さぞかし残念であぅたはずのクロダイくんの敗訴/実質敗訴はスルーして、婚外子差別発言裁判の勝訴で勝ち誇る瀬戸弘幸サン



というわけで、[http://chinpu.blog38.fc2.com/blog-entry-37.html:title=保守の印象を低下させるという目標]だけは着々と達成しつつあるように見える西村修平サン、[http://www2.atwiki.jp/kusanonemaze/pages/66.html:title=婚外子差別発言裁判]での敗訴は免れたようです。


それにしても、瀬戸サンの喜びっぷりはすごいですね。miracleさんが〈超勝ち誇ってるwwww〉と爆笑するのも無理はありません。



瀬戸弘幸ブログ〈速報・勝訴!(西村修平主権回復を目指す会代表)

 午後1時半、626号法廷で裁判官の判決文言い渡しが開始された。
 それまで静まり返っていた法廷内は裁判官の声を聴いて一瞬ざわめいたように感じた。
「原告の訴えを棄却する」
 西村修平・主権回復を目指す会代表が、土橋博子から訴えられた民事訴訟に勝利した瞬間でした。
 勝って当然の裁判ではありますが、この勝利は大きい。
 何故ならば今マスメディアはこぞって『主権回復を目指す会』や『在日特権を許さない市民の会』を差別主義者の集まりとして盛んに喧伝しています。
 このような中で西村氏の発言が差別だとして訴えられた、その裁判において原告側が敗訴して西村氏が勝利した事実は、反撃の第一歩となるばかりでなく、大きな反転攻勢の起爆剤となるからです。
 また、西村氏の敗訴を期待して集まっていた創価学会系の連中にも打撃となりました。
 宇留嶋瑞郎・柳原滋雄両氏などは期待していた結果が裏切られさぞかし残念であったでしょう。


思い出しますねえ、昨年8月にこんなふうに喜んでたこと。


 その裁判で八王子地裁は千葉副署長に勝訴の判決を出していました。朝木直子さんは敗訴して千葉元副署長に損害賠償を支払う立場にあったのです。
 しかし、昨日東京地裁の控訴審で朝木直子さんより、逆転勝利の判決が出たと今朝のメールでお知らせがありました。
 東京高裁での控訴審では一回だけの弁論で終結していたので、千葉氏やいつも同行しているライターは自信満々であったそうです。
 主文のみの勝訴は確認したそうですが、詳しいことは後日になるというので、その時にまたお知らせしたいと思います。
〔中略〕
 東京高裁における逆転勝訴の判決が昨日あったという事実こそ、これまでの流れが大きく変わりつつあることを証明しています。
(瀬戸弘幸ブログ〈【連載】朝木明代元東村山市議殺害事件(9):確実に流れが変わり始めました!〉)


これはいわゆるインターネット「東村山市民新聞」裁判に関する話なのですが、その後に瀬戸サンの希望通り「流れが大きく変わり」、朝木明代市議の「万引き冤罪」や「他殺」を裏付ける判決が出されたかというと、それは皆さんご承知の通り

(参考)
(8)インターネット「東村山市民新聞」裁判
【★市民新聞HP(矢野議員襲撃犯の頁)〔引用者注・〈創価・公明特集〉のページ〕/矢野・朝木勝訴確定/千葉敗訴確定/08.8.28】
第1審では千葉さんに対する名誉毀損が認定されたが、控訴審では、記事からは「原告(千葉氏)が万引き冤罪事件に関与した」「原告が創価学会に肩入れして不正な捜査をした」「被告矢野に対する暴行事件について、原告が創価学会に肩入れして捜査をしなかった」などとは読み取れないとして、名誉毀損を認定せず。C.I.L〈読書会 「千葉英司氏が矢野穂積らに対し損害賠償請求を行った裁判の判決」について〉も参照。
(3羽の雀の日記〈〈朝木議員謀殺関係訴訟結果報告〉リストの検証(4):千葉さん関連裁判〉)


