朝木明代市議転落死事件を「細かな点」にして完全逃亡を続ける瀬戸弘幸サン ※追記あり


今日も東村山市民新聞」の更新は「最終更新日」の修正だけだったので(11月9日付、2009/11/08 19:36:30)、瀬戸弘幸サンの記事につっこみを入れておきましょう。



どういう裁判なのかはほとんど明らかにせず、日時・場所と被告のみを並べるというこの不親切な告知ぶり*1。もう少し詳しく書いてもいいと思うんですが、何か都合が悪いんですかね。関連情報は[http://www2.atwiki.jp/kusanonemaze/pages/53.html:title=私のまとめWiki]の方で整理してありますので、遠慮なくリンクしてくださって結構なんですよ。日程も[http://d.hatena.ne.jp/three_sparrows/searchdiary?word=%2a%5b%bf%b7%c9%f7%cf%a2%b4%d8%cf%a2%ba%db%c8%bd%5d:title=〈新風連関連裁判〉カテゴリー]の記事の末尾に毎回掲載していますので、お得意の“ソースごとコピペ”でご活用ください*2


ちなみに、瀬戸サンが紹介している裁判の中で「創価関連裁判」と呼べるのは13日の[http://www2.atwiki.jp/kusanonemaze/pages/71.html:title=対創価学会街宣名誉毀損裁判]だけですから、エントリーのタイトルも間違っていますよね。


その[http://www2.atwiki.jp/kusanonemaze/pages/71.html:title=対創価学会街宣名誉毀損裁判]について、瀬戸サンは次のように書いています。

 さて、13日には創価学会本体が黒田氏と槇氏を訴えてきた第二回目の裁判が東京地裁で行われます。第一回目の裁判については、私は脳梗塞で倒れ入院中でもあったので傍聴出来ませんでした。
 この裁判では細かな点はたくさんありますが、一番の争点は創価学会が犯罪者集団であるか、どうかという点です。この創価学会が犯罪者集団であることが明確になれば勝利することが出来ます。


すいません、何をごまかしていらっしゃるんですか?


創価学会の訴状を見れば一目瞭然なように、この裁判の最大の争点は、“朝木明代市議は創価学会によって殺された”という被告ら(まきやすとも・黒田大輔)の主張に真実性・相当性が認められるかどうかです。この点を立証しなければ、少なくとも街宣を主導したまきやすともの敗訴は免れません。これまでもさんざんそういう印象操作をやってきておいて、いまになって「細かな点」で片づけてしまおうとするなんて、みっともないにもほどがあるんじゃありませんか。


ボクは言ってない”で逃げようとしているクロダイくんでさえ、第一準備書面で、街宣は「原告創価学会のいう『原告の殺害によって死亡した』との事実を摘示するものではない」と予防線を張りつつ、
「仮に、百歩譲って、『朝木明代議員が創価学会の殺害によって死亡した』という事実の摘示又は論評であったとしても、創価学会が朝木明代議員を殺害したことは真実であり、又は少なくとも真実と信じる相当な理由があり、不法行為は成立しない」
といちおうは主張しています。もちろん、いまや矢野穂積・朝木直子両「市議」でさえこんなことは言わなく(言えなく)なっているのであり、真実性はもとより、相当性さえ認められる余地はないでしょう。


なおかつ、被告らの街宣内容は「創価学会が犯罪者集団である」ということには留まりません。「殺人組織」「宗教の皮を被った殺人集団」とさえ言っているのですから(訴状参照)、瀬戸サンが一縷の望みをかけている通りに雨具傷害疑惑事件の犯人が創価学会員だったとしても、それだけでは勝訴は無理です。だいたい、ちょっと前には「この凶悪犯罪者は創価学会員です」と断定していたのに、どうしてまた「創価学会員と思われる犯人達」と表現を後退させているんでしょうか。


けっきょくのところ敗訴はほぼ鉄板であり、あとは損害賠償額をどこまで抑えられるかが焦点になります。そもそも、訴えられてから被告が慌てて“創価学会が「犯罪者集団」であることの証拠をください!”と呼びかけるようなやり方で、勝てるわけがない(9月11日付〈オッズが成立しないほどの勢いで敗訴に向けてひた走る槇泰智(まき・やすとも)〉も参照)。



