遺族(朝木直子)と元同僚(矢野穂積)にさえスルーされる中、東村山駅前でうっぷん晴らし街宣を強行したまきやすとも


東村山市民新聞は、9月1日に「最終更新日」が9月2日付に修正されただけ(2010/09/01 18:49:19)で、9月2日は動きがありませんでした。昨年も命日に朝木明代市議転落死事件から話をそらすことで自ら真相を明らかにしていた矢野穂積朝木直子両「市議」ですが、今年も同様の対応をとるのでしょうか。


一方、まきやすともとクロダイくん(行政書士黒田大輔)は、予告通り、それぞれ東村山駅前と新宿東南口広場で街宣を行ないました。リアルタイムでのツイートは、Togetterまとめ〈朝木明代市議転落死事件(東村山)から15年:共同被告のボヤッキー(まきやすとも)とトンズラー(黒田大輔)がグダグダの分裂街宣〉にまとめてあります。昨年9月1日の東村山駅前街宣には、矢野・朝木両「市議」はトンズラしたとはいえ、まきやすともクロダイくん瀬戸弘幸サン西村修平らが勢ぞろいしていたのですから、ずいぶんしょぼい状態になっちゃったものです。


当日は、まきやすともがまた洋品店に押しかけるのではないかと懸念した宇留嶋瑞郎さん・千葉英司さんがいつものように警戒態勢をとったほか、複数のウォッチャーが東村山に足を運んで事態の推移を見守りました(miracleさんモンジローZさんの報告も参照)。


洋品店は、「仕入れのため本日は休みます」という張り紙があってシャッターが閉まっていたとのこと。まきたちも大人しく帰ったらしく、とりあえず何よりです。しかし、街宣前後の被害を避けるためにあえて臨時休業した可能性も否定できず、まきやすともを止めようともしない矢野・朝木両「市議」や瀬戸弘幸サンの責任はやはり大きいと言うべきでしょう。一昨年の街宣のときは、
本当に来てほしくなければ店を臨時休業とか出来たんじゃないのか?来ると解ってたのなら、まして平日なんだし
とかほざいているお仲間もいましたな(2008年11月27日付〈生活者の感覚を欠いた洋品店襲撃部隊と、同類のくせに「庶民のための政治」を騙る矢野・朝木両「市議」〉も参照)。


さて、まずはまきやすともですが、街宣前日に次のようなエントリーをアップして街宣強行を予告していました。


 支持者の方からメールを頂いた。「敵に餌を与えることになるから、明日の東村山街宣を中止したらどうか」、と。なにやらインターネットの掲示板やらに私の行動を誹謗中傷する書きこみがなされているらしい。勿論、100%が出所不明。誰が書いたのか分からない物。つまりは、責任を伴った「言論」ではない。
 内容としては、「槇が9月1日に街宣をすれば逮捕される」「創価学会から提訴される」「多額の損害賠償を請求される」「一緒に参加した人間も共同不法行為で賠償責任が発生する」等。
 全てはデタラメです。責任を持って否定します。つまりは私に街宣活動をやってほしくない、創価学会側の謀略宣伝に過ぎません。


創価学会の井田吉則弁護士からもわざわざ仮処分違反の可能性を指摘してもらったようですが、それも無視。おまけに、
「あの一連の嫌がらせ誹謗中傷コメントの犯人は創価学会の弁護士・井田吉則だったのだ。創価学会の業務をしながら30分おきに私のグログをチェック。新しいエントリーを発見しては荒しのコメントを書き込んでいたのだ」
などという妄想まで堂々と開陳する始末です。


街宣の主な内容はりゅうさんがテキストにおこしていますが、内容にはそれなりに気を遣っていたようです。予告では
「東村山事件は限りなく創価学会による関与が濃厚である」
という趣旨の話もするはずでしたが、前日に井田弁護士から電話で警告されたことも効いたのか、
「朝木明代さんの死というものは創価学会によって殺害されたと言って誹謗中傷してはならないということでありますので、私は今現在、これ〔仮処分決定〕に従いながら訴えをしております」
などと述べるに留まりました。しかし
「オウムに匹敵する殺人集団 創価学会は日本から出て行け!!」
というプラカードも掲げていたようで、創価学会から附帯控訴でもされたら賠償金の増額も考えられるでしょう。


朝木明代市議転落死事件に関わる街宣の内容はこれまでの一連の裁判でとっくに否定されてきたものばかりで、見るべきものはありません。全体としては、自らの愚行の結果として仮処分を申し立てられその後提訴されたこと、あるいは高倉都議を攻撃して告訴・告発され、挙句の果てに中野区役所で逮捕されたことへの恨み節が中心で、Togetterまとめ「ボヤッキー」と評した所以です。


東村山問題とは関係ないのでりゅうさんもテキスト化していませんが、民主党/小沢一郎の批判、『憚りながら』と後藤組ネタ、矢野絢也・公明党元委員長ネタなども散りばめられており、これなら東村山でやる必要はないだろうという声もあがっていました。小沢一郎が代表選で勝ったら公明党と手を組むのではないかとも心配していたようですが、だったら小沢一郎への「大政奉還」を訴える矢野穂積「市議」もついでに批判すればよろしいのに。



