和解について何を言っているのかわからない説明をして“ああやっぱりな”と思わせてしまう瀬戸弘幸サン


昨日(2月9日)は東村山市民新聞の更新はありませんでした。矢野「市議」は団地の管理費を支払うことにしたんでしょうか、それともあくまで上告して争うんでしょうか。


一方、取り急ぎ2月8日付〈対創価学会街宣名誉毀損裁判:瀬戸は日暮れてスタコラサッサ、そして貝になるクロダイくん〉に追記・注記しておいた通り、瀬戸弘幸サンが対創価学会街宣名誉毀損裁判における和解協議の問題について反応しました。

 さて、創価学会との仲間の裁判等について書くことに致します。最近、創価学会員のブログ(りゅう)や創価学会の犬(三羽の雀の日記)が槇やすともさんと黒田大輔さんが訴えられた件で、勝手なことを書いているので、ここで取り上げてみることにします。
瀬戸弘幸ブログ〈創価関連のお知らせ:シンポジウムの開催・裁判等について〉)


りゅうオピニオンの記事には直リンを張っているのに、私のブログにはトップページへのリンクさえしてくれないのかあ*1。ちなみに該当記事は前掲〈対創価学会街宣名誉毀損裁判:瀬戸は日暮れてスタコラサッサ、そして貝になるクロダイくん〉です。


さて、和解をどちらが言い出したのかというりゅうさんの質問に対し、瀬戸サンは次のように応えています(太字は原文ママ)。つい最近、公明党の参院選候補者問題で間違いを書いて恥をさらし、そのことを指摘されると
これは私の独自情報によるもので、仮に別人になろうが情報の背景に関する信憑性は間違いない
と意味不明の言い訳してさらに恥をさらしたばかりの瀬戸サンが、りゅうさんに向かって「恥を晒すことになるだけです」と凄んでいるのが面白いところです。

 これって何を言いたいのか? 民事裁判は和解も一つの解決策であることは皆さん知っています。現実に千葉英司氏と黒田氏の名誉毀損の裁判は和解で解決しています。
 ではこの件ですが、創価学会系のブロガーは槇さんのほうから先に和解を申し入れたということを意図的に印象づけようと必死です。いずれ真相は明らかになるでしょう。現在も進行形の事ですから詳しくは書きませんが、これは槇やすともさんがご自分のブログで明確に示しておられます。


 2月5日(金曜日)、創価学会が原告となって私に2640万円の損害賠償を請求した裁判の口頭弁論。
 創価の弁護士が裁判官に対し、「被告(槇)の方から和解の申し入れが出ていますので、、、」と、発言していた。
これは全くのデタラメです。
私の方から和解を申し出た事はありません。
創価学会の弁護士から私の弁護士に対して和解の申し入れはありました。
(槇さんのブログより引用)
http://makiyasutomo.jugem.jp/?eid=426


 この経緯については私も事前に伺っています。創価系のブロガーは余りデタラメなことを書かないほうが良いと思います。創価学会はこの裁判を早く止めたがっています。
 でなければ、彼らが和解を言い出す筈などありません。彼らが訴えているのです。どう見ても創価学会が困り果てているのは明らかです。
 彼ら創価系のブロガーはもう一つの創価学会員と思われる写真家の裁判についての言及がありません。槇さんに対する裁判は二つ同時に進行しています。
 一つが和解で一つが争うなどというのは、おかしいということで、話が進展していれば、どっちが先に申し入れたなどは考えれば判断出来ることでしょう。
 何も知らされていない幹部でもない創価学会員ブロガーやその犬が、外部からただ吠えるのはみっともないからやめておくべきです。
 恥を晒すことになるだけです。
 それが「りゅう」さん、あなたへの返答です。
瀬戸弘幸ブログ〈創価関連のお知らせ:シンポジウムの開催・裁判等について〉)


