対創価学会街宣名誉毀損裁判:瀬戸は日暮れてスタコラサッサ、そして貝になるクロダイくん


さて、いまさらですが、2月5日に行なわれた対創価学会街宣名誉毀損裁判の第3回口頭弁論について。りゅうオピニオン〈まき・黒田氏VS創価学会裁判の口頭弁論の模様を受信。「和解」は一体、誰が言い出したのか!?〉を読むと、けっきょく和解の話をどうするかに終始したみたいですね。


まきやすともは、カンパを繰り返し要請しておきながら創価学会との和解に応じれば「皆様方に対する背信行為、裏切り」となることは自覚しているらしく、創価を相手に、和解なんてある訳ないだろぅと必死になって否定しています(りゅうオピニオン〈なんだなんだ? 霞ヶ関の街宣動画はアップされないのか? まきさんも黒田さんも報告なし? まだ和解に未練あんの?・・・と思ったらキター〉も参照)。


今回のように勝訴が鉄板の事案で創価学会側から和解を申し出ることは考えにくいですし、法廷で、
「被告側から和解の申し入れがありましたので、原告側が考えられる和解の条件は、既に被告側に提示してあります」
という原告(創価学会)側代理人の発言に対して被告側から何の異議も申し立てられなかったことからして、どちらが和解を言い出したのかは明らかなような気がしますが(りゅうオピニオン〈瀬戸先生への質問コメントを保存。「和解」はどっちから言い出した?〉も参照)、少なくともまきはあくまで判決を求めるつもりのようですから、後は審理をさくさく進めてもらえればいいですな*1


一方、もうひとりの当事者であるクロダイくん(行政書士黒田大輔)は、
「和解の話し合いが進んでいますので。〔書面は〕今も手許にありますが敢えて出さずにいるんです」
などと法廷では答えていたようですが、ブログでは裁判についてまったく触れていません。それはもう驚くほどあからさまに、「2月5日」という日付に言及するのを避けています。



[http://blog.livedoor.jp/nichigokai/archives/1086253.html:title=日護会としてカンパも集めている]んですから、裁判について最低限の報告をするか、カンパは裁判関連費用には一切用いないと明言する(そしてきちんと収支報告をする)か、いずれかの対応をとるのが責任ある組織だと思うんですけどねえ。こそこそと“[http://oniblo.at.webry.info/201002/article_2.html:title=シークレット豆まき]”とやらに興じて悦に入っている場合じゃないんじゃないですか。


もっとも、その豆まきにはクロダイくんは「[http://ameblo.jp/jmuzu1081/entry-10450489978.html:title=仕事の都合で急遽来れなかった]」そうですが。次は急に法事が入ったり体調が悪くなったりするんでしょうか。


ちなみにクロダイくんは、今年に入ってから自分の言葉で創価学会を批判したことが、少なくともブログ上では一度もありません(追記〔2月10日〕:2月10日になってようやく、創価学会の名前は出しませんが、「[http://seaside-office.at.webry.info/201002/article_5.html:title=「カルト撲滅強化月間]」を宣言しました)。もともとコピペばかりで自分の言葉がほとんどないブログですけれども。街宣で創価学会を批判したという話も聞きませんし、どうするんでしょうね。広報部長はあいかわらずレックス氏に任せきりですし。



街宣等禁止の仮処分を申し立てられた時はこんなふうに↓粋がっていたのに、すっかりしょんぼりしてしまいましたね。





で、何ですか、創価学会員の傍聴者に向かって
「[http://blog.livedoor.jp/ryuopinion/archives/51332461.html:title=ちゃんと仕事しろよ!]」
とブーメランを投げたんですって? これはまた、「[http://blog.livedoor.jp/ryuopinion/archives/51318917.html:title=俺たちに楯ついたら、とんでもない事になるよ!]」に続き、ちょっとした流行語になりそうですね。


そういえば、[http://www2.atwiki.jp/kusanonemaze/pages/66.html:title=婚外子差別発言裁判](追記:[http://blog.livedoor.jp/patriotism_japan/archives/51621471.html:title=原告が控訴した模様])で西村修平が勝訴した後、瀬戸弘幸サンが宇留嶋さんに向かって
「[http://pullman.blog117.fc2.com/blog-entry-237.html:title=ちゃんと報告しろよ]」
と凄んだという話もありました。クロダイくん、さすがに瀬戸サンから「[http://blog.livedoor.jp/the_radical_right/archives/52119188.html:title=ニューリーダー]」と目されるだけあって、ブーメランの飛ばし方もそっくりです。


