「政治ごっこ」というブーメランと、テロを煽る維新政党・新風東京都本部広報委員長【追記あり】


東村山市民新聞」では1週間ぶりに「最終更新日」の修正以外の更新がありましたが(11月11日付、2009/11/10 21:08:13)、あまりにもどうでもいい内容でした(トップページ)。


人呼んで「オガミヤソーカ」の「政治ごっこ」はおしまいに!
▼政教一致団体、小選挙区全滅の報告! (太字が加筆箇所)


いまさら驚くことではありませんが、下品ですよねえ。矢野穂積・朝木直子両「市議」のお友達がいろいろ関わっている、維新政党・新風の「政治ごっこ」がとっくにおしまいになっていることは棚に上げて。同党東京都本部広報委員長を務める有門大輔サンも、ある程度は自覚しているようで、こんなことを書いてますよ。

「維新」という旗印を掲げた以上は直面する壁はとてつもなく厚く高いというのに、現段階から小さな世界における些細な誹謗中傷を恐れているようでは、維新政党・新風がやりたかったのは選挙ゴッコと政党擬似体験だったのか…ってことになっちゃうぜ!
(有門大輔ブログ〈党声明に見る参政権反対はかく在るべきか!?〉)


なっちゃうぜ!」(笑)。それはともかく、同じ記事で、この都本部広報委員長さんは次のようにテロを煽っちゃってますけれども、外国人参政権に賛成しているはずの矢野・朝木両「市議」は、それでもこんな連中とはっきり手を切ることはないんでしょうね。


「日本国籍を有さない外国人にまで選挙権を与えるなどとする危険法案を推進している党の要人が狙われるのは至極当然の成り行きである!」
「外国人参政権法案などという確信犯的な売国行為に及ぶ政党・要人は時として危険に身を晒させるべき意味において今回、インターネットによる情報を基に危険法案を憂慮して抗議した良識ある日本国民は政治の一端を担う『国民の使命』を果たした!」



よーめんのように「このブログはギャグ・ネタ・受け狙いで書いています」と予防線を張っていてさえ、テロやクーデターを煽ることはまずいと思いますが、仮にも政党の地方本部役員がこんなことを真剣に書いていていいんですかね。議会制民主主義からの逃亡は瀬戸弘幸サンにも顕著ですが(この点については矢野・朝木両「市議」もいちおう批判している)、維新政党・新風が来年の参院選に候補者を出そうとするのであれば、まずは身内の掃除が必要でしょう。


【追記】
瀬戸弘幸サンが、〈外国人参政権法案、今国会断念へ:国民の怒りを恐れて今回は引っ込めたようです。〉で有門サンの記事についてコメントしました。
「私はその論評を全て是認するものではないが、言わんとする趣旨についてはある程度の理解を示したい」
「私は政治テロを是認する立場にはありません。しかし、今回その力が為政者達の動きを萎縮させた事実を認めない訳にはいきません」
「為政者達は支那人、朝鮮人に参政権を付与することに対する国民の反発を恐れています。自分たちが攻撃されることを恐れているのです。それは個人への政治テロの可能性を含むものです」
「この外国人参政権問題は綺麗事では阻止できない。国民の怒りをどのような方法を以て相手に伝え、諦めさせることが出来るのか。我々はそのことを真剣に考えなければならない。それを肝に銘ずべき時がまた近くやってくると考えます」

などと書いているのを総合すると、政治テロそのものはともかく、テロをちらつかせた脅迫までは認めているように読み取れます。


なお、凪さんが有門サンの記事のコメント欄で「これは維新政党・新風広報委員長としての発言と考えてよろしいですね?」と確認していますが、11日午後8時過ぎ現在、本人からの回答はありません。