まきやすとも・機関紙名誉毀損裁判をめぐる瀬戸サンの繰り言にもいちおうつっこんでおく


引き続きまきやすとも・機関紙名誉毀損裁判について。瀬戸弘幸ブログ〈<活動報告>槇泰智VS千葉英司〉(11月20日付)は、問題とされている記述部分や答弁書の内容をまきやすともブログから転載し、いつもの繰り言を付け加えているだけで、本来はいちいち取り上げる必要もないのですが、引用箇所で洋品店や店主の名前を伏字にしていないため、直接リンクすることがためらわれます。


そこで、まとめWiki等でリンクしやすいよう、こちらで本文を転載しておくことにしました。他人の記事の全文転載、不必要なほど長文の引用を繰り返す瀬戸サンですから私が同じことをやっても文句は言わないはずですが、いちおう批評も付け加えておきます。

 槇泰智氏は上記の機関紙〔引用者注/「政経通信」38号第1面の画像〕を演説の際に配布したということで、東村山警察署の元副署長・千葉英司氏より名誉毀損民事訴訟を起こされました。


訴状一覧*1
http://izukohe.jugem.jp/?eid=42
(日本よ何処へ出張所より)


 その第一回目の裁判が東京地裁立川支部において開かれました。この裁判の経緯や問題点について紹介したいと思います。
 槇やすともさんのブログから転載しての紹介です。
〔転載省略〕
 千葉英司氏は西村修平氏の裁判でもそうですが、勘違いをしているように感じます。槇さんにしても西村さんにしても、今から14年前の東村山警察署の副署長をしていた当時の千葉英司氏個人の捜査を問題にしているわけではない。
 あたり前のことですが、公務としての仕事であり、ただ当時の捜査責任者であるから名前を挙げているだけのことであって、千葉氏は警察機構の一人でしかない。
 その14年前の捜査が杜撰極まりないものであり、誤った判断を下したので、結果的に事件の真相がヤミの中に追いやれらてしまった。
 後で判明したことだが、この故朝木明代市議の事件を担当したのは当時の地検八王子支部の吉村検事長、担当検事は信田昌男という二人とも創価学会の信者検事であった。
 故に創価学会を追及していた故朝木明代さんが「万引き」をしたとか、それを苦にして自殺したという経緯に強い疑いを抱いているという訳です。
 検察や警察の当時の事件に不正はなかったのか?
 そのことに疑義を呈する我々の運動に対して、組織の一員に過ぎなかった千葉氏が個人の名誉が毀損されたなどと訴えてくることが我々には不思議で仕方がないのです。
 槇やすともさんの機関紙を見れば、これは明らかに創価学会の実態を暴くための記事であることは明らかであり、千葉氏の個人の名誉を毀損するためのモノでないことは明らかです。
 千葉氏は14年も前に自分が担当した事件になぜこうも執拗に張り付いているのでしょうか? 遺族の気持ちを少しは考えたことはあるのでしょうか?
 もし、これが自分のことと考えたなら、これほど不気味なことはないでしょう。自分の母が不審な死を遂げたとします。ろくな捜査もしないで「万引きを苦にして自殺した」などと勝手に決め付けて、その後14年間の長きに渡って、まるで監視されているように次々に訴訟を仕掛けてくるのです。
 その訴訟にことごとく敗退しているのに、そんなことはお構いなく、市議会の傍聴にも必ずと言って良いほどに顔を出しています。東村山市の住民でもないのに、わざわざ傍聴をし続けるその目的とは何か? 一体どのような意図があるのでしょうか?
 この裁判の経過報告はその辺りも含めて今後お知らせしていきたいと思います。