瀬戸サンが名指しで私やりゅうさんに反応したのは久しぶりで、たぶん私に対しては 昨年10月19日付のエントリー以来およそ4カ月ぶり 昨年12月3日付のエントリー創価支援ブログ」として言及して以来ではないかと思いますが、何か反応しなければならない事情があったんでしょうね。今回は事前告知さえやめといたというのに、法廷で初めて和解の話を知った支持者から、「いままでほとんど書いたことのないバイクの話なんかしてないで、ちゃんと説明してほしい」という要請でもあったのでしょうか。何だか知りませんが、いろいろ大変そうですね。


ちなみに、どうでもいい話のような気もしますが、まきやすともブログからの引用部には、最初は色がついていませんでした(2010年2月9日 18:37に取得された魚拓を参照)。


それにしても、和解について瀬戸サンが書いていることはよくわかりません。その後、コメント欄で写真著作権侵害裁判についてさらに言葉を継いでいるのですが、ますますわからなくなるばかりです。

りゅうへ
 必死な書き込みご苦労ですが、肝心なことは何も答えていませんね。
確かにあなたは法廷での創価学会弁護士の言葉だけで、槇さん側から先に和解を申し入れたと結論を出しています。
 それ以外の理由はなにもありません。又これに槇さん側の弁護士が反論していないからそれが事実だとしている。この裁判においてはそうかもしれませんね。
しかし、もう一つの裁判に言及していません。それは和解についてという意味ですよ。つまりAとBという裁判があって、先ずAにおいて法定外で和解の申し入れがあり、Bはどうするの?ということで話し合いが持たれた。
そこでBの裁判において、和解の申し入れがあったが・・・・という発言でしょう。こういう時は、どちらが先に和解ということを言い出したのか、考えて見なさい。もう、あなた方は十分恥を晒しています。
堂々と素性を明らかにしてお答えする気はないでしょうね。
Posted by せと弘幸 at 2010年02月10日 07:30


りゅうさんのところで“都民”さんがコメントしているように、「肝心なことは何も言ってないような文章」ですね。けっきょく瀬戸サンも、まきやすとも側からの情報だけをもとに
創価学会はこの裁判を早く止めたがっています。/でなければ、彼らが和解を言い出す筈などありません。彼らが訴えているのです。どう見ても創価学会が困り果てているのは明らかです」
と決めつけたがっているように思われます。どうせ和解を成立させるつもりなどないのでしょうから(クロダイくんも唐突にカルト撲滅強化月間を宣言しました)、「現在も進行形の事ですから詳しくは書きませんが」などと言ってムニャムニャと回りくどいことを書かず、はっきり経緯を説明なさればよろしいのに。


とりあえず、種々の状況証拠についてはりゅうさんによる以下のまとめを参照。


ちなみに、仮に写真著作権侵害裁判で原告側から和解の申入れがあったとしたら、まきやすともがブログや街宣で何も言わないことも、口頭弁論がこんなふうに淡々と進行することも考えにくいので、瀬戸サンなりまきやすともなりがもう少しはっきりしたことを言うまでは、相手にする必要はないんじゃないですかね。


さまざまな状況を総合すると、次のような流れがもっとも自然なのではないかと思われます。
(1)まきやすともの弁護士、“朝木明代市議を殺したのは創価学会だ”という、矢野・朝木両「市議」でさえもはや口にできなくなっている主張の真実性・相当性を立証しようがないことに頭を抱え(まきやすとも側の答弁書も参照)、相手方弁護士に内々に和解の可能性を打診する。
(2)まきやすともの弁護士、「ちょっと弁護士同士で和解の話も出ていますので」などと(どちらが和解の話を出したかは明確にせずに)説明して、しばらく街宣は控えるよう、まきおよびクロダイに要請する。
(3)創価学会側の弁護士、原告として受け入れられる和解条件を提示する。当然、“今後、創価学会を根拠なく誹謗中傷するような街宣は行なわない”旨の条項は入っていたと思われる。
(4)まきやすとも、和解を蹴る
(5)和解が進行中であることを理由に書面を提出しなかったクロダイくんも、和解を蹴ることにする。


