体験談を「データ」扱いして人間の尊厳を踏みにじり、盗んだ山菜の皮算用をして恨み節を綴る欠陥商品『最後のパレード』著者・中村克
有門大輔サンが痛々しくて見ていられない今日この頃ですが、「東村山市民新聞」では黙々と「最終更新日」の修正が続いています(12月5日付、2009/12/04 20:14:43)。市議会12月定例会の様子が知りたい方は、とりあえず佐藤市議ブログ〈12月議会当初議案について〉、薄井市議ブログ〈2009年12月定例会における渡部市長の所信表明〉などをご参照ください。
【追記】
外部の専門家〈〔最後のパレード〕と著作権法を再考する〉(中村克)にいちおうつっこんでおこうと思いつつモタモタしていたら、その間に2本も記事がアップされてしまいました。いまハッスル期なんですかね*1。
面倒くさくはありますが、行きがかり上、欠陥商品『最後のパレード』著者・中村克の著作権観について記録しておきます。なお、当初ここに記載していた文章は文末に移しましたが、話の枕として、瀬戸弘幸サンの素晴らしいブーメランのみ冒頭に残しておきましょう。
もう発言がブレているというような次元ではなく、前に語ったことなど後から発言する時には、頭の中には入っていないのでしょう。
凄い頭の構造をしているようです。普通の人とはもうレベルが違いすぎます。
まぁ〜こういう人は普通は支離滅裂なことを言う人となるのですけどね。
瀬戸弘幸ブログ〈ダッチロール状態の鳩山首相:飛行機なら激しく横揺れして墜落寸前〉
さて中村克の話です。
〔最後のパレード〕事件と著作権法を再考する(魚拓) via kwout
何を明らかにしたいかを最初に記します。それは、「最後のパレード」事件で盗作とされたエピソードは、はたして著作権が発生する著作物なのかということを明らかにしていきたいということです、
なぜならば、著作権法では、データ(記録)には著作権は発生しないとされているからです。
デタラメですね。支離滅裂な中村擁護を続けて自滅した矢野穂積「市議」でもここまでは言っていなかったと思いますが、これは中村が独自に思いついた理屈なのでしょうか、それとも表立って擁護できなくなった矢野「市議」からこっそり吹き込まれたものでしょうか。まあ、朝木直子「市議」が国会図書館で収集してきたD1-Law.com(第一法規法情報総合データベース)の判例データを何の断りもなくスキャン画像で掲載する「東村山市民新聞」の発行人ですから、同様の見解をお持ちであろうことは容易に想像できます(松沢呉一さんの指摘も参照)。
もちろん、こんな言い草は通用しません。著作権保護の対象には電子データ化されたもの、コンピューター・プログラム、データベース等も含まれます。たとえば、それ自体では著作権の存在しない法令や判例を整理したD1-Law.comのデータベースも、「論文、数値、図形その他の情報の集合物であつて、それらの情報を電子計算機を用いて検索することができるように体系的に構成したもの」(著作権法2条10の3号)として著作権保護の対象になるのであって、第一法規が次のように注意を促しているのは正当です。
■著作権・転載について
●当サイト・サービスに係るすべてのデータ、ソフトウェア等の知的所有権その他一切の権利は第一法規株式会社および情報提供者に帰属します。
●当サイト・サービス全体及び当サイト・サービス中に掲載されているデータ・ソフトウェア(テキスト、画像、検索システム、インターフェースデザイン等)について、その全部または一部の無断複製、改編、転載、転用、公衆送信、頒布等を禁止します。但し、私的使用及び著作権法上認められた行為としての出所を明示した一部引用はこの限りではありません。
もっとも、中村克は、「データ」という言葉を“電子化された情報”と言う意味で用いているわけではなさそうです。
本題に入ります。前のブログに「生きテク」のサイトを紹介しました。このサイトでは、自殺寸前で思いとどまり、生還した人の体験談が集められています。匿名であり一定のひな形に沿って体験談が語られています。
私の素朴な疑問は、これらの体験談一つひとつに著作権が発生するのかということです。
