子どもたちを脅かして恥じない「行動する保守」と、そんな連中と手を組み続けるりんごっこ保育園理事・監事 ※「東村山市民新聞」の更新について追記


瀬戸弘幸サンも少しは著作権を気にするようになったようで、何よりです。



次は特定商取引法について考える番ですかね(凪論〈維新政党・新風元副代表瀬戸弘幸氏に特定商取引に関する法律違反疑惑〉も参照)。



ちなみに、瀬戸サンが〈[http://blog.livedoor.jp/the_radical_right/archives/52398123.html:title=不法行為を民族差別にすり替えるな!:朝鮮人はいつでも被害者で犠牲者、日本人は加害者で犯罪者か?]〉とお怒りの件については、東京新聞でも報じられていたみたいですよ(追記:ああ、[http://blog.livedoor.jp/the_radical_right/archives/52398486.html:title=さっそく抗議に行く]んですね、見過ごしてました。「東京新聞の存在を許してはならない」などと述べること自体、「言論の自由に対して公然と牙を剥いた」ことになると思いますが)*1

外国人いじめ 不満はけ口 京都で“保守団体”抗議
東京新聞2009年12月18日付
 今月四日、在日コリアンの子どもたちが学ぶ京都朝鮮第一初級学校(京都市南区)の裏門前で“騒動”が起きた。拡声器を持ったグループが押しかけ、同校が隣接する公園を校舎代わりに使っていることを「不法占拠」と騒いだ。子どもたちはおびえていたという。

*          *

〔中略〕
 騒ぎがあった四日は、同校で京都市内と滋賀県内の初級学校計四校の四〜六年生約百三十人が交流会を開いていた。同校によると、低学年の子たちは昼食を終えて歯磨き中。マイクの大音響に数人の子どもたちが怖がって泣きだしたという。騒ぎの間、児童らは講堂や校舎にこもったままで、下校できなかった。
 この行動を主催したのは、“行動する保守”を掲げる「在日特権を許さない会」と「主権回復を目指す会」の関西支部所属メンバー。主権回復を目指す会・関西支部の新巻靖彦事務局長は「公園が学校に不法占拠されて困っていると住民からメールがあった。調べたら朝礼台や拡声器、サッカーゴールを公園に勝手に置いていた。市が動かないのでわれわれが行動した」と説明した。
 ネット上で公開されている動画を見ると、裏門に男性十人ほどが押しかけ、「開けんかい」「なめとったらあかんぞ」「キムチくさいでぇ」などと怒声を浴びせた。学校から公園に向けた拡声器の電源が切られ、公園にあった朝礼台も学校の門の前に投げ出された。
〔後略〕


暴力的自警団体質はあいかわらずですね。瀬戸サンは、
「自分たちは差別されているから、何をしても許されるなどと勘違いも甚だしい」
「これは民族差別でも何でもありません。自分たちだけの独占的な使用は止めなさいという当然の指摘なのです」
「確かに売り言葉に買い言葉で罵声を互いに浴びせ合っていますが、朝鮮人側はこれまでいつでも大声で騒いで日本人を萎縮させて来たでしょう」

などと言い訳がましく書いていますが、
“相手が不法行為をしているから、何をしても許される”というのも甚だしい勘違い
ですよ。自分に都合がいいときだけ法治国家がどうこうと偉そうなことをおっしゃっていますが、自力救済禁止の原則についても覚えておいた方がよろしいでしょう。


「行動する保守」を名乗る連中がしばしば子どもたちを脅かしていることについては、以下の記事も参照。


矢野穂積・朝木直子両「市議」は、近くの公園を園庭代わりに利用している保育園(ちなみにこれは疑問の余地なく合法)の理事・監事を務めているわけですが、いつまでこんな連中と手を組み続けるんですかね。


なお、「東村山市民新聞」の12月19日付更新(2009/12/18 17:50:43)は「最終更新日」の修正だけだった模様です。保育園問題についてまだ書き残したことがあるのですが、話の流れで矢野・朝木両「市議」の裁判情報操作についてもう1本記事を書き、そのあと取り上げます。


【追記】
と思いきや、午後8時前(2009/12/18 19:53:04)に再びトップページが更新され、長々と加筆があったようです。大した内容ではないみたいなので、たぶんあとから昨日付の記事に追加する形で記録しておきます(追記:記録しました。ついでに、今日の記事のタイトルに「子どもたち脅かして・・・」という誤字があったので、修正しておきました)。


矢野「市議」らは「公表すれば『自殺』説強調の副署長チバには都合の悪い事実が、まだまだ出てきそうです」と書いていますが、「はだし」云々の話はかなり以前から出ていたことで*2“いまさらこんなに必死になって「つくり話」などと騒ぐのは、なぜなんだろう”という疑問しか浮かびません。


なお「つくり話」云々という騒ぎ方については、上腕部のアザに関する千葉さんの「珍説」を覆すだけの根拠を、矢野「市議」らがついに提示できなかった経緯も参照。

*1:【追記】瀬戸サンが参加できない「夕方の活動」とは何だろうと思っていましたが、「民族差別を許すな! 京都朝鮮学校襲撃事件を問う12・19緊急報告会」を潰しにいくという話でしたか。「言論の自由に対して公然と牙を剥い」ていますね。ちなみに、共同通信でも報じられたようです。「小さな正義を信じて」出張所〈ようやく在特会問題に関する報道が一般マスコミにも出始めた〉も参照。

*2:『民主主義汚染』143ページには、朝木明代の死因に関する「判断を左右する重要な鑑識材料」のひとつに、「ストッキングの足の裏側が一部破れており、ストッキングの破れの部分と足裏の汚れが一致していた」ことが挙げられている。