「朝木明代議員殺害事件に関する請願」不採択に何の反応もせず、瀬戸・西村らのハシゴを外してしまった矢野穂積・朝木直子両「市議」


東村山市民新聞で、5月23日付更新以来およそ1カ月ぶりに「最終更新日」の修正以外の更新があり、トップページに次のような囲みが登場しました(6月19日付、2010/06/18 18:21:52)。


裁判所で「創価御用ライター」といわれても仕方がない旨認定された人物、またも、東京高裁で逆転敗訴!草の根・矢野、朝木議員が勝訴、賠償金獲得へ。(10.06.17)


「自作自演」裁判逆転勝訴したことに関する、大方の予想通りの反応です。敗訴したときはダンマリを決め込み、(逆転)勝訴したら判決の詳細は明らかにしないまま騒ぐのも、すっかりお馴染みのパターン。今回も、いったい何の裁判で勝ったのかさっぱりわからない書き方をしている上に、宇留嶋さんや『月刊タイムス』の名前さえ出せない有様です。『月刊タイムス』事件の最高裁判決をめぐっては、
朝木明代議員遺族と矢野議員が月刊タイムスと宇留嶋瑞郎に勝訴!
宇留島の不法行為(名誉毀損記述)に関する告知

などと名前を出して騒いでいたというのに。


もっとも、
“本件事件朝木直子宅「襲撃」事件〕は女性市議に対する加害を目的としたものとは認め難い”
として、矢野穂積「市議」が市議会にまで持ち出した「殺人未遂事件」説を全面否定した判決ですから、矢野・朝木両「市議」も、詳細を明らかにして市民に注目されると困るのでしょう。判決の詳しい内容はいずれ明らかにされると思いますが、
「賠償金獲得へ」
という言葉も、矢野穂積朝木直子両「市議」の心根を象徴しているようで、泣かせてくれます。


ちなみに、「裁判所で『創価御用ライター』といわれても仕方がない旨認定された人物」というのも大いなる誤魔化しですね。「御用ライター」裁判(とくに第2次裁判)の結果を踏まえて書いているものと思われますが、これらの裁判では、創価御用ライター」等の記述には宇留嶋さんの社会的評価を低下させるような事実の摘示がなく、具体性を欠くただの悪口に過ぎないという理由で違法性が認められなかったに過ぎません(3月13日付〈何ひとつ立証できないまま勝手に「御用ライター」問題に決着をつけた瀬戸サンや矢野「市議」が見過ごしている/目をそらしていること〉参照)。そして、そのことは矢野穂積「市議」らも重々承知しているはずです。


2009年11月18日付更新2010年3月23日付更新


「違法性はない」「不法行為は成立しない」=「『創価御用ライター』といわれても仕方がない」という話にはなりませんね。そもそも、これらの判決では「創価御用ライター」等の記述に「いささか不穏当な部分があることは否定できない」ことは認められていますし、矢野・朝木両「市議」などは、このような表現が「必ずしも、適切ではなかったこと」を認めて「遺憾の意」まで評しているではありませんか(「創価御用ライター」裁判)。



他方、矢野・朝木両「市議」が東村山市民新聞」で一切触れてこなかった「朝木明代議員殺害事件に関する請願」ですが、今日の本会議で議会運営委員会委員長報告が行なわれ、不採択となりました。驚くべきことに、矢野・朝木両「市議」は質問も反対討論もしなかったそうです。


かつて〈公明らの戦前並み「発言取消し」要求ついに破綻!〉と幻の勝利宣言をしていた矢野「市議」らですが、今回の請願不採択に対して何の反応もしなかったということは、朝木明代市議の転落死が「殺害事件」ではなかった(あるいは、少なくとも、そのような認定が裁判で行なわれたことは一度もない)ことを認めたに等しいと理解するべきでしょう(佐藤市議の不採択討論全文も参照)。


したがって、矢野・朝木両「市議」は、少なくとも市議会において朝木明代市議が「殺害」されたなどと発言する資格を全面的に放棄したと考えられます。これまでさんざん「殺害」説を宣伝してきた遺族と同僚がこの有様ですから、その情報操作に乗っかったばかりに数々の裁判を抱えるに至った「襲撃する運動」一派も、ハシゴを外されてお気の毒にとしか言いようがありません。


矢野・朝木両「市議」は、紙版東村山市民新聞」164号(2010年4月30日付)でもあいかわらず
〈★「潮」「タイムス」「千葉副署長」判決で、他殺がはっきりした朝木議員殺害事件。犯人逮捕へ御協力を。〉
虚偽宣伝を続けていますが(第4面欄外)、こんな恥知らずな真似もそろそろやめるべきですね。もっとも、言っても無駄でしょうから、市民に広く知ってもらうため、次の『市議会だより』あたりで請願不採択の経緯を詳しく紹介してもらいたいぐらいです。