そういえば、矢野・朝木両「市議」も、昨年の今ごろ〈創価擁護記事ライターと「創価」本部との関係が、ついに判明しました!〉と大喜びしていたなあ。



けっきょく、瀬戸サンが自信満々で提出した陳述書は何の役にも立たず、
「被告ら(矢野・朝木)は、インターネットの東村山市民新聞に記載した記事の内、原告について、『創価御用ライター』との表現は、原告の名誉を毀損するものではなかったが、必ずしも、適切ではなかったことは認め、遺憾の意を表する」
として和解せざるを得なかったわけですけれども(「東村山市民新聞」の迷宮〈「創価御用ライター」裁判〉および〈「創価御用ライター」裁判関連ブログ〉参照)。


クロダイくんが第2次落書き名誉毀損裁判敗訴的和解の受け入れを余儀なくされ、新しい事実が出てこないかぎり“「万引き捏造事件」の捜査指揮を取った千葉英司”などとは言えなくなったことも、華麗にスルー(追記:まきやすともが多くの勘違い混じりのコメントを発表しましたので、12月20日付の記事に記録として追記しておきました)。もちろん、第1次落書き名誉毀損裁判でクロダイくんが50万円の損害賠償を命じられたことについても、瀬戸サンは何らコメントしていません。かわいそうにクロダイくん、スパムコメントをひたすら承認するのが生き甲斐になっちゃってるみたいですよ。


それどころか、クロダイくんが勝訴した第2次「御用ライター」裁判についても、WAWの記事を丸々コピペして論評は・・・後日行いますと予告したきり、音沙汰なしです。今回の勝訴で調子に乗って、何か面白いことを言ってくれればいいなあ。とりあえず、「今年は良くがんばりました。」というクロダイくんの総括には笑わせてもらいましたけど。


さて今回の判決ですが、西村サンが差別的発言を行なったこと自体が認定されなかったのか、発言があったことは認めた上で原告個人に対する名誉毀損には当たらないと認定されたのか、いずれにせよ判決の詳細が明らかにされなければ何とも言えません。出張所の方で得意げに判決書を掲載してくれるかもしれませんから、それを待つとしましょう(ただし、プライバシーにはくれぐれもご配慮を)。


瀬戸サンが掲載してくれなくても、モンジローZさんが判決書の閲覧にチャレンジしたみたいですし、エアフォースでもそのうち報告があるでしょう。それにしてもモンジローZさん、凪さんと間違われて有門大輔に絡まれちゃったようですが、災難でしたね(3月1日付〈驚かされました〉も参照)。(追記「絡まれちゃった」というのは正確ではなかったようなので、付記しておきます。モンジローZさんの報告凪さんの報告訂正版のほか、りゅうオピニオン〈エレベーター内の会話が話題になっていますが本当の論点はこちらだと思いますよ〉参照)。


どちらにせよ、これまでの一連の発言によって、「行動する保守」が差別的主義者の集まりであること(とりわけ有門大輔の差別性について、9月8日付〈常に弱者に矛先を向けながら、巨大な敵と闘っているつもりらしい「行動する保守」運動〉など参照)、裁判の相手方や傍聴人に平気で威迫や嫌がらせを行なう連中であることは明らかになっており、そのことは今回の勝訴判決でも覆りません。


また、朝鮮学校襲撃問題で各方面から批判されているのは婚外子差別発言問題とは別の話ですから、今回の勝訴判決が「大きな反転攻勢の起爆剤となる」こともないでしょう。逆に、こんな連中が野放しになるならやっぱり人権擁護法案が必要だという機運が高まっちゃうかもしれない。


もちろん、「西村氏の敗訴を期待して集まっていた創価学会系の連中にも打撃と」なったとは思えません。宇留嶋さんにしても柳原さんにしても、西村サンが負けたら面白いなとは思っていたでしょうが、そもそも創価学会とも、朝木明代市議万引き被疑事件・転落死事件とも関係のない裁判ですからね。私にとっても、12月23日付の記事の冒頭で書いておいた通り、裁判の結果に関わらず、十分な収穫がありました。


