引き続き、矢野穂積・朝木直子両「市議」がダンマリを決め込む三鷹「慰安婦」展騒動について


東村山市民新聞」の8月6日付更新(2009/08/05 21:15:02)では、昨日付の記事で触れた事件について、やや小さな文字で、


〈偶発的な単なる「暴力」ではない。この殺傷事件で、かれらは、もうおしまいだね!〉


という加筆がありました(追記:あと、「都合が悪いと見える」が「実に都合が〜」に変わっていますね)。



私の記事は当然読んでいるでしょうから、そこで取り上げた「暴漢が朝木直子議員宅を襲う事件」はやっぱり「偶発的な単なる『暴力』」で、「朝木直子議員殺人未遂事件」などというものではなかったということのようです。宇留嶋さんが用いた「自作自演」という表現が妥当であったかどうかは、裁判の結果を待つとしましょう。


それにしても、勝手に死者まで出すわ(Tomatotic-jellyさんのつっこみ参照)、不明な点がまだまだ多いのに「かれらは、もうおしまいだね!」などと先走って騒ぐわ、事件のことを利用する気満々ですね。私は現段階では事故とも計画的犯行とも自作自演とも断定しませんが、りゅうさんが次のようにコメントしているのはわかる気がします。

瀬戸氏、黒田氏は、少なくとも暴行事件に怒っているふりはしています。
ところが、矢野市議らは、露骨ですね。
事件が起こって狂喜しています。
これが市議会議員の態度なんでしょうか?
人格が疑われますよ。


公明党市議が亡くなったり入院したりしたら〈タブーなんか許さない斗い〉というページで嬉しそうに取り上げ(SS画像)、入院した市議が2年後に亡くなったらこんな記事ページを公にする人達ですから、いちいち驚きはしませんけれども。ところで、「かれら」って誰を指して言っているんでしょうね?


さて、三鷹で開催された「慰安婦」展をめぐる騒動の話の続きです。早くも「ストップ!ザ『政教一致』実行委員会」から逃亡準備を進めているのではないかと話題の瀬戸サンが、日刊ベリタ在特会ら「親子で平和を考える催し」に押しかけ妨害〉について、〈日刊ベリタの与太記事:<殴られたか何か…>って一体何ですか?〉という記事をアップしています。

 この記事の中の<右翼に殴られるか何かで顔に負傷し…>とある部分です。一体この記事は何でしょう。
 <右翼に殴られた>じゃないよね。もし、そんなデタラメを書いたら事実無根で名誉毀損で告訴されますよ、大野さん。では訊きますが、<右翼に殴られるか何かで…>の何かって、一体何ですか?
 あなたの記事ではどうして顔に負傷したか、さっぱり分かりませんよね。毎日新聞の記事には<右翼に殴られるか>などという記述は一切ありません。
 これは負傷したという本人も良く分かっていないのでしょう。だから何かで負傷したなどと書いているのでしょう。つまり、本人が殴られたと思ったら、はっきりと殴られたと言うでしょう。大野和興記者はこの<右翼に殴られるか…>などと言葉をワザワザここで付け加えて、悪印象を与えようとしています。
 私はこの女性がケガをしたことに関して、後で映像で確認をしましたが、先ず誰かに<殴られた>とか<こづかれた>というシーンは最初から最後までありませんでした。
 この女性の周りは多数の警察官、ガードマン、役所の職員らが取り囲んで守っています。その中でこの女性が眼鏡を外して手に持っているシーンがありましたので、自分で外して持っていたのでしょう。
 どのような軽いケガ(毎日新聞社の報道)なのか分かりませんが、少なくとも殴られてメガネが落ちたといった状況はありませんでした。そのことだけは確認が取れています。


右翼に殴られるか何かで」という表現が不十分であることは私も同感ですが、


「これは負傷したという本人も良く分かっていないのでしょう」
(眼鏡は)自分で外して持っていたのでしょう」


などと憶測を重ね、わざわざ「軽いケガ(毎日新聞社の報道)」などと強調する必要はないんじゃないかと思いますけれども。


他方、トラックバックをいただいたGazing at the Celestial Blue〈三鷹市『夏休み・親子で平和を考えるー「慰安婦」展』メモ〉経由で知りましたが、被害女性の証言も出てきました。被害女性の友人であるという、増田都子氏のブログより。

 実は、三鷹の「慰安婦展」2日目もまた私の二人目の友人がケガをさせられました。在特会の連中が「○○を知ってるか?」などと異常に近づいてきたので、「答える義務はありません」といったら、いきなり殴られて、メガネが飛び(割れなくて不幸中の幸い)、あわててメガネを拾って中に入ろうとしたら、
 彼女の顔を見た人が悲鳴を上げ・・・眉間のところから血がダラダラ・・・  急いで救急車を呼んで、病院で診断書を取り、被害届けを出しました。でも、警察は「触れただけじゃないの?」などと、とんでもない態度だったそうです。被害者なのに、まるで「自分が悪いんだろう?」というような被害届けの事情聴取に2時間もかかって疲れ切ったとか・・・


いずれにせよ、双方とも被害届を提出済み/出す予定のようですから、後はその結果がどうなるかですね。果たして事件になるのかどうかは、わかりませんが。


Gazing at the Celestial Blue〈三鷹市『夏休み・親子で平和を考えるー「慰安婦」展』メモ〉によれば、在特会関係者は他にもいろいろやらかしてきたようなので、ついでにメモしておきます。


*2008年10月に東京で第9回「日本軍『慰安婦』問題アジア連帯会議」が開催された際、在特会参院議員会館前でアピール行動を行ない、連帯会議関係者に向かって「恥ずべき反日日本人・極左集団・詐欺師集団・人間のくず・ただの売春婦・キチガイ・変態・日本から出て行け」などの罵詈雑言を浴びせた。国会見学に来た小学生にまで、次のように呼びかけている(こちらの動画、44秒あたりから)。


「ねえ小学生の君たち、いま君たちの目の前に見えてる、あの右側にいるのが、恥ずべき反日日本人、あなたたちが住んでるこの国を罵り続ける、とんでもない極左連中です」


*2008年1月には、在特会とのコラボレーションにて、「河野談話の白紙撤回を求める市民の会」が「女たちの戦争と平和資料館」に乱入し、警察を呼ばれるまで退出しようとしなかった。早稲田大学文学部前で行なわれた街宣でも、「韓国人の売春婦が日本で今日も元気に股を開いている」「韓国の女性にはモラルのかけらもない」などと騒いでいたらしい。


これを契機に、アムネスティや自由人権協会の会員を名乗る矢野穂積朝木直子両「市議」が、こんな人達と「立場の違いを超えて」一心同体の関係にあることについて、左方面の人達にももっと知っていただければ幸いです。


話はまったく変わりますが、「ミハルちっく」は閉鎖ですか。「不適切なエントリ」が何を指すのかいまいちよくわかりませんし、ブログ閉鎖が「責任」をとることになるとは思いませんが、表に出せない事情もあるのかもしれませんので、深くは詮索しません。しかし、これまで読んでくれた人、リンクしてくれた人のことを考えれば、特段の事情がない限り、永久凍結ぐらいに留めておいた方がよいという気はします。


ちなみに荒井さんAMUSの命名者は私ですよ。どうでもいい話ですが。こんなに定着するとは思いませんでしたな。