「襲撃する運動」が仮処分決定漬けになる中、裁判所から事実上の「集団ストーカー」認定を受けた日護会


東村山市民新聞では「最終更新日」の修正が黙々と続けられています(5月9日付、2010/05/08 20:55:00/5月10日付、2010/05/09 16:54:17)。


さて、明日11日(火)には主権回復を目指す会に対して言い渡された仮処分決定に関する保全審理が行なわれる予定なので、この機会に、5月2日付〈【メモ】司法による仮処分決定を無視して『ザ・コーヴ』配給会社・社長宅への襲撃を続ける「主権回復を目指す会」〉として関連記事をまとめておきました。



矢野・朝木両「市議」がダンマリを決め込み続ける西村修平・街宣名誉毀損裁判第1審判決についても、エアフォースの連載の進展も見ながらフォロー記事を書きたいと思っていますが、それはまた追々。そろそろ瀬戸サンが出張所の方で判決書のスキャン画像を公開してくれてもいいころだと思いますが、よほど都合の悪い判決内容だったんですかね。


それにしても、この1年ほど、襲撃する運動関係者は次々と仮処分決定を食らってきました。
(1)公明党都議候補を中傷する街宣写真の著作権侵害(まきやすとも)
(2)朝木明代市議転落死事件をめぐる東村山・東大和における街宣(まきやすとも・黒田大輔
(3)京都朝鮮学校周辺での街宣在特会等)
(4)創価学会本部周辺でのビラ撒き等日護会
(5)『ザ・コーヴ』上映粉砕街宣主権回復を目指す会


このうち、(3)京都朝鮮学校周辺での街宣を禁じた仮処分決定については、
当然のことながら、法的対抗措置を取って徹底的に朝鮮学校と戦う所存です桜井誠在特会会長
デモ行進などへの総連の仮処分を不当としてしかるべき措置を取る主権回復を目指す会
等の声明にも関わらず、一向にその後の報告がありません。どうしたんでしょうね。


また、(4)創価学会本部周辺でのビラ撒き等を禁ずる仮処分決定については、5月2日〜4日の期間、創価学会本部(信濃町)周辺での写真撮影やビラ撒きのみならず、「職員に話しかけること」まで禁止されていたことが明らかになりました。日護会の実質的広報部長であるレックスなどは、
私から言わせれば公安も創価学会もやっている事は同じ、『集団ストーカー』そのものなのです
と騒いでいますが、むしろ日護会の方が裁判所によって「集団ストーカー」認定されちゃったと考えてよさそうです。3月27日の中野街宣終了後も、たまたま通りがかった創価学会の藤井富雄氏を追いかけ回して
創価学会ナンバー2の藤井富雄さん、こんばん和!」
「くそじじい!」
「ゴキブリじじい!」
「この偽善者が!」

などと罵倒していましたしね。


けっきょく、主権回復を目指す会のように仮処分決定を無視する蛮勇のない日護会としては、「創価学会本部がある信濃町から遠く離れた地点を出発して、さらに新宿駅方面へと信濃町とは逆方向へ遠ざかっていくルート」(花園西公園〔新宿1−32〕〜柏木公園〔西新宿7−14〕)30分ほどのデモを行ない、その後信濃町駅前でしょぼしょぼとビラを撒くだけに留めたようですが、今後、仮処分決定の無効確認請求訴訟なり損害賠償請求訴訟なりを提起したりするのでしょうか。反創価学会活動を徹底している数少ない団体としては、いかに期間限定の仮処分に過ぎなかったとはいえ、看過するわけにはいかないと思うのですが。


まあ、公式ブログでも代表ブログでも仮処分決定について報告しないような連中ですから、このまま曖昧に済ませるんでしょうね。こういう無責任な体質のまま中高生まで自分達の活動に巻き込むのですから、まったくたちが悪い。(追記日護会に対する仮処分については、芋の煮えたもご存じない〈しょせん尻尾!?〉も参照)。


他方、在特会山口支部は5月29日(土)に山口県護国神社の“防衛”に乗り出すようです。


先日、在特会山口支部より情報が届きました。毎年この時期に山口県護国神社敷地内で犯罪極左が20人程度の徒党を組んで社務所を包囲し、やりたい放題の乱暴狼藉を働いているとのことでした。殉職した自衛官の妻(耶蘇教信者)が夫を靖国神社に合祀したのは許せないとして裁判を行い、最高裁で敗訴が確定したことが発端とのことです。敗訴日の6月2日に近い週末になると毎年山口県護国神社日本基督教団小郡教会の仲間を引き連れて山口護国神社を襲撃しているとのことでした。在特会山口支部で調査したところ、キリスト教関係者の集団といいながらも社務所で口汚く脅迫行為を繰り返しており、別系統の人間も含まれているようです。
このような犯罪行為が過去20年間に及んで繰り返されていたとの情報に接し愕然としましたが、在特会として知った以上は絶対に放置しないことを本部支部間で確認しました。在特会山口支部は毎年繰り返されてきた犯罪極左による護国神社襲撃をやめさせるべく行動を開始します。


5月7日、山口支部の高山支部長が所轄の山口署に赴き、この件について警備担当者から事情を聴取しました。まったくもってとんでもない話ですが、山口県警側の言い分では「神社敷地内での出来事は民事の問題であり介入できなかった。」「(在特会が問題に介入して)閑静な市内で騒ぎを起こさないようにしてほしい。」とのことでした。護国神社敷地内の社務所を襲撃し「騒ぎを起こしまくっていた」犯罪極左を20年間も野放しにしておきながら、何という言い草でしょうか。
支部側の聞き取り調査では)護国神社側が刑事告訴を検討しているほど、犯罪左翼による社務所襲撃は酷いものであり、これを20年間も放置してきた山口県警の怠慢は断じて許されるものではありません。警察当局が社会治安を守るための業務を遂行できない以上、日本国民の義務として襲撃事件を繰り返す犯罪左翼に在特会山口支部が立ち向かいます。


自衛官護国神社合祀事件をめぐる話のようです。「犯罪極左」とやらがどのような抗議行動を行なっているのかは知りませんが、護国神社側が刑事告訴を検討しているというのならその動向を見守っておけばいいものを、またまた暴力的自警団体質を発揮し、法治国家では基本的に許されない自力救済に乗り出すというのですから、まったく処置なしです。


もっとも、「20人程度の徒党を組んで」抗議先を訪れ、「口汚く脅迫行為」を行なうことが「襲撃」「犯罪行為」であることは自覚しているようですから、襲撃する運動という呼称の正当性はますます高まったと言えるでしょう。犯罪性の自覚はあるのですから、警察も遠慮なく対応すればよろしいかと思います。