「××のひとつ覚え」の見本を瀬戸弘幸サンに教えてあげよう


Tomatotic-jellyさんが拾ってくれているりんごっこ保育園グループHPの修正については、3月3日付〈保護者や市民に「ご安心」いただくために必要なのは、印象操作・情報操作ではありません〉に追記しておきました。


一方、東村山市民新聞では例の“ひとつ覚え”更新が行なわれています(3月7日付、2010/03/06 20:34:32)。


〔略〕
★ 矢野・朝木両議員が、議員報酬のお手盛り引き上げに反対し、任期中の引き上げ分とボーナス2割お手盛り上乗せに反対し、09年9月12月までに返上した合計額は、1745万円1787万円超(矢野議員514万円535万円超、朝木直子議員404万円425万円超、朝木明代議員827万円超)に。
〔略〕
◎草の根・矢野、朝木両議員の東村山市への貢献は合計9602万円9641万円超!
〔略〕


このあたりの話については2009年11月4日付〈けっこう毛だらけ誤魔化しだらけ、その手は桑名の焼きはまぐり〉参照。議員報酬一部返上市議会議員としての仕事ではないんですが、それしか報告することがないというのは、やはりまともに仕事をしていないことの証なのでしょうね。


ちなみに、〈矢野ほづみ議員のページ〉も「最終更新日」が2010年3月6日付に修正され、〈私と朝木議員の議員報酬返上額〉のページに、2009年12月にボーナス2割分を返上した旨の記述が付け加えられています。それにしても、報告対象時期(「20××年××月」)が誤植だらけの上に、金額まで「東村山市民新聞」と異なっているのは何とかした方がいいと思います。他に報告することがないんですから。


矢野ほづみ議員の2009年12月までの議員報酬返上合計額は¥5,180,390
 09年12月に、矢野ほづみ議員は、ボーナス2割お手盛り上乗せに反対し、上乗せ2割分20万8550円全額を返上しました。
 この結果、1995年6月〜2008年12月の返上合計額は、¥5,180,390となりました。。
朝木直子議員の2008年12月までの議員報酬返上合計額は¥4,083,852
09年12月に、朝木直子議員は、ボーナス2割お手盛り上乗せに反対し、上乗せ2割分20万8550円全額を返上しました。
 この結果、1999年6月〜2009年12月の返上合計額は、¥4,083,852となりました。


そういえば、3月3日の一般質問では、渡部市長から
「返上していると言うが、法務局に供託しているだけの話ではないのか。市長は毎月15%、副市長は12%、教育長は10%給与カットを既に実施している」
「返上返上と言うが、あなたたちの供託のために職員がわざわざ法務局へ出向かされてきた。そういうことをどう考えているのか?」

などと切り返されたそうですね(佐藤市議の報告)。


それにしても、毎日新聞(2010年3月6日付・都内版)で矢野穂積「市議」が次のようにコメントしていらしたものですから、そろそろ「東村山市民新聞」でも得意げに報告があるかと思っていたんですが、どうしたんでしょうね。


 東村山市民オンブズマン代表の矢野穂積・東村山市議は「昭和病院の入札にかかわっていた業者から情報提供があった。多摩地区の他病院でも談合の可能性がある」としている。


この件についてはまたあらためて触れようと思いますが、毎日新聞の記事によれば、関係者は次のように述べているそうです。
「担当者がいないのでコメントできない」(談合にかかわったと名指しされた医療機器卸業者)
「医療機器の入札は特殊な分野ということもあり、落札率が100%になることもあり得る。談合の事実はない」(公立昭和病院の菊池哲矢事務局長)


なお、矢野穂積「市議」が代表を名乗っている「東村山市民オンブズマン」については、2008年3月24日付〈「市民オンブズマン」もいろいろ〉など参照。Googleで検索すると私のこの記事がトップ(ニュース検索結果を除く)に出てくるほか、この自称「市民オンブズマン」らの言い分を鵜呑みにして大丈夫だろうかと思わせるはずの情報がいろいろ出てくるんですが、上記記事を書いた毎日新聞記者は下調べのひとつもしなかったんですかね。


もちろん、矢野穂積・朝木直子両「市議」が毎日新聞社に宛てていい加減な公開質問を行なっていることも知らないのでしょう(2007年8月11日付〈幻の「決定打!」完全不発記念新スレ(6)〉の末尾を参照)。ま、すまして毎日新聞の取材に応じているところを見ると、どうやら矢野「市議」本人も忘れているみたいですが。


ちなみに、不覚なことに見落としていたのですが、「バカ工業高校劣等生によるらくがき」というブログでしばらく東村山問題が取り上げられていたことに今回気付きましたので、紹介しておきます。とりわけ、2009年5月20日付のエントリーにおける
「議会監視のためのオンブズマン(日本的な「市民オンブズマン」組織)を、東村山で結成してはいかがでしょう」
という提言は、東村山市民の皆さんにもぜひ検討していただきたいところです。


最後に、瀬戸弘幸サンが我慢できなくなって何が吠えていらっしゃいますが、また機会を見てつっこみます。とりあえずTwitterでひとしきりつぶやいておきましたので、そちらを参照。私の記事を見ておきながらいろいろと触れていらっしゃらない点がありますが、そこにこそ瀬戸サンの本質が表れているというものです。矢野穂積「市議」もこんなブーメランを飛ばしていましたっけか。


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「サンバ×スズ メ」が「スルー」したとき
 日本の「政治の恥部」が、おびえ、おののくさま、実に痛快じゃないか。「サンバ×スズ メ」が「スルー」したときは、都合がわるい、事態が悪化している証左だ。しっかり、みてや ろうじゃないか!
(東村山市民新聞〈「東村山市民新聞」〈「変えよう!議会を 親創価に」〉、2009年6月9日付更新