「東村山警察署の副署長をしていた当時の千葉英司氏個人の捜査を問題にしているわけではない」「ただ当時の捜査責任者であるから名前を挙げているだけ」などという主張が単なる言い訳に過ぎないことについては、昨日付の〈「中立公正」を騙るまきやすとものお粗末な主張〉を参照。
創価学会の4悪人」「朝木さんが謀殺された事件を自殺として覆い隠した張本人」西村修平
「自殺事件にすり替えた張本人・千葉英司」まきやすとも
などと千葉さん個人をさんざん標的にしておきながら、いまさら何を逃げてるんでしょうね。瀬戸サンだって、最初は「これを千葉英司一人に対する名誉毀損事件で終わらせるつもりなど毛頭ありません」と書いて西村修平・街宣名誉毀損裁判千葉さん個人に対する名誉毀損事件でもあることを認め、「これで千葉英司は創価学会と関係ないとは言えなくなりました」などと、あたかも千葉さんが創価学会の意を受けて捜査を歪めたような印象操作をしていたではありませんか(2008年11月7日付〈時を駆ける(そしてコケる)瀬戸弘幸〉参照)。そういえば、今回の記事は「敬称略」ではないんですね。


まきやすともの記事の目的が何であれ、結果的に自分の名誉が毀損されていると考えたからこそ千葉さんは提訴したのであり、「これは明らかに創価学会の実態を暴くための記事であることは明らかであり、千葉氏の個人の名誉を毀損するためのモノでないことは明らかです」などと「明らか」を3回も繰り返しながら強弁したところで、まきやすともの責任は免れません。けっきょく創価学会の実態を暴くための記事」にもまったくなっていませんから、勝てる見込みはかなり薄いんじゃないでしょうか。


千葉さんの提訴が「不思議で仕方がない」と言うのなら、「検察や警察の当時の事件に不正はなかったのか?」「疑義を呈する我々の運動」などと腰砕けなことを言ってないで、さっさと「内部告発」とやらを公にして事件に決着をつければよろしい。無理でしょうけど


千葉さんが矢野穂積朝木直子両「市議」およびその宣伝に簡単に乗っかってしまう連中を放置しておけない理由については、1月2日付〈弱きを助けるために矢面に立つ千葉英司さんの“男気”と、情報操作で他人の権利侵害を煽る矢野・朝木両「市議」の“下劣さ”〉でも簡単にまとめておいたのですが、瀬戸サンがどうしようもない印象操作を繰り返すので、あらためて千葉さんがエアフォースに寄せたコメントを掲載しておきましょう。


「・・・これまで矢野氏と朝木氏がビラやFM放送で重ねてきた情報操作や脅しによって傷つけられてきた市民は数知れない。彼らの行為は市議としてという以前に、人間として許されるものではない。いかなるかたちであれ、今後も彼らとは徹底的に闘っていくつもりだ」(〈FMひがしむらやま裁判(二次)判決〉)


「朝木明代氏の万引きを『冤罪』とし、自殺を『他殺』と宣伝することは、とりわけ被害者の正直な申告を虚偽と決めつけることで、断じて許すことはできない。今回の判決は、保身のためにはどれほど人を傷つけようと何の痛痒も感じない矢野氏と朝木氏の特異な本質をよく理解した上でのものと考えている。今後も彼らとは徹底して闘い続けるつもりだ」(〈エフエム東村山・東村山市民新聞併合事件控訴審判決〉)


「本件記事は、故人の訃報にかこつけ、故人が反論できないことにつけ込んで13年前のデマを蒸し返した悪質なもので、人の死をも自己宣伝に利用する矢野・朝木の特異性を示している。この判決によって、矢野・朝木によるデマの被害者の1人である故木村芳彦氏の無念さを少しは晴らせたのではないかと思う」(〈インターネット「東村山市民新聞」裁判判決〉)


「『東村山の闇』では私だけでなく、他の捜査員もまた事実の隠蔽に加担したかのように書かれた。この判決によって、矢野氏らの虚偽宣伝に耐えながら地道な捜査を続けた捜査員たちの無念さを少しでも晴らせたのではないかと思う」(〈『東村山の闇』裁判・インターネット「創価問題新聞」裁判判決〉)


