オッズが成立しないほどの勢いで敗訴に向けてひた走る槇泰智(まき・やすとも)【追記】


東村山等街宣名誉毀損裁判の第1回口頭弁論は、「被告側の資料不十分のため中断」ですか。街宣をいくらやっても、きちんとした答弁書と証拠を出さなければ、裁判では勝てませんよ。


槇泰智(まき・やすとも)はといえば、今朝ほどアップされた〈犯罪者集団であると認定する。〉というエントリー(魚拓)で、またまた呆れ果てたことを書いています。

創価学会は犯罪者集団である」という、
 証拠を集めています。

皆さんが知っている事例で具体的に創価学会はこんな犯罪を行っているという、情報をお寄せください。
 宗教法人法違反であるとか、強奪、拉致監禁、脅迫、住居侵入、
住民票の差し替え等々。
 宗教施設のなかで選挙活動を行っていたと、いう具体的証言など歓迎です。
「○○だと言われているよ」ではなく、具体的な事象について新聞報道でもいいです。



つまり、ろくな根拠もなしに創価学会を「犯罪者集団」呼ばわりしていたことを認めたわけですね。瀬戸サンと同様、朝木明代市議転落死事件が「謀殺」であることの立証も諦めたんでしょうか。弁護士をつけてないなら、一刻も早く誰かに依頼して、その指示に従った方がいいですよ。


P2Cさんがだいぶ前に解説してくれたように名誉毀損の違法性阻却自由の一つである相当性の有無は、名誉毀損行為をした時点において、立証の対象となった事実(「創価学会は犯罪者集団である」)が真実であると信じる相当の理由が存在したか否かによって判断されます。


この期に及んで上記のような呼びかけを行なうというのは、相当性の立証を諦めたと告白しているに等しい。となれば、「創価学会は犯罪者集団である」ことの真実性を立証しなければならなくなるわけですが、こんな呼びかけで集まるネタの信憑性はたかが知れており、真実性の立証はきわめて困難でしょう。


前にも書いたように、矢野・朝木両「市議」は、「東村山市民新聞」事件(請求額2000万円/認容額200万円)と『週刊現代』事件(請求額1億円/認容額400万円〔朝木父娘分は200万円〕)で計400万円を創価学会に“寄進”しています。これらを含む一連の裁判結果を確信犯的に無視しているわけですから、槇&クロダイくんの寄進額がそれを上回ることになる可能性も、かなり高いのではないでしょうか。


【追記】
槇&クロダイくんの応援団がまた相手方弁護士や傍聴人に嫌がらせをしたようですが、処置なしですな(追記柳原滋雄さんの報告も参照)。11月4日(水)には西村修平婚外子差別発言裁判原告尋問があるそうで、何が起こるか心配です。


今日(11日)の裁判については、瀬戸弘幸ブログ〈活動報告 東京地裁前:創価学会による司法を利した言論弾圧を許すな!〉や槇やすともブログ〈裁判官も最初から×××だね〉でも報告が上がりました。槇ブログでは、被告側の主張の一部が紹介されています。



えーっと、要は賠償額を値切るのが最優先目標ということですか? これが「第6」ですから、これの前につらつらと主張を並べてはいるのでしょうが、何も第1回口頭弁論の報告で、この点だけ切り取って紹介することもないでしょうに。ちなみに、“期日決定のときに裁判官から都合をきかれなかった! 不公正だ!”(要約)とも騒いでいますが、仲間の裁判のたびに裁判所に押しかけて街宣をやっている連中ですから、都合をきくまでもないと思われたとしても不思議ではないような気がします。


瀬戸ブログの方では、「創価学会は犯罪者集団である」ことの相当性を何とか立証しようと必死にあれこれ書いていますが、ますます敗訴が鉄板になってきたとしか思えません(太字は引用者=3羽の雀)。

 創価学会は数々の文化会館や学校、新聞、書籍の発行でテレビ・メディアにおいてもその存在を目にすることがあります。
 ごくごく一般的なイメージとして良い印象を受けるでしょうか
 選挙における公明党への強引なまでの投票の呼びかけや脱会者に対する集団ストーカー行為、信者の財産未返還など、メディアで報道されずとも一方ではあまり良いイメージでは捉えられていないことも事実ではないでしょうか。
 芸能界でもうっかりなのか創価タブーに触れた人が完全に干されるなど、一般的な評価としても黒くダーティな部分があるであろうことは否めません。
〔中略〕
 つきまとい、進路妨害など数々の集団的な違法行為に及んだ者ら一人ひとりの素性を特定することは極めて困難ですが、創価学会が何やら怪しげな反社会的体質を持っているのではないかと考えるに至る相当性はあろうかと思います。
 故朝木市議は生前、議員活動として創価学会問題に取り組んでおられました。
 同市議の死には学会の影が見え隠れしていたことが多方面で指摘されています。従って、この問題を追及する街頭演説活動において槇氏と黒田氏が用いたとされる表現は端的ながらも、そうした相当性に裏打ちされたものであると言えます。
 インターネット上でも創価学会による組織的な関与による悪行が、その真偽はともかく、膨大な量の情報として飛び交っており、「犯罪者集団である」と考えるに至ったとしても、相当性とも言うべき「世論」は厳然たる事実として存在しているのではないでしょうか。


ダメでしょ、これじゃ。全体的に「ないでしょうか」「否めません」などとかなり気弱ですし、
「相当性とも言うべき『世論』は厳然たる事実として存在している」
という一文は完全に意味不明です。まして、何度でも書きますが、槇にしてもクロダイくんにしても、朝木明代市議転落死事件に関わる一連の裁判結果確信犯的に無視してきたわけですから。こんな主張を堂々と公にしていたら、
“「行動する保守」運動の関係者については、この程度の「相当性」があれば何を言ってもいいんだな”
と思われるだけですよ。


末尾ながら、脳梗塞の再発で入院された瀬戸サンのご快癒をお祈りします。とってつけたようですが、他人を罵るのに「思考回路が脳梗塞状態」等の表現を連発し、公明党の市議が病気になったら
「当選からわずか2年で、がんで死亡」
「公明市議らは『症状は軽い軽い』と連発しています」

とはしゃぐような「市議」(7月28日付の記事の末尾を参照)とは同列になりたくないものですから。


◆今後の新風連関連裁判日程
クロダイ第2次落書き名誉毀損裁判(原告・千葉さん):9月28日(月)午前11時〜、東京地裁立川支部ソース ※9月14日から変更
クロダイ第2次御用ライター裁判(原告・宇留嶋さん):10月19日(月)午後2時〜、さいたま地裁川越支部ソース
西村修平婚外子差別発言裁判:11月4日(水)午後3時〜、東京地裁霞が関)626号法廷 ※原告への尋問あり 〔ソース
西村修平街宣名誉毀損裁判(原告・千葉さん):11月11日(水)午後1時30分〜、東京地裁立川支部 〔ソース
*槇やすとも&クロダイ東村山等街宣名誉毀損裁判(原告・創価学会):11月13日(金)午前10時〜、東京地裁霞が関)526号法廷〔ソース
*槇やすとも・機関誌名誉毀損裁判(原告・千葉さん):11月18日(水)午後1時30分〜、東京地裁立川支部404号法廷〔ソース*1
*槇やすとも・写真著作権侵害裁判次回期日未定

*1:9月14日追記。