体験談とは、言い方を変えれば読書感想文と同じ感想文です。読書感想文は、本という著作物への感想を記したものですが、自殺寸前で思いとどまった体験談の基になったのは、いじめや病気や過労など、お金とは関係ない出来事です。
さらに、です。なぜ、匿名でも感想文を記したかを考えなくてはなりません。それは、自分の体験をほかの人にも分け与えたい、他者の役に立ちたいという利他の心から、体験者は自らの体験を記録(データ)に残したかったのです。
自殺の問題だけではありません。いじめの体験談、戦争の体験談、被爆体験談、ハンセン病による差別の体験談、水俣病や薬害エイズ事件などの体験談も同じです。
(外部の専門家〈〔最後のパレード〕と著作権法を再考する〉)
要は、自分の体験を記録したものは「データ」であり、著作権は発生しないから誰でも自由に利用できるはずだと言いたいのでしょう。つらい思いや不当な経験をした人々が身を切られる思いで綴った体験談も、中村にとっては「データ」に過ぎないというわけです。人間の尊厳というものをこれほど考慮しない発言も、いまどき珍しいでしょう。中村が、被爆者や自殺(未遂)者をはじめとするさまざまな人々について暴言を吐き続けるのも、人間としてもっとも大切な他者への共感というものを、彼がついに身につけてこられなかったことに由来していると言えそうです。そんな人間が「感動」や「社会貢献」を語るな。
言うまでもなく、中村克の言い草は、人間として最低であると同時に、法的にも通用しません。著作権法にいう「著作物」とは、「思想又は感情を創作的に表現したものであつて、文芸、学術、美術又は音楽の範囲に属するもの」(著作権法2条1号)を言うのであって、中村が挙げているさまざまな体験談も、もちろん読書感想文も、すべてこれに該当します。中村は、「現行法における『最後のパレード』事件の法的実務は弁護士にお任せする」と書いていますが、「法的実務」を任せるだけではなく、丸1日かけて著作権法のレクチャーを受けるか、ブログの記事を事前に見せて助言してもらうようにする方がいいですよ。
もちろん、このような体験談を綴った人の圧倒的多数は、中村が言うようにお金のためにやったのではないでしょう。自分の経験が他人の役に立つならと、ブログや掲示板への転載を歓迎・容認する人も少なくないでしょう。
しかし、中村はサンクチュアリ出版と共謀してそれらを営利出版物として出版したわけです。そして、そのことをはっきりと誤魔化して、次のような詭弁を弄するのです。
森林窃盗罪という犯罪があります。
森林窃盗罪を厳密に当てはめれば、持ち主の承諾のない山菜採りは「山菜盗り」に当たります。三年以下の懲役、三十万円以下の罰金に処せられます。
キノコ狩りや薬草採り、ヨモギやツクシの採取も窃盗でしょう。それでも、家族で食べる分くらいなら大目に見る・・・これが日本の常識と考えたところに私の失敗の根源がありました。自分にとっての損得しか考えない人たちが世論を誘導している恐ろしさを当時の私は認識していなかったのです。
山菜採りは窃盗ですが、ネット上のエピソードの転載は引用の範囲にあると私は考えます。多くの人の人を幸せにするために利他の心で記されたエピソードや、多くの人を不幸にしないために利他の心で記録(データ)されたエピソードの引用が、著作権法違反でいいのでしょうか。
そしてこれらの記録が、新聞社や公益法人や株式会社トなどの大きな団体に集まった時、私たちは、大きなものにいちいち許可を得なければ、体験者が利他の心で記した体験談を、ブログに転載したり、掲示板で紹介したりできないのです。
(外部の専門家〈〔最後のパレード〕と著作権法を再考する〉、太字は引用者=3羽の雀)
多くの人が指摘してきたように、「盗人猛々しい」という言葉がこれほど似合う人もいないでしょう。山菜の件については以前の記事で次のようにつっこんでおきましたので、ここではそれを引用するだけに留めておきます。
今日の話題の第一は、何と言っても、中村克サンが〈自殺志願・・・〉(6月29日付)という胸の悪くなるエントリーをアップして以来久しぶりにブログを更新し(〈「最後のパレード」と山菜泥棒〉〔魚拓〕)、『最後のパレード』において違法性を認識しながら盗用を行なっていた事実をあらためて認めたことでしょう。
