「ストップ!ザ『政教一致』」活動をめぐる「東村山市民新聞」の大本営発表


昨日付の記事で取り上げた一連の問題(募金詐欺を疑われる可能性さえある不明朗なカンパ募集問題、「最高裁判所への申入書」や「裁判所法82条に基づく処置申出書」の未提出題、山下弁護士に対する「公開質問」の未送付問題)は「実に都合が悪い」のか、「東村山市民新聞」の8月8日付更新(8月7日午後8時過ぎ〔20:14:10〕)では、トップページの「ストップ!ザ『政教一致』実行委員会」告知箇所に、こんな空虚な加筆(太字の部分)が行なわれただけでした。

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党首を「重複立候補」させることがいかに破廉恥なことかは、どうもわかったようだ。妨害をはねのけて東京12区での取り組みは順調にすすんでいる。包囲網が狭まって、創価系の悲鳴と虚しい八つ当たりの絶叫が響く。かれらが暴走すればするほど有権者は正しい選択をする。政教一致党」追放実現にあと一歩だ!

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まさに大本営発表と呼ぶにふさわしい内容ですね。ともあれ、ここでいう「妨害」とは瀬戸弘幸サンが連日「創価学会員の妨害活動」として取り上げているものを指しているのは間違いありませんから、瀬戸サンがいくら曖昧な書き方をしても、そのチラシ配布が「ストップ!ザ『政教一致』実行委員会」の活動の一環であることはわかります*1


それにしても、「政教一致党』追放実現にあと一歩だ!」という文字のすぐ下に(幸福実現党に対してではなく)〈幸福の科学」の皆さんへ〉という呼びかけが掲載されていることについて、早く納得のいく説明をお聞きしたいものです(6月15日付〈「政教一体」「カルト」批判をしてきたはずなのに「幸福の科学=幸福実現党」は擁護する人々〉参照)。


そういえば、「ストップ!ザ『政教一致』実行委員会」の活動への参加希望メールを「東村山市民新聞」に送ったのに、「活動に関する具体的な連絡はいただけなかった」と言っている人がいましたよ。ちゃんと返信するのはカンパ希望のメールだけですか?


ところで、瀬戸サンが〈創価信者ブログの虚偽記載に警告:事実無根の誹謗中傷記事の削除を求める。〉でお怒りだった件については、りゅうさんが、「被疑者」という表現には「行き過ぎた部分」があったと認めて記事を修正し、瀬戸サンも、


私を『被疑者』扱いした創価人ブログは間違いに気がついて訂正しました。今後は気をつけるようにして頂きたいと思います


として矛を収めたことで決着したようです。矢野・朝木両「市議」も、宇留嶋さんのことを「創価御用ライター」などと書いたのは「必ずしも、適切ではなかった」(和解条項)とさっさと認めていれば、裁判にまでは至らなかったかもしれないのに。


ちなみに瀬戸サンは、宇留嶋さんの原稿が創価学会から「完全版下」で月刊タイムス社に入稿されているなどという大誤報をいまだに訂正していません。宇留嶋さんから直接の要求が(まだ)出されていないから放置しているのかもしれませんが、裁判所に提出した陳述書の内容を修正するなどしているのですから、自発的に訂正するのが当然でしょう。「今後は気をつけるようにして頂きたいと思います」などと、他人に言っている場合ではありません。

*1:【追記】その後、〈ストップ!ザ「政教一致」実行委員会緊急声明〉がアップされ、まきやすともブログにも「ストップ!ザ『政教一致』ニュース」創刊号の画像がアップされましたので、チラシ配布の位置づけは明確になりました。それにしても、8月2日に起きたという傷害事件、「現在週明けの告訴を待って動き出すでしょう」(瀬戸サン)ということは、まだ刑事告訴してなかったんですか・・・。そういえば、被害届を出したという報告さえ行なわれていなかったような気がします。それにしても瀬戸サン、「この犯人を被害者本人以外は目撃しておらず、中々逮捕は難しいかも知れません」と書いたかと思えば、今日は「目撃者も多数おり必ずや創価学会の恐るべき犯罪が暴かれると確信しています」と平気で正反対のことを書いており、謎は深まるばかりです。