まともな主張ができなかったことを棚に上げて裁判官への怨嗟と殺害念慮を募らせる連中


東村山市民新聞は、1日空けて「最終更新日」の修正が行なわれただけでした(8月2日付、2010/08/02 15:34:40)。


一方、8月2日付「聖教新聞」で対創価学会街宣名誉毀損裁判の結果が報告されました(りゅうオピニオン〈聖教新聞が槇泰智・黒田大輔氏の「敗訴」を報道。クロダイ、ついに聖教でびゅーヾ(@°▽°@)ノ〉参照)。それによると、私が7月31日付〈損害賠償110万円+街宣禁止命令の敗訴判決も「街宣には何ら影響を与えない」と言い切る、無責任極まりない瀬戸弘幸サン〉で行なっていたいくつかの推測は基本的に当たっており、とくに修正する必要はなさそうです。


すなわち、(朝木明代市議転落死事件は)明らかに創価学会の犯罪なんです」「創価学会によって殺害された朝木明代さん」等の主張を中心とするまきらの街宣内容については、
「真実であることの証明がなされたとはいえない」
「全証拠によっても
(学会の関与を)信ずるについての相当の理由をみとめることも、また、これを窺うこともできない」

として一蹴されてしまいました。7月31日付エントリーで指摘した通り、矢野穂積・朝木直子両「市議」でさえもはやこんな発言はできないのですから、当然の結果というべきでしょう。


創価学会「犯罪者(の)集団」「殺人集団」であるという発言についても、同様に違法性が認定されたと思われます。まあ裁判が始まってからあわてて「創価学会は犯罪者集団である」という証拠を募集するような有様ですから、これまた驚くようなことでもありません。



街宣についても、
創価学会関連施設周辺で)拡声機もしくは街頭宣伝車等の車両を用いて演説を行い、原告の宗教活動等の業務を妨害し、その名誉を毀損し、誹謗中傷したりする一切の行為」
「東京都東村山市及び東大和市内において、拡声機もしくは街頭宣伝車等の車両を用いて
創価学会を誹謗中傷する)趣旨の演説を行い、原告の名誉を毀損し、誹謗中傷したりする一切の行為」
の両方が禁じられたようです。今年の9月1日に、どうせ矢野・朝木両「市議」は参加しないであろう朝木明代市議追悼街宣をまた東村山駅前あたりでやるのであれば、相当に表現に注意をする必要が出てくるでしょう。


今回の敗訴についてブログでは一切報告しないクロダイくん(行政書士黒田大輔)も、さっそく表現に注意し始めたようです。本日2日、もはや誰も触れなくなった雨具傷害疑惑事件に関する街宣を西新井で行なった際にも、創価学会が殺人を犯している」旨の参加者の発言に対し、クロダイくんがあわてて創価学会員が殺人を犯しているのは事実です」と訂正したとのこと(Togetterまとめ〈創価学会に敗訴したクロダイくんが西新井で腰砕け街宣〉参照)。


そのクロダイくんですが、ニコ生では、(1)裁判官は偏ってたので敗訴は想定内、(2)高裁で逆転できるし、(3)裁判官の訴追も申し立てるなどと説明していたそうです。


(1)裁判官が偏っていたというのは、後藤組長を証人申請する!と自信満々で行なった証人申請をあっさり却下されたことなどを指して言っているのだと思いますが、裁判長から
「『密会ビデオ』に出てくるという話ですね。ですが、何をしたよという話は(後藤元組長の著書である『憚りながら』には)出てきていない」
と指摘され、
「出てきてないですが・・・」
と認めざるを得なかったのですから、いまさら何を言っているのかとしか論評しようがありません(りゅうオピニオン〈笑激!! 槇・黒田氏VS創価学会裁判、7月30日判決へ! 裁判傍聴記を公開〉、3羽の雀の日記〈「後藤組長を証人申請する!」(クロダイくん)→「本には何も出てこないじゃん」(裁判長)→ダメだこりゃ(チャチャラ チャッチャラチャッチャ チャッチャラチャッチャ チャチャチャ♪)〉など参照)。


(2)高裁で逆転できるというのは、確かにそういう事例も少なくありません。たとえば、創価学会乙骨正生氏や矢野穂積「市議」を訴えた『フォーラム21』裁判では、高裁で矢野「市議」らが逆転勝訴しました。しかしこれは、矢野「市議」側が創価が殺したとまでは言ってないという腰砕けな主張を行ない、それが認められたからに過ぎません。まきとクロダイが行なった街宣の内容からして、このような言い逃れは無理でしょう。せいぜい、
「オレは被告まきやすともとは関係ない。横断幕も被告槇が勝手に作った。街宣テープも被告槇が勝手に作った。車のルートも被告槇が勝手に決めた。(略)オレは被告槇の携帯番号も知らなかったくらいだ。オレには被告槇を止められなかったんだ。オレと被告槇の間に協力関係なんて全くないんだ。だ・か・ら・・・責任は全部、被告まきやすともにあるんだ!」りゅうさんによる要約
という主張が一部認容される可能性がないではない、という程度ではないでしょうか。