「キノコ狩りや薬草採り、ヨモギやツクシの採取も窃盗でしょう。それでも、家族で食べる分くらいなら大目に見る・・・これが日本の常識であったと考えたところに私の失敗の根源がありました」
「家族で食べる分」どころか、中村サンは他人が栽培した作物(=オリジナル・エピソード)を勝手に持って行って大々的に売り出しちゃったわけで、あいかわらず勘違いにもほどがあります。ともあれ、今後どのように「『最後のパレード』問題の説明責任」を「しっかり果たしていく」のか、引き続き拝見するとしましょう。・・・
(3羽の雀の日記〈盗用を認めつつ愚痴り続ける中村克サンと、完全敗訴を認めずに言いがかりをつぶやき続ける矢野穂積・朝木直子両「市議」〉)
続く〈今年のベストセラー本と「最後のパレード」〉というエントリーで、中村は、「発売後1月半で50万部を刷った『最後のパレード』が、読売新聞の大誤報の影響を受けず、販売を続けられていれば、恐らく200万部は超えていたと思います」などと皮算用をしつつ、次のように述べています。
さて、仮に「最後のパレード」が200万部とするならば、私への印税は9%であり、2億円以上が支払われるはずでした。私は、この収入の大部分を社会貢献活動に使う決意をしていました。
そして、売り上げの3%の7,500万円がユニセフに寄付されていたことになります。
皆さんは7,500万円で、世界中のどれだけの子供たちの命が救えたとお考えでしょうか。
私は地球市民として、貧困に苦しむ人たちのためにも、いつかこの多大なる地球的損害の賠償を請求していきたいと考えます。
前述したように、人間の尊厳というものを考慮できない中村に「社会貢献活動」を云々する資格はありませんし、いずれにせよ「社会貢献活動」は著作権侵害の免罪符にはなりません。刑事告訴されていれば、情状酌量の面で少しは考慮された可能性もありますが。
ちなみに、「多大なる地球的損害の賠償を請求していきたいと考えます」などと実行するつもりもない意向を表明する前に、日本ユニセフ協会から返還された寄附金(177万6600円)がどうなったのか、さっさと説明してはいかがでしょうか。ここまで妄言を書き連ねてきながらこの点については一貫して沈黙を保つというのでは、もはやそれなりの理解しかしてもらえませんよ。
ついでに、少なくとも初刷分の印税を受け取ったのは確かなようですから、その金額と使途についても公にしてはいかがですか。「発売3日で3刷80000部」という宣伝コピーも躍っていたようですから(『創』8月号)、初版も万単位であったことは間違いないでしょう。とすれば、印税も100万円を切ることはなかったはずです。初刷は4万7千部だったそうですから、印税は530万円程度でしょうか。*2回らない寿司屋で少々贅沢したからと言って誰も文句は言わないでしょうが(ハッスルした件は別問題)、それ以外の「大部分」は「社会貢献活動」に使ったはずですよね。自分ではほとんど仕事をしていないことを、あらためて表明しているわけですし。
仮にまだ「社会貢献活動」に使っていなかったとしても、遅くはありません。ちょうど、冬のボーナスを当て込んだ(しかし中村によれば偉大な神に導かれた)日本ユニセフ協会からダイレクトメールが届いたみたいですから、いくら寄附したのか、近々教えてくださいな。
【追記2】
〈友愛社会を目指す「三羽の鳩」〉(追記:12月6日に突如閉鎖)の方にも、〈読売新聞がしたことはこういうことです〉というタイトルで、外部の専門家〈今年のベストセラー本と「最後のパレード」〉とほぼ同趣旨のエントリーがアップされました。文末に、「また、ユニセフや国連、キリスト教団体を通じて読売新聞に抗議していきたいと思います。」という妄想肥大的宣言とともに、読売新聞記者の実名と電話番号(社会部直通電話番号は2ちゃんねるにおける指摘後に追加)が追加されています(3Nの一翼をなす那田尚史サンも似たようなことをやってましたね)。準備期間は十分にあったんですから、いまさら脳内で強力な味方を増やして「抗議」云々と騒ぐのではなく、さっさと読売新聞を提訴して記者会見を開けばよろしいのに。
ついでに、ちょっと切なくなるのでここでひっそりと書いておきますが、かつて矢野・朝木両「市議」とともにビラの配布に勤しんだ「集団ストーカー被害者」レックス氏が、こんなことを書いていました。
長女が工作員に脅される!