それでも、瀬戸サンが「一番の争点は創価学会が犯罪者集団であるか、どうかという点です」などと言って逃げてしまっては、無謀な街宣を敢行して訴えられてしまったまきやすともとクロダイくんの立場がないというものです。もっとも、瀬戸サンの完全逃亡はすでに9月10日の時点で明々白々になっていましたし、そもそもの火元である矢野穂積・朝木両「市議」の逃げっぷりはもっとひどいですから、そんな人達を信じた被告らの自業自得としか言いようがないわけですが。


逃げるといえば、りゅうさんのコメントにも耐えかねて、片っ端から削除しているようですね。



ほぼ1年前に起きた[http://www.yanagiharashigeo.com/kd_diary/kd_diary.cgi?viewdate=20081116:title=「不愉快なんだよー。出て行ってくれよ。なめてんじゃねえぞこら」事件]を思い出しますねえ。


ところで、同じころに起きた[http://d.hatena.ne.jp/three_sparrows/20081202/p1:title=笑撃・ベランダウンコ事件](2008年11月13日)ですが、ブツはまだ西村宅の冷蔵庫かどこかに保管してあるんですか? まさかね。そういえば、今年は[http://www4.atpages.jp/watch2008/kekka.html:title=ネットウォッチ大賞]はないのかな。どっちみち、ちょっと決め手を欠くので瀬戸サンの連続入選は難しそうですけど。[http://d.hatena.ne.jp/three_sparrows/searchdiary?word=%2a%5b%a1%d8%ba%c7%b8%e5%a4%ce%a5%d1%a5%ec%a1%bc%a5%c9%a1%d9%cc%e4%c2%ea%5d:title=彗星のように登場して独りパレードを始めたスター]もいますしね。


話がそれましたが、瀬戸サンは相変わらずこんなことも書いています。

 既にご紹介したように東村山氏の朝木直子、矢野穂積両市議に対しては、宇留嶋・千葉コンビは紹介しただけでも計12回にも及ぶ名誉毀損の裁判を起こしています。
 宇留嶋・千葉両名の裁判三昧
 数多く裁判を起こすことで、我々の行動を制約する狙いもあると思っています。特に「御用ライター裁判」では既に朝木・矢野両市議とは和解をしているのに、今回西村氏を訴えてきた真意がまるで分かりません。


この件については、10月20日付〈間違いを訂正したくなくて話をそらし続ける瀬戸弘幸サン〉を参照。コメント欄でも次のように指摘されています。

>「御用ライター裁判」では既に朝木・矢野両市議とは和解をしているのに、今回西村氏を訴えてきた真意がまるで分かりません。
明確に「御用ライター」が真実であるかどうかの確認を怠り、ネットにより広く流布した事は、訴えられても仕方ありませんね。朝木・矢野の例を見ても彼等は実質的に負けを受け入れる内容の和解ですしね。
>一番の争点は創価学会が犯罪者集団であるか、どうかという点です。
それが出来るのなら一番良いのでしょうが『創価学会 = 犯罪者集団』とは、例え「目突き事件」が“本当”であったとしても認められないでしょうね。(そんな事は弁護士の方も分かってらっしゃるでしょう。)
要するに、「俺達みたいな小物に創価は本気にならないから、朝木・矢野の尻馬に乗っても大丈夫!!」と軽く考えて出張ったのがそもそもの間違いでしたね。
“飯の種”にするには思慮が足りなさ過ぎでしたね。
今後は身の丈に合った“飯の種”を選んだらどうですか。
Posted by BK at 2009年11月08日 19:21


最後に、瀬戸サンが呼びかけているカンパについて。



クロダイくんの分のカンパが呼びかけられていないということは、クロダイくんは本人訴訟で行くつもりなのか、それとも別に資金源があるから大丈夫なのか。まあどうでもいいや。


