りんごっこ保育園が起こした発信者情報開示請求裁判の結果を「東村山市民新聞」が再び勝ち誇ったように報告


昨日付のエントリーに続き、東村山市民新聞の更新状況の報告です。復旧した途端に、トップページに次のような囲み記事が登場しました(7月3日付更新、2010/07/02 15:18:01)。


「(株)はてな」が敗訴、「三羽の雀」の発信者情報開示を命令する判決言い渡し!(2010年6月30日)
「三羽の雀」に通告する。「デタラメ情報でないというのなら、プロバイダーに手間をかけるまでもなく、住所・氏名を正々堂々と明らかにしなさい。」


4月27日付更新〈ついに「三羽の雀」の発信者情報開示という事態に〉などと勝ち誇っていた件の続きですね。この件の背景については、まとめWikiりんごっこ保育園:発信者情報請求等〉を参照。


はてな」運営と連絡をとったところ、発信者情報開示命令が出されたのは事実だそうです。他の事例でもそうであるように、仮処分決定や判決が出た場合には基本的にそれ以上争わずに決定・判決に従う方針のようですから、矢野穂積朝木直子両「市議」は、りんごっこ保育園の経営母体であるNPO法人「林檎の木」の理事・監事として、私の捨てアド、記事投稿時のIPアドレス、投稿時間のタイムスタンプを開示してもらえることになります。


判決の詳細はいまのところ不明ですが、私の見解は2009年10月18日付〈りんごっこ保育園から記事削除要求と発信者情報開示請求を受けました〉で明らかにした通り。そもそも公の場で議論すれば済む問題で、相手を消耗させることが目的であるとしか思えない裁判などに積極的にお付き合いするつもりはありませんので、
「プロバイダーに手間をかけるまでもなく、住所・氏名を正々堂々と明らかにしなさい。」
などという「通告」とやらに応じるつもりも当然ありません。4月26日付エントリーで表明した通り、最終的にこちらの住所・氏名等を入手できて訴状が届けられれば、弁護士と相談の上、お相手することになろうかと思います。


一時が万事こんな調子ですから、矢野・朝木両「市議」の公人たる市議としての適格性に疑問符をつきつける請願第1審判決は名誉毀損性・違法性を否定)の提出の際、訴えられる可能性がかなり高いことを承知で請願人代表に名乗りをあげた市民の存在がいかに貴重なものだったか、あらためて理解できるというものです。なお、荒井貞雄さん(C.I.L)を標的とするアメブロ発信者情報開示・記事削除請求裁判について、〈矢野・朝木両「市議」の言論封殺体質を象徴する“一部勝訴”〉(2008年9月9日付)なども参照。


ちなみに、7月3日付更新では「自作自演」裁判に関する報告の日付も「10.06.17」から「2010年6月17日」に変更されていますが、こちらはまあどうでもいいですね。


〔この記事は7月15日午後5時ごろアップしたものです。〕