以上の推測が間違っていれば喜んで訂正しますので、はっきりした根拠を提示していただければ幸いです。もっとも、法廷外で進められた和解協議の経緯が裁判記録に残るかどうかは微妙ですので、被告側から何らかのアクションを起こさないかぎり、このまま曖昧になってしまう気もします。裁判の本筋とは関係ない話ですので、和解が成立せずに裁判が進行していくのであれば、私はそれでも構わないのですが。


それはそれとして、「肝心なことは何も答えていませんね」とりゅうさんを批判する瀬戸サンは、あいかわらず内部告発についてはダンマリを決め込むのですね。少なくともこの問題とベランダウンコ事件について決着をつけなければ、すでに「十分に恥を晒して」いる瀬戸サンは、今後も「恥を晒すことに」なり続けるだけだと思いますよ。真摯に「真相」究明を願っていると思われる“前から知っていたのに何故?”氏(2月8日付の記事の末尾を参照)からも、あらためて次のように要請されているではありませんか。

和解については槇さんは申し出ていないというのならば、そうなのでしょうし、徹底的に戦うということですので徹底的に証明して欲しいと思います。私が気になっているのは、槇氏が街宣で言ったことはどこかから情報を得て、それを信じたから街宣したわけですよね?信じるに足る内容である。それは創価学会の社会的評価を低下させる。が、それを広めることは公益性と公共性に鑑み公正な論評である。よって原告の請求を棄却する。こうならないと勝てないわけです。公正であったと証明出来なくては半分になったとしても1000万円位は請求されてしまいます。ということは、創価学会によって朝木さんが殺されたと証明しなくてはならない。これは実行犯が特定されない限りなかなか難しい。状況証拠として、事件の捜査に創価学会が関与したという証明も他の裁判ではなされていない為、以前の裁判の判決理由は使えません。だから新たな何かが必要になります。再捜査が始まればこんなに強力な援護はないはずです。内部告発です。検察にも警察も完全に信用出来ないというわけではないんですよね?警察がやっているから瀬戸さんは動けないとのお答えでしたし。本当に警察はやってるんですか?時効も迫っています。早く再捜査を働きかけて下さい。また誰かが同じ目に会う前に。再捜査が始まれば訴訟も一時停止になるかもしれません。瀬戸さんしか知り得ないことなので瀬戸さんにお願いするしかないのです。
Posted by 前から知っていたのなら何故? at 2010年02月09日 21:05


ちなみに瀬戸サンは、りゅうさん特定の記事だけを取り上げて「写真家の裁判についての言及がありません」などと書いていますが、まとめWikiをご覧いただければわかるように、それぞれ写真著作権侵害裁判についてもきちんとフォローしていますよ。その他の関連裁判の項目を見れば、誰がどの裁判に触れなくなっているかは一目瞭然ですので、どうぞ参考になさってください。


とりあえず、クロダイくんが被告となって(実質)敗訴した第1次・第2次落書き名誉毀損裁判については瀬戸サンはほとんど実質的なコメントをしていませんので、お手すきのときにでも見解をお聞かせ願えれば幸いです。今回、「千葉英司氏と黒田氏の名誉毀損の裁判は和解で解決しています」として、第2次落書き名誉毀損裁判の結果について初めて触れたことでもありますし。


ついでに、クロダイくんと話す機会があったら、近々・・・千葉英司との和解調書をUPしますという予告(2009年12月26日付)をさっさと履行するように助言してあげてください。それほど長い文章じゃないんですから。