ともあれ、凪論〈元中野区議会議員候補槇泰智氏と維新政党・新風元副代表瀬戸弘幸氏が政治資金規正法の悪用を宣言〉でも指摘されているように、これは明らかに政治活動資金の流用ですよね。どうせ裁判も政治活動だと強弁するのでしょうし、違法ではないのかもしれませんが、釈然としないものが残ります。


なお、政経調査会の収支報告書(平成19年・平成20年分)は下記から閲覧できますので、お金をどぶに捨てようかと考えている方も一度ご覧になった方がよろしいかと思います。面倒くさがりやの人のために、収支状況が一覧できる画像も貼り付けておきましょう。いずれも支出は「機関誌の発行事業費」のみで、それぞれきっかり50万円、30万円になっていますが、来年の収支報告書ではどのような処理がなされるのでしょうか。


【平成19年分】


【平成20年分】


【追記】
クロダイくんも、当日午前5時過ぎという時間帯に裁判・街宣の告知をしていました。前回は「千葉英司大先生」と書いてましたが、今回は呼び捨てですね。だいぶ余裕がなくなってきたというところでしょうか。



【追記2】
独立のエントリーを立てるほどのことでもないので、主権回復を目指す会による告知についても、とりあえずこちらで追記するに留めておきます。タイトルからして裁判のことをわかっていないのが丸わかりですが、まあいいや。ちなみに、西村修平は「朝木明代・東村山女性市議は限りなく『殺害』された」と主張したのではなく、「創価学会の4悪人」のひとりである千葉英司さんが「朝木さんが謀殺された事件を自殺として覆い隠した」「殺人を自殺に仕立て上げた」と主張したのです(まとめWiki参照)。本当にごまかしが多い人達ですね。なお、予定されている主な尋問事項については、エアフォース〈西村修平事件第5回口頭弁論(その3)〉参照。



◆今後の新風連関連裁判日程
*クロダイ・第2次落書き名誉毀損裁判(原告・千葉さん)第5回口頭弁論:11月9日(月)午前11時半〜、東京地裁立川支部〔ソース
*西村修平・街宣名誉毀損裁判(原告・千葉さん):11月11日(水)午後1時30分〜、東京地裁立川支部 〔ソース
*まきやすとも&クロダイ・対創価学会街宣名誉毀損裁判(原告・創価学会):11月13日(金)午前10時〜、東京地裁(霞が関)526号法廷〔ソース
*クロダイ・第2次「御用ライター」裁判(原告・宇留嶋さん):11月16日(月)午前11時〜、さいたま地裁川越支部 ※判決言い渡し(予定)〔ソース
*まきやすとも・機関紙名誉毀損裁判(原告・千葉さん):11月18日(水)午後1時30分〜、東京地裁立川支部404号法廷〔ソース
*まきやすとも・写真著作権侵害裁判:12月11日(金)午前10時半〜、東京地裁(霞が関)721号法廷〔ソース
*クロダイ・第1次落書き名誉毀損裁判控訴審(原告・宇留嶋さん/控訴人・クロダイ):12月16日(水)午前10時〜、東京高裁424号法廷〔ソース〕【第1審判決
*西村修平・婚外子差別発言裁判:12月24日(木)午後1時半、東京地裁(霞が関) ※判決言い渡し(予定)〔ソース
*西村修平・第3次「御用ライター」裁判(原告・宇留嶋さん):1月18日(月)午後2時〜、さいたま地裁川越支部〔ソース

*1:【追記】クロダイくんからも、同様にいい加減な直前の告知がありました。文末追記参照。/【さらに追記】11日の街宣名誉毀損裁判についても、主権回復を目指す会の掲示板で、「訴えた筈の千葉英司が逆に証人台に立たされる」というタイトルの告知がありました。文末追記2参照。

*2:でも、Yahoo!検索の結果をソースごとコピペするのはやめた方がいいですよ。最近もやってたみたいですけど、すぐにURLの有効期限が切れてしまい、信者の方々が「妨害だ!」「工作だ!」などと余計な心配をしてしまいますから。