その瀬戸サンが今回の裁判には一切触れず、見事なまでに[http://d.hatena.ne.jp/three_sparrows/20091109/p1:title=朝木明代市議転落死事件から完全逃亡]を続けていることは、皆さんご承知の通り。「[http://blog.livedoor.jp/the_radical_right/archives/52323869.html:title=創価学会本体との裁判]」でこの体たらくでは、[http://www2.atwiki.jp/kusanonemaze/pages/65.html:title=西村修平・街宣名誉毀損裁判]等で千葉さんをいくら攻撃しても、何の説得力もありませんね。(追記〔2月9日〕:瀬戸サンが[http://blog.livedoor.jp/the_radical_right/archives/52432046.html:title=2月9日付エントリー]で今回の裁判にいちおう触れましたので、公正のため追記しておきます。)


でも、コメント欄ではまだ未練がましくちょこちょこ触れているんですよね。たまには覗いてみるものです。以下、〈[http://blog.livedoor.jp/the_radical_right/archives/52430428.html:title=御主(おぬし)も悪(ワル)よの〜]〉のコメント欄より(改行は適宜修正)。

常識3
朝鮮右翼と創価はお友達
創価学会が日蓮正宗に破門された直後から、右翼の街宣車が大石寺周辺をウロつき、1992年1月には、右翼側が正宗信徒を殴打し、逮捕される事件も起きた。
しかし、この時逮捕された政治結社「新生政経研究会」代表の全国明(橋本剛)は1992年の9月の末、赤坂のビルから、転落死している。怪死の疑いが極めて濃い。
この事件に異様な悪寒を感じるのは私だけであろうか? 
右翼(暴力団)と学会という敵対すべきもの同士の融合?
真相を明らかにすべきではないだろうか。
創価学会解散勧告直後、突然右翼の街宣車が大石寺境内を取り囲み、マイクのボリュームをいっぱいにあげて口汚なく、御法主上人の非難を始めた。
毎日十台ほど、多い日には二十台も押し寄せて、付近の住民は、赤ん坊が眠れないほど、異様な騒音に閉口した。
Posted by 山口 at 2010年02月07日 15:37


〔中略〕


山口さんへ
>1992年1月には、右翼側が正宗信徒を殴打し、逮捕される事件も起きた。しかし、この時逮捕された政治結社「新生政経研究会」代表の全国明(橋本剛)は1992年の9月の末、赤坂のビルから、転落死している。怪死の疑いが極めて濃い。
 初めましてかな、この橋本剛とは面識があったというか、当時は付き合いがありました。彼は在日でした。それはさておき、この事件を詳しく知る私は、当時警察からも知っていることがあれば教えて欲しいと言われて会いました。口封じのために殺されたと思っています。1992年の橋本剛、1995年の朝木明代さん、1997年伊丹十三監督の事件には共通点が幾つもあります。
 ところで、私はこの橋本の転落死事件の報道記録を現在探しています。もし、ありましたら教えて下さい。当時週刊誌に出ましたが、どこの週刊誌なのか忘れてしまいました。よろしくお願いします。
Posted by せと弘幸 at 2010年02月07日 15:54


はじめまして
いつもブログ拝見し意見しております。
富士大石寺事件
週刊新潮の92年6月11日号
全国明怪死事件
週刊新潮なのは確かです。号は失念、すいません。
この事件では、ご存知の様にいろんな下手人説が取り沙汰されてました。
1.山口組系G組が実行
2.右翼が裏切り者として天誅
3.創価革命防衛隊の工作員
4.創価敵対宗教団体の謀略
5.薬密売関係から北工作員
池田・ノリエガ疑惑記事を潰したやり口から観ても明白だと思います。
Posted by 山口 at 2010年02月07日 18:18


山口さんへ
ありがとうございます。
この事件にまで注目している人は少ないと思います。あなたの書き込みは大変この事件の核心に迫るものです。この事件は法的には時効となっていますが、これが一連のビルからの転落という不審死事件の始まりであり、注目してきました。警察当局はこの一連の事件の犯人は同一人物であると考えていたようです。
Posted by せと弘幸 at 2010年02月07日 18:36


>せと弘幸様
やっぱりそうでしたか?
どこから調べても、あの宗教に行きついてしまいます。
全国明には自殺・事故死する理由が無いのです。が、ある時期から右翼の一部に「裏切り者に天誅を!」と息巻いた団体がありました。
朝木さんにも同じ事が言えます、「怪死」を読めば一目瞭然です。
伊丹監督は不倫を苦にしての自殺?200%あり得ません。民暴で傷害、産廃宗教で?死です
せと様と同郷の渡辺監督が東村山を扱った映画を作ろうとした時ある作家に「お前、殺されるぞ!」と耳打ちされた話は有名です。
Posted by 山口 at 2010年02月08日 13:14


