創価学会追及のきっかけは「主に尾行」などと適当なことを言って裁判問題から話を逸らそうとする哀れなクロダイくん


8月3日にロフトプラスワン(新宿)で開かれたイベント「激突!ウヨクVS右翼」は、せっかくの『「きもカルト」撃退記 創価学会員やシンパとのお笑い真剣バトル全記録』 (日新報道)出版記念イベントだったはずなのに*1、著者であるクロダイくん(行政書士黒田大輔)が最もグダグダな姿を晒すという可哀そうな結果に終わってしまいました。その模様は、Togetterまとめ〈8・3「激突!ウヨクVS右翼」の極私的まとめ〉で簡単にまとめてあります。


あまりにもグダグダだったせいか、クロダイくんや桜井誠在特会会長から当日の様子について報告される気配はありません。在特会を批判する右翼関係者に対して、在特会を応援する立場からの公開討論を呼びかけてみようかとも考えていますと口走っていた瀬戸弘幸サンに至っては、イベントに参加しないどころか、告知さえせずに完全スルーしてしまいました。なるほど、実行力の伴わない口先だけの主張をしても、それは何の意味もなさないのは明らかですね*2


せっかくなので、8月3日のクロダイくんの発言にいくつかつっこみを入れておきましょう。


日護会の活動について「いまのところ結果的にカルト宗教・創価学会との対決がメイン」と語るクロダイくんは、そのきっかけについて
「訴訟もありますが、主に尾行です」
と答えていました。はっはっはっ、ウソつくなよ。


クロダイくんは、2008年4月12日付エントリー〈公明党=創価=テロ支援=国賊〉で初めて公明党創価は、日本の敵です。/すぐさま社会から排斥しなければなりません」などと述べ、同月20日には桜井誠在特会会長らとともに小平市信濃町を訪問しました。確かに4月21日付エントリー〈創価村を訪ねて三千里!?〉では「バイクストーカー」に追尾されたなどと書いていますが、その後しばらくは「毎日新聞変態祭り」に熱中していて、「カルト」問題に本格的に取り組む気配を見せません。


クロダイくんが「カルト」問題について本格的に騒ぎ出したのは、矢野穂積・朝木直子両「市議」も参加した2008年9月1日の朝木明代市議追悼街宣に顔を出して以降のことです。クロダイくんは、この街宣について〈またまた、護国活動の報告 その1(動画あり)〉(2008年9月5日付)という興奮気味のエントリー(後に2度の落書き名誉毀損裁判を起こされることになったエントリー)をアップし、その後、9月15日付エントリーでは、那田尚史さんの妄想に乗っかって訴追請求状の提出を宣言しました。


さらに、西村修平が千葉英司さんから提訴されると(街宣名誉毀損裁判)あらためて〈カルト祭り(笑)のお知らせ〉(2008年10月30日付エントリー)などと騒ぎ出し、いよいよ自分も訴えられたら(第1次落書き名誉毀損裁判)、宇留嶋さんも千葉さんも創価学会とは関わりがないというのに、毎日新聞変態祭り」「毎日・創価糾弾祭り」名称変更するなどして創価学会攻撃を本格化させたというわけです。自分でも次のように書いているではありませんか(2008年12月24日付エントリー)。


最近、変態新聞叩きから、カルト叩きにシフトチェンジした。
やはり、国籍法改悪とカルト裁判のせいだわ(笑)!!


したがって、「訴訟もありますが、主に尾行です」というクロダイくんの答えは、裁判問題から話を逸らしたいがための言い訳に過ぎないと判断するべきでしょう。「尾行」をはじめとする「創価学会の嫌がらせ」についてクロダイくんが本格的に騒ぎ出したのは、嫌がらせ、来たぁ〜!!と喜びを露わにしたバイクパンク事件(2009年1月13日)、「尾行犯」とやらを追いかけ回した気分はジャック・バウアー”事件(同1月31日)以降のことです。


ちなみに、クロダイくんは2008年12月30日のコメントで次のように書いていました(3羽の雀の日記〈乙女右翼と霊感少女〉〔2008年12月30日付〕も参照)。さて、「カルトと長年戦ってきた方々」というのはどういう人達なんでしょうねえ。


本日はカルトと長年戦ってきた方々とお会いしてきました。話の中で、私と彼らの意見が一致した点などを報告しておきます。
1.ホームや歩道の端に立つな。
⇒ 背後から線路や車道に突き落とされないため。
2.チカン、万引き等の「デッチ上げ」及び「冤罪」に注意しろ。
⇒ ビデオカメラ、ICレコーダー等の記録媒体を常備しろ。
3.「自殺、病死、事故死に見せかけた他殺」に注意しろ。
⇒ 周囲に必ず司法解剖などの証拠保全をするよう話しておく。
こんな話が普通に出るほど、カルトは異常ということだ。放置しておけば日本は確実に暗黒社会になる。日本をカルトから護らねばならん!! と改めて強く実感した。来年もバンバン、カルト祭りやる予定ですから宜しく。
つづく
クロダイ 2008/12/30 01:22


これ以降、クロダイくんが日蓮正宗関係者との連携を深めていき、日蓮正宗日護講」と呼んでも不自然ではない状況に陥っていくことは、芋の煮えたもご存じない〈日護会は日蓮正宗の“出先機関”!? ──日護会・黒田大輔君の背後〉〈“日蓮正宗日護講”!? ──日護会・黒田大輔君の誤算〉等で検証されている通りです。


最近は創価学会への課税の必要性をとくに強調しており、ロフトプラスワンでも「いまの焦点は課税(問題)と語っていましたが(イベント直前に新宿駅前で行なった街宣の様子も参照)、これも、「政教分離を考える会」の小川頼宣代表が参院選後にこんな手紙を国会議員に送ったことと関連しているのかもしれません。前日(8月2日)に西新井で行なった街宣でも、西新井警察署前で要望書を読み上げようとするクロダイくんを、小川氏が後ろから温かく見守っていますね(写真左端の人物)。



かつては[http://d.hatena.ne.jp/three_sparrows/20090906/p1:title=矢野穂積「市議」と楽しそうにキャッチボールに勤しんでいたクロダイくん]ですが(2009年9月23日付〈[http://d.hatena.ne.jp/three_sparrows/20090923/p1:title=オウム真理教をめぐる意見書にも反対していた「草の根」と、朝木明代市議転落死事件から逃亡しつつ「カルトの撲滅」と吠える忠犬・クロダイくん]〉も参照)、最近はあまり遊んでもらえていないように思われます。でも、新しい飼い主からはしっかり可愛がってもらえているようで、よかったですね。


裁判の話については、あらためて記事を起こします。


〔この記事は8月7日早朝にアップしたものです。〕

*1:もっとも、そのように理解していたのはクロダイくん、桜井誠、主催者側の日新報道関係者ぐらいだった模様。

*2:ワールドワイドウェブさんとのテキストベースの公開討論にあくまでも応じなかった件、シンポジウムの取材にやってきた柳原滋雄さんに不愉快なんだよー。出て行ってくれよ。なめてんじゃねえぞこらなどの怒声を浴びせて追い出し、支持者(と思われる人々)からも一斉にガッカリコールをされた件なども参照。