思惑がま〜るみえの2人の「市議」と、著作権についてまったくわかっていない2人の自称「ジャーナリスト」


矢野穂積朝木直子両「市議」がいつものように市議会の話はそっちのけで大騒ぎしているようですが、今日は1日飛び回ってヘトヘトなので、意味不明の理屈を子細に検討する元気がありません。
「所持していた朝木明代議員から『カギ束』を奪った殺害関係者以外に、・・・問題の『カギ束』を『おしぼりの間に入れることができる者がいないことはいまさらいうまでもありません」
などと言っていますが、それ以外の可能性も考えられるのは、もはや誰もがわかっていることです。もっとも、だからこそ矢野「市議」も「いまさらいうまでもありません」*1などと強弁しているんでしょうけれども。


【追記】(12月14日)「それ以外の可能性」については、たとえば、りゅうオピニオン〈「殺害事件のカギを握る唯一最大の物証」と書いて証拠が「おしぼり鍵」以外、何もないことを「自白」してしまった矢野穂積市議ら(笑)〉参照。また、宇留嶋さんは次のように記しています(『民主主義汚染』170ページ、太字は引用者=3羽の雀)。

 鍵は何者かが、現場検証のあとに置いていったものであることは間違いない。では、明代の転落死が殺人であるとすれば、現場検証をしたその日、マスコミがまだ騒然としているときに、犯人がわざわざ鍵を置きに現場に戻ってくるかといえば、そんなことはまず考えられない。とすると事後、誰かがその鍵を発見場所に置いた、あるいは投げたとなるが、それは誰か。遺族らのマスコミへの訴えどおり、その誰かが明代を殺した犯人なら、犯人はなぜ再度現場に近づく危険をあえて冒したのか。千葉が、捜査撹乱とみたのはそういう事情だし、事実、捜査撹乱ならその撹乱で利益を得るのは、なにも事件であったときの“犯人側”ばかりでなく、さまざまに主観を述べてきた遺族、矢野側でも可能性としてはありえたのだった

(追記終わり)


まあ、そんなに重大な事実が明らかになったのなら、「警察内部からの事件捜査関係者の告発を、強く呼びかけます」などと言ってないで、さっさと検察審査会への申し立てに踏み切ればいいんじゃないですか。ちなみに、去年は
「新たな情報をもとに朝木明代議員謀殺事件究明に立ち上がった瀬戸弘幸氏ら主催の9月1日朝木明代議員追悼・東村山駅頭行動に矢野・朝木議員が参加、事件究明を市民によびかけ」
などと書いてましたが(2008年9月8日付更新)、いまさらこんな呼びかけをしているところを見ると、その「新たな情報」(=内部告発)がガセネタだったことは、矢野・朝木両「市議」も認めちゃったわけですね。そういえば、「すでに実行犯の絞込みが進んで」いるという話(2008年12月23日現在)も、やっぱりその場しのぎのフカシだったんですか?


その他、東村山市民新聞」の12月13日付更新(2009/12/13 17:28:39)についてはとりあえずTomatotic-jellyさんの報告を参照してください。また、12月12日付の更新(追記:文末資料参照)については昨日付の記事に注記する形で軽くコメントしておきましたが、わかりやすいようにこちらに移しておきます。

【追記】疲れているのでとりあえず追記で済ませておきますが、12月12日付の更新(2009/12/12 19:49:40)で、ようやく「決定的事実」とやらの中身が明らかにされました。「警察犬が帰った後に朝木明代議員の鍵束が置かれた可能性がある」という説明がそれに該当するらしいのですが、新規ページ〈「鍵束の捜査をしていない」と追及され、元副署長(チバ)は隠匿していた重大事実をついポロリ!〉を何度読み返しても、どうしてこれが「『自殺説』を自ら全面的に否定」したことになるのか、さっぱりわかりません。誰かわかる人は教えてください。ちなみに、宇留嶋さんによれば、この鍵束は「警察の捜査終了後に何者かが置いていったものであることは明らか」で、警察は「何者かが捜査の攪乱を狙って置いたもの」と見て「発見者、納入業者に対する事情聴取などより慎重かつ入念な捜査を行った」そうです(エアフォース〈西村修平事件第6回口頭弁論(その1)〉)。りゅうオピニオン〈「民主主義汚染」に描かれた「鍵」と「靴」の記述を確認しておく〉に書かれていた指摘と懸念が的中した、ということになるんでしょうか。/りゅうオピニオン〈「他殺の決定的証拠」が「おしぼり」という脱力記事がようやく掲載された東村山市民新聞。もしや墓穴を掘ってます?〉も参照。


なお、りゅうさんが〈「民主主義汚染」に描かれた「鍵」と「靴」の記述を確認しておく〉で一部引用している『民主主義汚染』の記述は、同書の168−171ページに掲載されているものです。本をお持ちの方は開いてみるとよろしいかと思います。