おまけに、転落死現場で出くわした宇留嶋さんから「献花しにきたんですか?」ときかれたら「喧嘩しにきたんですか?」と言われたと思い込んで「おおこわい!」などと騒ぎ(りゅうオピニオン〈「献花しにきたんですか?」を「喧嘩しにきたんですか?」とすり替えて宇留嶋氏を街宣で揶揄する卑怯な槇泰智〉参照)、まきが蛮行を繰り返さないようにと警戒していた千葉さんを見かけたら嫌がらせのように挨拶を求めるのですから、始末に負えない。

当時のこの事件を担当しました東村山警察署の副署長、千葉英司さん、きょうもこちらに来ておられるようですけれども、千葉英司さん、どうぞこちらにいらしてください。
当時の東村山警察署の副署長でこの事件の指揮を執っておられた千葉英司さんがおられるようなんで、ちょっとよろしければこっちきて、一言、ご挨拶いただければと思うんですけれども。千葉英司さん、いかがですか。
えー、なんか今千葉英司さんが・・万引きの冤罪のでっち上げと言われるお店の前には毎年用心棒という形でもって、店員さんを装いながら事件から15年たっても洋品店に関わりをもっておられるようですけれども、ちょっと確かにまあ、みなさんみていただければわかるんですが。ちょっとあの人が警察署の副署長をやっていたのはちょっと心配というか、日本の警察大丈夫だろうかというふうに思われるような方もいらっしゃるかと思うんですが。
どうでしょう。千葉さん。こちら来ていただけませんか。まあ、無理でしたら無理にとはいいませんけどね。
りゅうさんの文字おこしより)


瀬戸弘幸サンも裁判所で
皆さん、この方は皆さん達の偉大な大先輩ですよ! 元東村山警察署の副署長で、現在は創価学会を批判する人達をことごとく訴えている人です!
などと騒いで千葉さんに公然と嫌がらせをし、P2Cさんから人間として最低と強く批判されていましたね。矢野・朝木両「市議」の言い分を信じるのはこういう人間ばかりのようです。


さて、街宣を終えたまきは、翌日に早速報告記事をアップし、逮捕されなかったことに安堵感を表明していました。


「中止しろ」「やったら逮捕だ」「損害賠償だ」「参加すれば共同違法行為で賠償金を払うことになる」
 散々、煽った連中はどうやって責任をとるのかね?


前に誰かがどこかで指摘していましたが、ある表現が名誉毀損にあたるかどうか、警察官がその場で判断するのは基本的に無理なので、街宣の内容そのものを理由とする逮捕があるなどとは、ほとんどの人が思っていなかったはずです。しかし、「損害賠償」「共同違法行為」についてはまだこれからです。私も次のようにつぶやいておきました。


一緒になってシュプレヒコールをあげる人間もほとんどいなかったようですから、今回の街宣参加者が共同不法行為責任を問われる可能性は低いと思いますが、万一そういう事態になったら賠償金はまきが全額負担するのでしょうね。創価学会への賠償金の分担をどうするかについても、控訴審で増額があった場合も含めて、クロダイくんとよく話し合っておいた方がいいと思いますよ。


なお、当初アップされた報告では次のような写真もアップされていたんですが(魚拓)、さすがに「結託」「詰託」と間違えたのは恥ずかしかったのか、削除されてしまいました。



街宣の動画もアップされていますので、いちおう紹介しておきます。


創価学会は電磁波を発生し国民に健康被害をもたらしていると主張する人々とは決別したはずのまきやすともですが、一連の動画のうp主のデンパっぷりも相当なもので、とりあえず電磁波以外の被害を訴える「集団ストーカー被害者」とは今後もつきあっていくようです。


東村山市内在住のお方に聞いてみると、市民への監視活動がハンパではないという回答を得た。このお方は地元ではなく都内中心部から引っ越して来たとのこと。お墓を買うにも市内墓地の購入はあきらめている様子であった。東村山に引っ越して来るんじゃなかった。東村山に来るんじゃなかったと後悔している。人間関係が暮らしずらさをつくっているとのこと。暮らしにくいというのだ。反面、仲間同士にとっては最高に暮らし易いエリアある。市民が市民を監視しているからである。この傾向は日本列島全部に及ぶこととなる。目に見えない日本人のみを監視する体制、日本人監視活動、が以前(=戦後)からあるのだ。この傾向は公にも【通報報償制度】あるいは【電話相談】等で国民にわからないように監視網を醸成じょうせいしてきている。【集団ストーカー】行為は日本人監視活動の中で最も日本人に恐れられている日本人監視活動、日本人排除活動、日本人追い出し活動、である。マレーシアで少数民族(=少数派)により行われていることである。


こういう「暮らしずらさ」は田舎なら(程度の差こそあれ)どこででも感じられるものですが、このような人々にとっては東村山が「特別に創価学会により汚染されている」まきやすとも)せいだということになるのでしょう。これまた矢野穂積・朝木直子両「市議」がマッチポンプ的に宣伝してきたことですが(紙版「東村山市民新聞」166号〔2010年7月31日付〕第4面でも似たようなことを書いています↓)、まったく東村山市も災難なことです。



〔この記事は9月4日の夜アップしたものです。〕