確定」を糾す!〉が掲載されていました。「正面玄関口には『構内への立ち入り禁止』を示すものは何もありません」などと子供じみたことを書いていますが、仕事場なんだから、用のない人間が勝手に入っちゃいけないのは当たり前でしょう。ちなみにこの記事、7月28日の午前9時46分に掲載されたことになってますが、お昼頃には載ってなかったはずです。ヲチスレでも、2009/07/28(火) 13:25:55の時点で、ひとつ前の〈鳩山民主代表と政治献金疑惑報道〉が最新エントリーとして紹介されてますし。そのエントリーの掲載時刻も午前4時3分という不自然な時刻になっていて、どうなってるんでしょうね。)


なお、皆さんあまり興味がないと思いますが、異常な「訴追請求状*2を出したっきり何の報告もしない那田尚史サンが、サイトを移動しました。あわせて、トップページ左下に「ある私の教え子へ」(7月27日)と題する私信ページへのリンクが登場しているのですが(あえて直リンはしません)、やっぱり相当ヤバいですね、この人。


〔この記事は7月28日午後にアップしたものです。〕

*1:プロフィールでは東京在住の弁護士ということしか明らかにされていないが、コンタクト先として、山下弁護士が管理人であるサイト「人権・報道・インターネット」のURLが紹介されている。

*2:2008年9月22日付〈矢野・朝木両「市議」も出した?「訴追請求状」〉および同11月6日付〈やはり不法行為に相当するとしか思えない「訴追請求」〉参照。