ついでに、まきやすとも・写真著作権侵害裁判をめぐり、被告と瀬戸弘幸サンが著作権法に関する無知を露わにしている件について、ごく簡単に触れておきます。

この写真がそんなに大事だったならば、きちんとHP上においてですよ、この写真は箱崎愼一が撮りましたよ、無断転載を禁じます、いう記述もしくはCopyright等々の記載があってしかるべきなんです。これを行っていない、だからもし、写真撮影者の自称写真家箱崎愼一が訴えれるんだとすれば、私ではない、(編集?) 本来であれば箱崎愼一が訴えるのは私ではない! このホームページを管理していた高倉良生に訴えるんじゃないですか。ホームページの管理が杜撰だ。なぜ無断転載を禁じると、いうことを書いてないんだ、高倉良生あんたを著作権法違反で訴えるぞ、訴える先が違うじゃないか。ということを、私は前回、第一回の準備書面で書いたんです。書いたらば、さすがに向こうもこれはマズイと、創価学会側も思ったのでしょう。今、最近の高倉良生のホームページを見ると、その下のほうに、今までは無かった「All rights reserved.」という記述がなされたのです。まさに欺瞞的。今まではまったく、著作権を論じる記述がなかったのに、私にこういった記述がないのがおかしいと、言われたもんだから慌てて「All rights reserved.」、著作権を明確に言うような記述をした。
(まきやすともが裁判前に行なった街宣。ks-labo.info〈インターネットリテラシーの低さを自覚できない槇泰智(まきやすとも)氏〉より)

 ところで著作権とはその写真に著作権者の名前などが書かれ、それを存在することが明記されていない限り分からない。しかし、当初この高倉都議の顔写真にはそのような表記はなされていなかった。
 それが表記されたのは、槇やすともさんがそれを裁判で指摘してからのことです。つまりこの写真家は最初は自分の著作権であることの主張を行なっていなかったのです。
瀬戸弘幸ブログ〈<活動報告>槇やすともVS創価・公明:権利の濫用を許さないぞ!〉)


りゅうさん
「すべての写真に著作権はあります」
「無料で使ってよいと明記されていない場合は、『勝手に使ってはいけない』写真ということです」

と指摘しているように、日本をはじめとする大多数の国では著作権について無方式主義を採っており、コピーライト表示があろうがなかろうが、著作権は当然に発生します。「その写真に著作権者の名前などが書かれ」ていない場合、著作権者が誰なのかはすぐにはわかりませんが、「それを著作権が?〕存在することが明記されていない」場合でも、誰かが著作権を持っていると判断するのは当たり前なのです。


今さら言っても無理なのはわかっていますが、少しは調べてから物を言えばよろしいのに。【追記】(12月14日)C.I.L〈何か発言するたびに無知を晒して支持者を失っていく新風一味に著作権を教えてあげよう!〉、松沢呉一の黒子の部屋〈お部屋1991/槇やすともと瀬戸弘幸のお笑い著作権〉も参照。


【資料】「東村山市民新聞」の12月12日付・13日付更新
〔12月12日付〕

チバ元副署長が、決定的事実を認める!
★ チバ「自殺説」を自ら全面的に否定!←「警察犬が帰った後に朝木明代議員の鍵束が置かれた可能性がある」(チバ)
★ 決定的事実を知りながら、なぜ、今まで一度も公表しなかったか !!
 − 証拠事実の隠匿は明らか!ー
★ やはり知っていた!
 「自殺説」を木っ端微塵にし、高裁7民判決も吹き飛ばし殺害事件を決定付けたオウンゴールの重大自白。
▼副署長チバは、捜査責任者として詳細を全面自供し事実隠匿の責任をとりなさい!
▼警察内部からの事件捜査関係者の告発を、強く呼びかけます。

    近日、詳細アップロード。乞うご期待!はこちらから ⇒


〔12月13日付〕

元副署長チバ元副署長が、決定的事実を認める!
★「警察犬が帰った後に朝木明代議員の鍵束が置かれた可能性がある」(チバ)⇒チバ「自殺説」を自ら全面的に否定!〔引用者注/文の入れ替え〕
★ 決定的事実を知りながら、なぜ、今まで一度も公表しなかったか !!
  証拠事実の隠匿は明らか!
★ やはり知っていた!
  「自殺説」を木っ端微塵にし、高裁7民判決も吹き飛ばし殺害事件を決定付けた重大自白。
▼副署長チバは、捜査責任者として詳細を全面自供し事実隠匿の責任をとりなさい!
▼警察内部からの事件捜査関係者の告発を、強く呼びかけます。
    詳細アップロードはこちらから ⇒


◆今後の新風連関連裁判日程
*クロダイ・第1次落書き名誉毀損裁判控訴審(原告・被控訴人=宇留嶋さん/控訴人=クロダイ):12月16日(水)午前10時〜、東京高裁424号法廷〔ソース〕【第1審判決
*クロダイ・第2次落書き名誉毀損裁判(原告=千葉さん):12月18日(金)午前10時45分〜、東京地裁立川支部〔ソース
*西村修平・婚外子差別発言裁判:12月24日(木)午後1時半、東京地裁(霞が関) ※判決言い渡し(予定)〔ソース
*西村修平・第3次「御用ライター」裁判(原告=宇留嶋さん):1月18日(月)午後2時〜、さいたま地裁川越支部〔ソース
*まきやすとも・機関紙名誉毀損裁判(原告=千葉さん):1月27日(水)午後1時20分〜(?)、東京地裁立川支部〔ソース
*西村修平・街宣名誉毀損裁判(原告=千葉さん):1月27日(水)午後1時30分〜、東京地裁立川支部 ※結審(予定)〔ソース
*まきやすとも&クロダイ・対創価学会街宣名誉毀損裁判(原告=創価学会):2月5日(金)午後1時半〜、東京地裁(霞が関)〔ソース
*まきやすとも・写真著作権侵害裁判:2月5日(金)午後4時〜、東京地裁(霞が関)721号法廷〔ソース
*クロダイ・第2次「御用ライター」裁判控訴審(原告・控訴人=宇留嶋さん)(期日未定)〔ソース〕【第1審判決

*1:「いまさらいうまでもありません」というフレーズが示唆するものについては、7月28日付〈またまた「説明は不要だ」で逃亡する矢野穂積「市議」〉参照。