山口さまへ
ありがとうございます。
>全国明には自殺・事故死する理由が無いのです。が、ある時期から右翼の一部に「裏切り者に天誅を!」と息巻いた団体がありました。
 興味深いお話です。私は彼が殺された数日前に銀座のクラブで偶然会いました。その時元気なく彼には似つかわしくないジーパン姿で、腕には数珠をしていた。彼はその時に私に近々大金が入ると言っていた。いつものホラ話かと思って聞いていたが、そのすぐ後にビルから落ちて死にました。
 何故、大金が入るのかについても、私にはある程度のことは話をしていました。その後殺したのは○○組であるとの噂が流れ、その背後には創価学会の存在が指摘された。
それから数年後に、朝木さん、伊丹監督のビル転落死事件が起きたのです。
Posted by せと弘幸 at 2010年02月08日 13:26


けっきょく噂話と妄想を並べているに過ぎないんですけれども。その後、瀬戸サンは、情報通ぶりをひけらかしながら具体的行動を起こさない態度を痛烈に批判され、みっともないコメントを残しています。

瀬戸様。内部告発の件もそうですが、何故、あなたは体を張って創価学会の犯罪を止めないのでしょうか?被害者とお酒を飲んだりする仲だったのでしょう?朝木明代さんの死にも伊丹監督の死にも、責任を感じませんか?他の人が知り得ないことを知っているのに、それを使わなかったのは何故ですか?今後も起こるかもしれない犯罪を未然に防ぐことを怠ったのではありませんか?他の人には知り得ないことを知っているなら、その情報を自分だけで独占しているのは、次の被害者を出さないようにすることを怠っているということですよ。朝木氏事件、伊丹氏事件の前に同じ構図の事件があった。それについて裏事情を知り得る立場にあった。でも動かなかった。今も内部告発を知っているのに動かない。同じですね。あなたしか知り得ないのですから、あなた自身が動くしかないのですよ。
Posted by 前から知っていたのに何故? at 2010年02月08日 14:46



前から知っていたのに何故?さんへ
 あなたのご意見に対してですが、この事件には日本最大の暴力団が関与していたと警察は見ていました。私が動かなくても警察が動いていますし、私が動くことなどできないことは理解して頂けると思います。
Posted by せと弘幸 at 2010年02月08日 15:27


瀬戸様。朝木氏事件について、あなたが知り得た内部告発を検察に届け出て、再捜査へ向けて検察等捜査機関は動いているということでしょうか?内部告発を埋もらせてしまう訳ではないということだと判断して宜しいのでしょうか?今、起こされている訴訟に内部告発の内容を使ってしまうと、再捜査に支障をきたすおそれがある為に、まき氏や黒田氏の対創価学会訴訟では、陳述に使えないということでしょうか?今は時期ではないと…。捜査機関の奮闘を祈ります。
Posted by 前から知っていたのに何故? at 2010年02月08日 16:30


けっきょく内部告発についてはこのままダンマリを決め込むんでしょうね、情けないことです。


◆今後の新風連関連裁判日程
*西村修平・第3次「御用ライター」裁判(原告=宇留嶋さん):3月8日(月)午前11時〜、さいたま地裁川越支部 ※判決言い渡し(予定)〔ソース
*まきやすとも・写真著作権侵害裁判:3月12日(金)午後2時半〜、東京地裁(霞が関)721号法廷〔ソース
*まきやすとも&クロダイ・対創価学会街宣名誉毀損裁判(原告=創価学会):3月19日(金)午後1時半〜、東京地裁(霞が関)526号法廷〔ソース
*西村修平・街宣名誉毀損裁判(原告=千葉さん):4月初頭、東京地裁立川支部 ※判決言い渡し(予定)〔ソース
*まきやすとも・機関紙名誉毀損裁判(原告=千葉さん):4月14日(水)午後1時30分〜、東京地裁立川支部〔ソース
*クロダイ・第2次「御用ライター」裁判控訴審(原告・控訴人=宇留嶋さん)(期日不明)〔ソース〕【第1審判決
*西村修平・婚外子差別発言裁判控訴審(期日不明)〔ソース

*1:【追記】(2月9日)瀬戸弘幸サンが、裁判の内容にはまったく触れず、「創価学会はこの裁判を早く止めたがっています」「どう見ても創価学会が困り果てているのは明らかです」などと書いて“和解を申し出たのは創価学会の方だ”と主張していましたので、いちおう追記しておきます。「外部からただ吠えるのはみっともないからやめておくべきです」とも書いていますが、内部告発について何も言えなくなり、思い出したように吠えるポーズだけするのはもっとみっともないですよね。で、「千葉英司氏と黒田氏の名誉毀損の裁判は和解で解決」した(第2次落書き名誉毀損裁判)ことについて初めて触れたわけですが、その内容について何かコメントはないのでしょうか。