今週、17歳になる長女が突然私に、「私、精神科に行って来た方がいいかな・・・?」「と、言って来たので驚いてしまいました。
何でそんな事を言うのだと長女に聞くと、
「友達が考え方が可笑しいから、精神科に行って見てもらった方がいいよ!」と、言われたそうなのです。
長女には、「全然普通だし、絶対に精神科にだけは行くなよ!」と言い聞きかせて、
何故友達がそんな事をいう説明をして納得させましたが、
実は私も3年前に、朝鮮系の運送会社の秋元運輸に勤めていた頃、創価学会員で在日の上司の草薙氏に同じような事を言われたのを思い出しました。
この『集団ストーカー』の被害者になると、色々な工作を使って、精神病患者に仕立て上げるという、マニュアルがありますが、娘の周りにも工作員が友達のふりをして近寄ってきているのだと実感いたしました。
「創価学会の集団ストーカー日記」(アメブロ版/FC2版/ライブドア版)でも同じことを書いていますが、娘さんが本当に気の毒です。
【おまけ】
(以下は、当初〈中村氏が米軍横田基地への抗議文提出を表明(仮題)〉というタイトルで掲載していた文章です。なお、中村克の意味不明な威嚇も虚しく、少年ら4人は警視庁により逮捕された模様です。)
外部の専門家〈〔最後のパレード〕と著作権法を再考する〉(中村克)について取り上げようとは思っているのですが、馬鹿馬鹿しくて筆が進みません。その気になったら後から追記するとして、中村氏が米軍横田基地に抗議文を提出するという話を目にしましたので、取り急ぎご紹介しておきます。
瀬戸弘幸ブログ〈ダッチロール状態の鳩山首相:飛行機なら激しく横揺れして墜落寸前〉
「中村氏」と言っても、「中村克」ではなく「中村としのり」ですけどね。
もう発言がブレているというような次元ではなく、前に語ったことなど後から発言する時には、頭の中には入っていないのでしょう。
凄い頭の構造をしているようです。普通の人とはもうレベルが違いすぎます。
まぁ〜こういう人は普通は支離滅裂なことを言う人となるのですけどね。
お知らせ (中村としのり)
米軍横田基地に抗議行ないます。
皆様も御存知の通り、東京都武蔵村山市で路上に張られたロープでバイクを運転していた女性が重傷を負った事件について12月5日(土)米軍横田基地に抗議に行きます。
我こそはナショナリストであると思うものは、私同様抗議活動を展開していただきたい。
私は、12月5日(土)13時30分に東福生駅を出発し米軍横田基地に対し抗議文をを提出する予定です。
私と一緒に抗議文の提出に行く方は13時30分東福生駅で待ち合わせる事としましょう。
http://newnsp.blog55.fc2.com/
さて、今度は「背後で何が」起きるのでしょうか。
なお、「お知らせ」という小見出しより前の文は瀬戸弘幸サンが鳩山首相について書いたもので、抗議行動の告知とは関係ないのですが、ゼリ―のパレード参加者に対するブーメランとして卓越しているので、ついでに引用しておきました。もう1回引用しておこうかな。
もう発言がブレているというような次元ではなく、前に語ったことなど後から発言する時には、頭の中には入っていないのでしょう。
凄い頭の構造をしているようです。普通の人とはもうレベルが違いすぎます。
まぁ〜こういう人は普通は支離滅裂なことを言う人となるのですけどね。
瀬戸弘幸ブログ〈ダッチロール状態の鳩山首相:飛行機なら激しく横揺れして墜落寸前〉
〔この記事は、後から追記した際にタイトルを変更する可能性があります。〕
*1:【追記】(12月6日)中村克が下劣の極みというべき最後っ屁をかまして〈友愛社会を目指す「三羽の鳩」〉を閉鎖しましたが、明日まで保育園問題の記事をトップに置いておきたいこともあり、つっこみは後回しにします。橋本玉泉さん(断片的な日々)の〈なぜか筆者を指摘も攻撃もしない中村克氏〉および〈自らを「差別主義者」「誹謗中傷者」と呼ぶが如き行為か〉も参照。また、市長ブログについては3羽の雀の日記〈『最後のパレード』著者・中村克氏と東村山問題〉および〈中村克サンの「偽(いつわり)のくちびる」を封じよ〉、薄井市議に関する請願については同〈薄井市議に関する請願について「1分も審議されませんでした」などとウソを書く中村克氏〉などを参照。
*2:【追記】中村が初刷の部数を報告しているのを見落としていたので、12月6日に修正。また、つられて「初版分の印税」と書いていたが、これも「初刷」に訂正した。