【追記】
おや、瀬戸サンがこんなブーメランを。

 しかし、どうでしょう。答弁する側に立つと、何を言っているのかサッパリ分からない。相手が納得出来るような説明が全く出来ない。特に長妻大臣なんか、何を言っているのか分からない。
 ごまかすなら、もっとましなゴマカシ方があるでしょうと、思わず助け船を入れてあげたい位の気持ちになってしまいます。揃いも揃って何か、人間としての欠点があるように思えてならない今日この頃です。
瀬戸弘幸ブログ〈秘書の罪は議員の罪:都合が悪くなれば、秘書の罪は秘書の罪〉)


それはそれとして、引き続き“前から知っていたのなら何故?”氏のコメントを記録しておきます。

和解がどちらからは小さいことです。と書いてしまった責任上、瀬戸さんに質問します。整理すると著作権裁判では相手から和解申し入れがあり、槇さんは蹴った。そのことを踏まえて、創価学会名誉毀損裁判では槇さんの代理人である高池氏と創価学会代理人が話し合い、槇さん側が和解申し入れをしたが、向こうの和解内容が酷いものだったので槇さんは蹴った。槇さんは和解の話し合いの最中は高池代理人から街宣を禁じられていたが、蹴ったので街宣を行った。ということでしょうか?槇さんが支持者にカンパを求めた時期と和解の話し合いの時期が一致しているのではないでしょうか?これは信義の問題だと言う方にお答えはないのでしょうか?どっちが先かではなく、話し合いを持っていたこと自体がその事を知らない方に対して、言い方は悪いですが、一種の精神的な詐欺だと思いますよ。私も知りたいと思います。
Posted by 前から知っていたのなら何故? at 2010年02月10日 14:32


先程のコメントを書いて、嫌なことに気が付きました。もし創価学会側の和解内容が妥当なものなら和解したかもしれないという事ですね?凄い裏切りに感じるのは私だけでしょうか。確かに裁判で和解が行われることは正当な手段です。黒田氏が千葉元副署長と和解したのはそれですよね?でも千葉氏は西村氏とは継続してますから戦いは続いてます。もし写真家と和解してもそれは創価学会本体ではないから戦う必要性は低い。もし創価学会の和解内容が妥当で和解したら、槇さんにとっては勝利であったとしても、犯罪立証の為には何の役にも立ちません。正式な訴訟の判決で決定した犯罪の証拠認定ではないから意味がない。そんな事の為に話し合いなんて時間のムダです。話し合いなんかするから和解についての審議しか出来てないじゃないですか!!犯罪立証については何も進んでない。先延ばしにした意味が分かりません。創価学会の犯罪立証の為に戦っているという私の見方は間違いだったのですか?瀬戸さんはまるで週刊誌の記者のようです。他人事のようです。朝木さんの事件では瀬戸さんは当事者なんです。被告にはなってませんが当事者です。何故なら瀬戸さんしか知り得ない事があるからです。お願いします。時間がありません。次の犯罪を未然に防ぐ為に奔走して下さい。瀬戸さんにしか出来ないのです。
Posted by 前から知っていたのなら何故? at 2010年02月10日 15:54


◆今後の新風連関連裁判日程
西村修平第3次「御用ライター」裁判(原告=宇留嶋さん):3月8日(月)午前11時〜、さいたま地裁川越支部 ※判決言い渡し(予定)〔ソース
*まきやすとも・写真著作権侵害裁判:3月12日(金)午後2時半〜、東京地裁霞が関)721号法廷〔ソース
*まきやすとも&クロダイ対創価学会街宣名誉毀損裁判(原告=創価学会):3月19日(金)午後1時半〜、東京地裁霞が関)526号法廷〔ソース
西村修平街宣名誉毀損裁判(原告=千葉さん):4月初頭、東京地裁立川支部 ※判決言い渡し(予定)〔ソース
*まきやすとも・機関紙名誉毀損裁判(原告=千葉さん):4月14日(水)午後1時30分〜、東京地裁立川支部ソース
クロダイ第2次「御用ライター」裁判控訴審(原告・控訴人=宇留嶋さん)(期日不明)〔ソース〕【第1審判決
西村修平婚外子差別発言裁判控訴審(期日不明)〔ソース