カンパ募集で問題があったことを事実上認めつつ説明責任を果たさない朝木直子「市議」


何のチラシを配布するのかはっきり書かなくなった瀬戸弘幸サンが、りゅうオピニオンで「被疑者」呼ばわりされたと言ってお怒りです(〈創価信者ブログの虚偽記載に警告:事実無根の誹謗中傷記事の削除を求める。〉、太字およびリンクは原文ママ)。

 被疑者(ひぎしゃ)とは、捜査機関によって犯罪を犯したとの嫌疑を受けて捜査の対象となっているが、まだ公訴を提起されていない者のことをいう、司法手続及び法令用語である。
 さてさて、私がいかなる犯罪を犯したというのか、これを明確にしていただきたい。
〔中略〕
 ・・・まぁー勘違いは大目に見るとしても「被疑者」扱いは、これは訂正しなければ名誉毀損となりますので警告しておきます。


公明党の都議を「詐欺師・犯罪者」呼ばわりして仮処分を食らい、創価学会を殺人・犯罪者集団呼ばわりしてまたまた仮処分を食らった槇泰智(まき・やすとも)サンの立場はどうなるのかという気もしますが、まあいいや。私は現段階で瀬戸サンのことを「被疑者」とは書きませんが(この記事の執筆中にりゅうオピニオンの記事もやや修正された)、この件に限らず、「自分がやっていることを他人がやると、言葉を極めて非難し」、「他者を非難したあとで、その通りのことを自分はやってのける」体質は何とかなさった方がよろしいでしょうね。無理でしょうけど。


そういえば、後者の仮処分(東村山・東大和両市内における街宣禁止の仮処分命令)については、「当方の申し立てにより、カルト本体が正式に法廷へ引きずり出されることになりました〜」とクロダイくんが7月23日付のエントリーで書いて以降、まったく報告がありませんね。


さて「東村山市民新聞」の8月7日付更新ですが、「ストップ!ザ『政教一致』実行委員会」のためのカンパを受け付ける口座が変更されています。


変更前
三菱東京UFJ銀行 新橋駅前支店(「アサキ ナオコ」名義の普通口座)
*ゆうちょ銀行(「アサキ ナオコ」名義の口座)
  ↓
変更後
三菱東京UFJ銀行 久米川支店(「東村山市民新聞 アサキ ナオコ」名義の普通口座)


どう見ても、凪論〈朝木直子東村山市議会議員の甘すぎる脇〉を見て急いで対応したものですね。カンパの振込先として個人名義の口座を指定していたことには問題があったと認めたようなものです。「東村山市民新聞」を頭につければ問題がなくなるのかどうかは、知りません。


また、口座を変更しても、7月23日付〈あまりにも不透明な「東村山市民新聞」のカンパ呼びかけ〉および7月31日付〈詳細も明かさず朝木直子名義でカンパを募り続ける「ストップ!ザ『政教一致』実行委員会」〉で指摘したような不透明さは依然として残ります。



(7月23日付更新時のSS画像)


組織の規約、役員構成(代表者・事務局長・会計・監査等)、資金の使途予定等も公表できずにカンパを募り続けるようであれば、下手をすれば募金詐欺を疑われてもしかたがないのではないでしょうか。朝木明代市議「殺害」事件の「犯人逮捕」に向けて「1千万円の懸賞金を用意するため」に設けられた基金の件とあわせて、きちんと説明責任を果たすべきでありましょう。政務調査費を1円も受け取っていないなどと胸を張ってみても、こんな不透明な金の集め方を続けているのでは、何の説得力もありません。


もう1点の更新、すなわち「御用ライター」裁判における和解条項の字句の修正(トップページ)は、単に誤植を直しただけではないかと思われます。「御用ライター」裁判については、当ブログと「断片的な日々」(橋本玉泉さん)の関連記事の整理がほぼ終わりましたので、近日中に一覧を掲載します。


ところで、未提出であることがほぼ確定の「最高裁判所への申入書*1はもちろん、「裁判所法82条に基づく処置申出書」も実際には提出していない疑いがある件*2、そして山下幸夫弁護士に対する「公開質問」の送付ないし告知を行なっていない疑いがある件についても、矢野・朝木両「市議」はあいかわらずダンマリを決め込んでいますので、これはもう未提出・未送付の事実を自認したものと看做して差し支えありませんね。


山下幸夫弁護士への個人攻撃関連の記事は、8月2日付の記事の末尾に掲載したリストを参照。また、「公明新聞」の記事(8月7日付)には次のように書いてあったことも、付記しておきます。

また、犯罪被害者の権利保障に関して国際社会で議論が進んでいる、犯罪者の“逃げ得”を認めるに等しい「公訴時効」の見直しも掲げた。すでに公明党法務省とも意見交換を進めており、7月には法務省の勉強会が、殺人など重罪について公訴時効を廃止するとの報告書を公表した。これは国際標準の考え方として高く評価できる。