またまた「説明は不要だ」で逃亡する矢野穂積「市議」


最高裁内「スパイ」疑惑捏造問題は大変悪質なので、これを機に〈「疑惑」打ち上げっぱなし体質〉というカテゴリーを新設しました。この問題以外でも、矢野・朝木両「市議」は「疑惑」を騒ぐだけ騒いで後は放置するということが珍しくありませんので、関連する過去記事も目に付いたときに加えておきます。


さて「東村山市民新聞」ですが、7月28日午後3時過ぎ(15:03:24)にトップページが修正され、山下幸夫弁護士に関する記述に加筆がありました(「最終更新日」の修正はなし)。太字が加筆箇所です。

▼ 殺人犯の「逃げ得」を容認し、殺人事件の被害者遺族らが、犯人を検挙して処罰してほしい、という願いを踏みにじる山下幸夫弁護士らの言動に監視を!公訴時効廃止と冤罪防止とは別次元の問題。説明は不要だ。これを無媒介に直結し、未だに反対にならない反対を無意味に叫んでいる。殺人の真犯人以外に誰が支持しているというのか?
 この反国民的「反対」意見書案を決めたのは、日弁連の「刑事法制委員会」のメンバーで、これを会長、副会長らだけで承認した。マスメディアに登場し、コメントを公表したのは、山下幸夫弁護士であることから、メンバーの中心人物のひとりであると推認される。なお、この人物、出身校、所属事務所等を含め公表しない考えの持ち主のようである。出身校、所属事務所が判明すると、何か都合がわるいのか?


私が昨日付の記事をアップしたのは確か7月28日午後2時前後でしたから、それを見て脊髄反射したものですかね。例によって、説明ができなくなると「説明は不要だ」で済ませるわけですか。「ドナルドダック」着ぐるみ問題について、


『ドナルドダック』や『ドナルドダックの着ぐるみ』が商標権の対象であることは、中学生にでもわかる、いちいち説明のいらないお話です


と書いて逃げちゃったときとまったく同じですね(6月18日付〈エア勝利のための魔法の呪文「自爆!」「沈没!」「墓穴!」「(総)破綻!」〉参照)。挙句に、時効廃止反対論者は全員「殺人の真犯人」と決めつける短絡ぶり。


ところで、公明党が公訴時効見直しに賛成していることについて、そろそろ見解をお聞かせ願いたいものです(追記公明党衆院選マニフェスト〔PDFファイル〕を見ると、「公訴時効制度の見直し」として、「凶悪重大事件等の公訴時効制度の在り方については、被害者遺族等の声を十分踏まえつつ、その時効を廃止、延長、あるいは停止するなどの検討を行います」と書いてありました〔40ページ〕)。


“実は公明党は公訴時効見直しに反対である”、あるいは“公明党は賛成しているけれども創価学会は反対している”と言うのなら、ソースを明らかにした上で教えていただければ、関連記事に追記しておきます。創価学会も公訴時効見直しに賛成している(あるいは少なくとも反対はしていない)というのであれば、「山下幸夫弁護士(時効廃止に反対)は創価代理人」などと騒ぐ理由を教えていただかなければなりません。


なお、矢野・朝木両「市議」が上記引用箇所の少し下で触れている、冤罪防止のための「動画を含めた取調べの可視化」については、日本弁護士連合会(日弁連)が最近『「警察における取調べの録音・録画の試行の検証について」に対する意見書』を採択しています。「取調べの可視化(取調べの全過程の録画)は直ちに実現されるべきである」というのが、日弁連の主張だそうです。矢野・朝木両「市議」はどうせ興味などないのでしょうが、いちおうお知らせしておきます。


もうひとつの加筆箇所(「なお、この人物、出身校、所属事務所等を含め公表しない考えの持ち主のようである。出身校、所属事務所が判明すると、何か都合がわるいのか?」)については、馬鹿馬鹿しいとしか言いようがありません。どうして、必要もないのに出身校や所属事務所を公表しなければいけないのでしょうか(追記:ちなみに、山下弁護士の所属事務所や出身大学は探せばそれなりに出てくるようなので、「何か都合がわるいのか?」というのは矢野サンの下衆の勘ぐりに過ぎなかったようです)。


矢野穂積「市議」は、かつて議会事務局が矢野「市議」に連絡するために戸籍謄本を閲覧したことについて市議会で大騒ぎしたことがありますが(2008年9月27日付〈自分の個人情報にだけは敏感な矢野「市議」〉参照)、何かよほど都合の悪いことでもあったんですかね。


また、矢野「市議」は自分がノンセクト系の活動家であったことを公表していますが、ついでに、りゅうオピニオン〈「ノンセクト」活動家として公表されている矢野穂積市議の「過去」(昭和44年3月17日付毎日新聞に記載)。・・・〉で触れられている検挙歴についても、事実であれば、公人として誇らしく公表なさればいいんじゃないですか。りゅうさんが紹介している鸞鳳(らんほう)の記事については、その存在は承知しながらもあえて持ち出す必要はないと思って言及してきませんでしたが、矢野・朝木両「市議」が根拠も示さずに他人の個人情報の公表を迫るようであれば、話は別です。


そういえば、「ストップ!ザ『政教一致』実行委員会」の代表者、事務局担当者、会計担当者、加盟団体等についても、いまだに明らかにされませんね(7月23日付〈あまりにも不透明な「東村山市民新聞」のカンパ呼びかけ〉参照)。何か都合が悪いんですか?



◆胸が悪くなるおまけ
矢野ほづみ議員のページ〉は中身がないので十分チェックしていませんでしたが、今回久しぶりに見てみたところ、〈タブーなんか許さない斗い〉というページが目につきましたので、矢野穂積「市議」の人間性を示すものとしてご紹介しておきます(追記:以下のページは平成17〔2005〕年の話です。木村芳彦市議は、2年後の平成19〔2007〕年5月に亡くなりました)。


創価信者の公明東村山市議らの動向
 7月に羽場稔市議が当選からわずか2年で、がんで死亡。
 木村芳彦市議が脳出血で入院、市議会9月定例会は全休でした。公明市議らは「症状は軽い軽い」と連発しています。


コメントの必要はないでしょう。2008年3月28日付〈「人の死をも自己宣伝に利用する矢野・朝木の特異性」〉、2009年6月30日付〈「真相究明」には一歩も近づかず、人の死を利用しながら「恨」の念を増幅させる中村克〉も参照。