“中身のあることが言えないので、同じことを3回言いました”(東村山市民新聞)


矢野穂積朝木直子両「市議」が、「ストップ!ザ『政教一致』実行委員会」の実態を明らかにしないまま、朝木直子「市議」の個人口座へのカンパを呼びかけていることについては、私も何度か疑問を呈してきました(7月23日付〈あまりにも不透明な「東村山市民新聞」のカンパ呼びかけ〉および7月31日付〈詳細も明かさず朝木直子名義でカンパを募り続ける「ストップ!ザ『政教一致』実行委員会」〉参照)。


法的な細かい話はよくわからないので政治資金規正法の問題には触れてきませんでしたが、やはり問題がありそうです。凪さんが仕掛けた見事なトラップが話題になっています。


★凪論〈朝木直子東村山市議会議員の政治資金規正法に対する稚拙な理解
★C.I.L〈政治資金規正法を無視して金をかき集めようとしている矢野穂積&朝木直子
日護会(笑)〈矢野穂積・朝木直子 政治資金規正法違反か(笑)


要は、「会社からの金を『アサキ ナオコ』という東村山市議会議員の個人口座に、しかも資金管理団体でもない団体にカンパするなどという行為」は政治資金規正法第21条第1項に違反しており、実際に会社名義でカンパをすれば罰則(1年以下の禁錮又は50万円以下の罰金、第26条第1号)を科される可能性もあるということです。


もちろん、「何人も、会社、労働組合、職員団体その他の団体(政治団体を除く。)に対して、政治活動に関する寄附(政党及び政治資金団体に対するものを除く。)をすることを勧誘し、又は要求してはならない」(第26条第3項)という規定もあります。ちなみに、偽名・匿名による寄附(第22条の6第1項)の場合、罰則は3年以下の禁錮又は50万円以下の罰金です(第26条の2第4号)。


政治資金規正法やら総務省なるほど!政治資金 政治資金の規正〉やらをざっと見てみると、他にもいろいろ疑問に思うことが出てくるのですが、今日は触れません。


いずれにせよ、矢野穂積朝木直子「市議」は、このように違法の可能性も指摘されている不透明な金の流れについて、きっちり説明責任を果たす必要があるでしょう。




一方の「東村山市民新聞」ですが、8月3日付の更新(8月2日午後9時半過ぎ〔21:36:14〕)は、いつにも増して中身のないものでした(トップページ)。


〈◎確実に包囲網が狭まって、創価系の悲鳴と八つ当たりの絶叫が聞こえます。事態は確実に「政教一致党」追放へ!〉(「ストップ!ザ『政教一致』実行委員会」の告知箇所)
〈◎確実に包囲網が狭まって、創価系の悲鳴と八つ当たりの絶叫が聞こえます。〉山下幸夫弁護士を個人攻撃している箇所)
〈◎確実に包囲網が狭まって、創価系の悲鳴と八つ当たりの絶叫が聞こえます。〉最高裁に対して違憲・違法の行為を要求している箇所)



大事なことは3回繰り返した方がいい場合もありますが、この場合は、単に中身のあることが言えないために「壊れた蓄音機」と化しているだけみたいです。「確実に包囲網が狭まって」いることを感じとってでもいるのでしょうか


なお、〈矢野ほづみ議員のページ〉(ページタイトルは〈矢野ほづみ議員の「WEB洋らん園」〉)を見ていたら、こんなキャッチコピーが載っているのを見つけたので、メモしておきます。いつ掲載されたものかは知りませんが(ページの最新更新日は2009/03/13 19:01:07)、スクロールの速度が遅すぎるので気付きませんでしたよ。


〈他の議員が触れようとしないタブーに斬り込み、日本の恥部・政教一体の違憲「選挙カルト」と斗い、被害者を支援しています。〉


被害者を支援しています」って、具体的に何をしているんでしょうね。「集団ストーカー」被害者を利用しているのは知ってますけど。