「遺族の気持ちを少しは考えたことはあるのでしょうか?」云々の言い草については、なた5963さんが次のように反問しているのを100回ぐらい声に出して読むとよろしい。

東村山市議:矢野穂積朝木直子が呼び込んだ、せとサンを筆頭とする「行動する右翼」軍団は、事件に巻き込まれ、裁判で潔白を証明してもなお不当な虚偽を流され、業務を妨害され、さらには直接襲撃され、14年たってもなお恐怖の中にいなくてはいけない洋品店の気持ちを少しは考えたことがあるのでしょうか?


瀬戸サンはあいかわらず洋品店関連裁判の結果に頬かむりを続けていますが、そんな卑怯者がこれ見よがしに人の情を語っても、空しいだけです。千葉さんが裁判で「ことごとく敗退している」などと相変わらずデタラメを書いていることからしても、そろそろ恥知らずなウソツキと認定して差し支えないでしょう。


そもそも、「万引き冤罪」説や「他殺」説の真実性を一連の裁判でことごとく否定され、時々かろうじて相当性を認められたことがあるに過ぎない矢野・朝木両「市議」が、再捜査要求のための具体的動きを起こす気配もなく、虚偽まで交えながら14年間も同様の宣伝を続けてきたことの方が、よっぽど不思議です。そこに「一体どのような意図がある」のか、瀬戸サンは考えようともしない(考える能力がない)んでしょうね(11月13日付〈矢野・朝木両「市議」の「訴訟乱発」や「不自然」さには目を向けない瀬戸弘幸サン〉も参照)。矢野・朝木両「市議」が選挙においても朝木明代「殺害事件」を前面に打ち出していることについては、4月18日付〈デンパな「市議」は東村山の夢を見るか?〉に掲載した選挙公報を参照。


〔この記事は、11月23日の深夜に(24日に日付が替わってから)アップしたものです。〕


◆今後の新風連関連裁判日程
*まきやすとも・写真著作権侵害裁判:12月11日(金)午前10時半〜、東京地裁霞が関)721号法廷〔ソース
クロダイ第1次落書き名誉毀損裁判控訴審(原告・宇留嶋さん/控訴人・クロダイ):12月16日(水)午前10時〜、東京高裁424号法廷〔ソース〕【第1審判決
クロダイ第2次落書き名誉毀損裁判(原告・千葉さん):12月18日(金)午前10時45分〜、東京地裁立川支部ソース
西村修平婚外子差別発言裁判:12月24日(木)午後1時半、東京地裁霞が関) ※判決言い渡し(予定)〔ソース
西村修平第3次「御用ライター」裁判(原告・宇留嶋さん):1月18日(月)午後2時〜、さいたま地裁川越支部ソース
*まきやすとも・機関紙名誉毀損裁判(原告・千葉さん):1月27日(水)午後1時20分〜(?)、東京地裁立川支部ソース
西村修平街宣名誉毀損裁判(原告・千葉さん):1月27日(水)午後1時30分〜、東京地裁立川支部 ※結審(予定)〔ソース
*まきやすとも&クロダイ対創価学会街宣名誉毀損裁判(原告・創価学会):2月5日(金)午後1時半〜、東京地裁霞が関)〔ソース
クロダイ第2次「御用ライター」裁判控訴審(原告・控訴人とも宇留嶋さん)(期日未定)〔ソース〕【第1審判決*2

*1:引用者注/訴状全文の意味と思われる。当初は原告の住所・電話番号に何の処理も施さないまま掲載していたが、凪論〈「せと弘幸blog『日本よ何処へ』出張所」は何処へ〉で指摘されてかつての凍結の一件を思い出したか、速やかに墨塗りの対応がとられた。もっとも、陰影も本来は重大な個人情報であって、直ちに墨塗り等の処置を行なうべきである。

*2:11月28日に追記。