【第1次落書き名誉毀損裁判】クロダイくんに50万円の賠償命令/そして瀬戸サンは朝木明代転落死事件から完全逃亡(追記)


第1次落書き名誉毀損裁判第一審の結果について、柳原さんから速報が来ました。


柳原滋雄コラム日記〈「低劣右翼」の行政書士・黒田某に50万円の賠償命令 さいたま地裁


9月8日付の記事で「請求額370万円」と書きましたが、200万円でしたね(金額については何か経緯があったような気がしますが、忘れました)。200万円の請求に対して認容額が50万円というのは、裁判所もクロダイくんの行為の悪質性を結構重く見たと言えるのではないでしょうか。


なお、クロダイくん本人や瀬戸弘幸サンは判決言渡しには立ち会わなかったそうです。


取り急ぎ、お知らせまで。


【追記1】
凪論〈浦安市の行政書士黒田大輔氏が敗訴〉および〈第1次クロダイ落書き裁判詳報〉も参照。謝罪広告の請求は退けられましたが、損害賠償については仮執行宣言付だそうです。「被告の目的は原告及び宗教団体を誹謗中傷するものと推認され、公益目的は認められない」とまで言われてしまいました。そりゃそうですよね


【追記2】
モンジローZさんの傍聴報告に加え、WAWにも詳報〈【詳報】「落書き」は誹謗中傷目的と認定〉が掲載されました。凪論やWAWの記事は、明らかに判決書を踏まえたものですね。


判決書が送達されるまで、クロダイくんや瀬戸サンは今回の判決には触れないかもな、と思っていましたが(そういう言い訳ができるように欠席したのでしょうから)、それにしても瀬戸サンの逃げっぷりは醜すぎます*1


瀬戸弘幸ブログ〈創価学会との裁判闘争(1):反創価運動の高まりに危機感をつのらす。〉(魚拓


何か慌てていらっしゃるのか、記事の構成が変ですが(日刊中央通信のロゴの下の記述は、本来は冒頭に来るものと思われる)、それはさておき、瀬戸サンは「公明新聞」の記事を引用して次のように書いています(太字は原文ママ)。


 この街宣禁止の仮処分が認められたことで、創価学会側はこの槇やすともさんが発言したとされる創価学会は犯罪者集団」という言葉が、誹謗中傷に当たるということで民事による損害賠償裁判を提起しました。
 では、創価学会は「犯罪者集団」ではないのか?
 この点が最大の争いになると思います。創価学会に関係する犯罪行為はこれまでもたくさん見られました。しかし、それが組織的に行なわれたものなのか?或いは個人で行なわれたものなのか?


いやいや、訴状を見ていないので正確なところはわかりませんが、最大の問題は、「創価学会は犯罪者集団」という主張の前提として、槇泰智(まき・やすとも)が、一連の判決を無視し、“朝木明代市議転落死事件は「明らかに創価学会による犯罪」だ”などと決めつけたところにあるんじゃないですか(具体的な街宣内容は、エアフォース〈東村山市議会議長誹謗中傷事件〉、りゅうさんによる文字おこしなどを参照)。槇自身、ブログで次のように説明しています。


「6月14日に東村山駅前、及び市内広範囲、そして隣接する東大和市内において、東村山市議殺害の時効まであと一年、ということで真相究明を求める街頭演説を行ったことが、創価学会の名誉を損なった。2640万円に及ぶ被害を受けたと、主張するものです」


瀬戸サンが掲載している街宣の告知(呼びかけ:主権回復を目指す会せと弘幸Blog『日本よ何処へ』)にも、次のように書いてあるじゃありませんか(改行を一部修正)。

 槇泰智(政経調査会代表、主権回復を目指す会幹事)と黒田大輔日本を護る市民の会)の両氏が創価学会本体から名誉毀損(2,800万円)で訴えられた。
 これは衆院選挙に先立ち、東村山市創価学会施設近辺において、殺人の時効一年を迎える朝木明代・東村山市議「謀殺」事件の解明を訴えた街宣活動に対しての訴えである。創価学会が2,800万円もの巨額の損害賠償を起こすことで、反創価の言論を弾圧・抹殺する許し難い横暴である。
 巨大宗教団体による訴訟の乱発を厳しく糾弾して行くのは勿論、我々一市民が創価学会本体を相手に「東村山の闇」と 謀殺が「自殺」に変わった真相に光りを当てる絶好の機会と捉えるものである。


それなのに、瀬戸サンは本文では朝木明代市議転落死事件については一言も触れず、
「この雨具傷害疑惑事件の)犯人が逮捕され、この人物が創価学会の信者であることが明確になれば、この裁判はこちら側の完全勝利となるでしょう。
 よって我々はこの凶悪なる犯罪者が逮捕され、その正体が明らかとなることこそが、この裁判の行方を左右するものと確信しています」

として西新井署への働きかけを必死に訴えるばかり。記事のカテゴリーも、とうとう〈東村山・朝木明代さん謀殺事件〉から〈創価ブログ批判〉に変わってしまいました。いちおう
「※このエントリーは『創価ブログ』のカテゴリーに入れました。
 創価学会に与するブロガーへの反論を行ないながら、創価学会の犯罪問題を取り上げて追及することに致します」

と説明してありますが、要は、「内部告発」がガセネタであったことの告白であり、朝木明代市議転落死事件からの逃亡宣言ですね。逃げるなら、もっとちゃんと後片付けをしていった方がいいですよ。


瀬戸サンは、こんなことも書いています(太字は引用者=3羽の雀)。

 今回の裁判の経緯から振り返ってみたいと思います。先ずこの裁判のきっかけとなったのは、黒田大輔さんと槇やすともさんの東村山市における街頭宣伝活動でした。
 この街宣は我々の支援者からの要請に二人が応えて街宣を行なったものです(尚、この支援者とは東村山市の草の根の皆様とは違います)。


矢野穂積「市議」からも、「朝木直子さんの言葉を信じる」と公開告白を行なった相手である朝木直子両「市議」からも、あまりにも使えないために見捨てられてしまったというわけでしょうか。もっとも、2008年10月21日付の記事で指摘したように矢野・朝木両「市議」が無関係だという言い訳は通りませんし、いまさら「草の根」が瀬戸サン達を切り捨てても、この1年余の黒歴史が消えることはありませんよ。


◆今後の新風連関連裁判日程
*槇やすとも&クロダイ東村山等街宣名誉毀損裁判(原告・創価学会):9月11日(金)午後1時15分〜、東京地裁霞が関)526号法廷〔ソース
クロダイ第2次落書き名誉毀損裁判(原告・千葉さん):9月28日(月)午前11時〜、東京地裁立川支部ソース ※9月14日から変更
クロダイ第2次御用ライター裁判(原告・宇留嶋さん):10月19日(月)午後2時〜、さいたま地裁川越支部ソース
西村修平婚外子差別発言裁判:11月4日(水)午後3時〜、東京地裁霞が関)626号法廷 ※原告への尋問あり 〔ソース
西村修平街宣名誉毀損裁判(原告・千葉さん):11月11日(水)午後1時30分〜、東京地裁立川支部 〔ソース
*槇やすとも・機関誌名誉毀損裁判(原告・千葉さん)(日程不明)
*槇やすとも・写真著作権侵害裁判次回期日未定

*1:これを受けて、記事のタイトルに「そして瀬戸サンは・・・」以下を追加した。