ちなみに、裁判所が「対日本人包囲網」に組み込まれているという有門大輔の妄想も、見事に粉砕されてしまいましたね。


なお、タイトルの「残念であぅた」はもちろんわざとです。



瀬戸弘幸ブログ〈速報・勝訴!(西村修平主権回復を目指す会代表)〉(現在は修正)


また、「東村山市民新聞」は今日も「最終更新日」の修正だけでした(12月25日付、2009/12/24 16:20:14)。


〔この記事は、お出かけ前の貴重な時間を割いて、12月24日午後8時半ごろアップしたものです。〕


【追記】
もうひとつ記事がアップされました。



「もしこの裁判に負けていたら、日本の社会には民族差別や人種差別が存在することを認めてしまうという危険性があったのです」と瀬戸サンは書いていますが、そんなことはとっくに裁判所によって認められているみたいですよ。


ともあれ、いまさら訴状を見て妄想を膨らませていないで、判決書を公開してほしいものです。


【追記2】
主権回復を目指す会の掲示板でも西村代表名で報告がありました。判決言い渡し後、支持者からは「上告してきたら外務省を訴えればいいんだ!」と意味不明の発言もあったそうですが、とりあえず、公判と口頭弁論の違いの次は控訴と上告の違いを覚えたらいいんじゃないかと思います。なお、「他に控えている二件の裁判の励みとなる」と感じるのは自由ですが、「創価学会から名誉毀損で訴えられている槇泰智、黒田大輔両氏の裁判にもかなりの影響を与える判決です」というのは、もちろん、希望的観測にすらなりません。


14.主権回復を目指す会代表 西村修平
投稿日:2009/12/24 22:12
各位
土橋博子から訴えられていた裁判(私生児発言が名誉毀損)は原告棄却で勝利しました。
他に控えている二件の裁判の励みとなる判決であり、さらには創価学会から名誉毀損で訴えられている槇泰智、黒田大輔両氏の裁判にもかなりの影響を与える判決です。なお、この判決には創価学会の宇留嶋瑞郎・柳原滋雄の両名も傍聴、この裁判が創価学会と密接に連携している事実を明らかにしています。
原告棄却は裁判所前での道理を説く街宣活動、傍聴席を埋める支援者の熱意などなど、被告・西村修平一人の力ではなく<『語る』運動から『行動する』運動へ>の多くの方の支援があったからこそです。
今後、上告が予想されますが、その場合でも最高裁まで闘う覚悟でおります。これまで給わりましたご好誼に深謝すると共に、上告に拘わる今後のご支援をよろしくお願いするものであります。


◆今後の新風連関連裁判日程
*西村修平・第3次「御用ライター」裁判(原告=宇留嶋さん):1月18日(月)午後2時〜、さいたま地裁川越支部〔ソース
*クロダイ・第1次落書き名誉毀損裁判控訴審(原告・被控訴人=宇留嶋さん/控訴人=クロダイ):1月27日(水)午後1時10分〜、東京高裁 ※判決言い渡し(予定)〔ソース〕【第1審判決
*まきやすとも・機関紙名誉毀損裁判(原告=千葉さん):1月27日(水)午後1時20分〜(?)、東京地裁立川支部〔ソース
*西村修平・街宣名誉毀損裁判(原告=千葉さん):1月27日(水)午後1時30分〜、東京地裁立川支部 ※結審(予定)〔ソース
*まきやすとも&クロダイ・対創価学会街宣名誉毀損裁判(原告=創価学会):2月5日(金)午後1時半〜、東京地裁(霞が関)〔ソース
*まきやすとも・写真著作権侵害裁判:2月5日(金)午後4時〜、東京地裁(霞が関)721号法廷〔ソース
*クロダイ・第2次「御用ライター」裁判控訴審(原告・控訴人=宇留嶋さん)(期日未定)〔ソース〕【第1審判決