(3)訴追請求については、一度別件でやってみて効果がないことは百も承知のはずですが、まあやるなら勝手にやればいいんじゃないですか。その前に、前回の訴追請求の結果についてちゃんと報告した方がいいと思いますけれども。


さて、まきやすともが裁判官に「個人的に責任を取ってもらう」と宣言したことについては7月31日付エントリーで報告しましたが、よーめんは、
「カルトに汚染された司法は粛清するしかありますまいて」
「鬼畜判事には死しかない」

などと、さらに洒落にならないことを言い出しました。




よーめん自身は口だけ番町皿屋敷であるにしても、やはりこんな暴言を吐く人間を誰もいさめないというのはまずいでしょう(追記〔8月3日〕:唯一、日韓歴史清算事業団で〈[http://blogs.yahoo.co.jp/sengunno/17068674.html:title=よーめん血迷ったか!?]〉とつっこみが入りました)。瀬戸弘幸サンのお弟子であり、[http://www2.atwiki.jp/kusanonemaze/pages/71.html:title=対創価学会街宣名誉毀損裁判]の結果については[http://blog.livedoor.jp/samuraiari/archives/51562641.html:title=動画を紹介しただけ]で沈黙を続ける有門大輔([http://d.hatena.ne.jp/three_sparrows/20091017/p2:title=過去の裁判関連記事を削除した件]も参照)も、最近はテロを煽る発言を連発しています。


「[http://blog.livedoor.jp/samuraiari/archives/51556622.html:title=例えばこれが十倍で在特会員10万人であったとしたら、もし朝鮮人デモの隊列に車で突入する大規模殺傷テロ事件を起こして在特会員数人が逮捕され、やれ『暴力団』だの『テロリスト』だのとバッシングを浴びようとも『そりゃ10万人もいれば支那人や朝鮮人を殺しにいくような人間も出て来るんじゃございませんか』の一言で終わる話なのである]」
「[http://blog.livedoor.jp/samuraiari/archives/51557305.html:title=官も民も日本国が一体となって防衛と治安・入管行政の延長上に発生したあらゆる意味での在日特権・コストを排するべき戦乱の世で、その行動においては合法・非合法を問わぬ実力行使が勃発するのもまた必然であろう。/それを『テロ』だとか『暴力』だとか、または『弾圧』『ファッショ』などとありきたりな批難・誹りに終始しているとしたら、それこそは旧態依然とした社会通念から脱し切れていないボケ加減を物語っている]」
「[http://blog.livedoor.jp/samuraiari/archives/51557803.html:title=それこそ朝鮮総連でも民団前にでも集結して怒涛の如く施設内に雪崩れ込み、拉致事件によって多くの日本人とその家族の人生が大きく狂わされたのだから、中にいる幹部・職員を何人か引きずり出して袋叩きの上、半殺しの目に遭わせるくらいのことはしても良いのではないかと思う]」
「[http://blog.livedoor.jp/samuraiari/archives/51558351.html:title=即ち支那人一人が生活保護を受けているということは、その一方で日本人一人を見殺しにするも同然だ。/その事実に公憤を覚えた人々が役所・官庁への抗議行動は言うに及ばず、支那人を殺害せよとする義憤に至ったとしても、当然のこととして起こり得る反応・行動の一つに違いない!]」
「[http://blog.livedoor.jp/samuraiari/archives/51561021.html:title=法が法として機能せず、売国奴・犯罪者ばかりをのさばらせ、来日外国人が逆に排外主義で日本列島から日本人を排除・排斥しにかかっている『道理』がまるで通らぬ混乱の中で衝突・殺戮が繰り広げられたとしても、それは社会変革に必要不可欠な現象であり『歴史の必然』であると言えよう]」


[http://blog.livedoor.jp/the_radical_right/archives/52522594.html:title=革マル派を「極左殺人集団」などと罵る瀬戸サン]はこういう連中を何とかした方がいいと思いますが、有門の発言を批判することもなく[http://blog.livedoor.jp/the_radical_right/archives/52531819.html:title=自ら「排外主義者」をあらためて宣言する]のですから、きっと同じようなことを考えているのでしょうね。