朝木直子「市議」らが裁判で全面支援してきた西村修平、裁判所前で変態的・暴力的セクハラ街宣


東村山市民新聞は「最終更新日」の修正のみでした(9月16日付、2010/09/15 18:55:58)。


いろいろ拾っておきたいこともあるのですが、襲撃する運動界隈の裁判の話についてはとりあえずまとめWikiツイッターTwilogをご参照いただくとして、今日は都立七生養護学校裁判に際して西村修平主権回復を目指す会代表)が行なった変態的・暴力的セクハラ街宣について取り上げておきましょう。


都立七生養護学校(当時。現在は特別支援学校)で知的障害児向けに行なわれていた性教育が問題化され、裁判に持ち込まれるに至った経緯については、Web屋のネタ帳〈都議会議員の田代ひろしと古賀俊昭と土屋たかゆきは、○○まみれの手で顔をヌルってされる現場で半年ほどバイトしてみるべきだろう〉(2009年3月15日付)でよくまとめられています。その他、Wikipedia渡邊隆弁護士による経過報告「こころとからだの学習」裁判を支援する全国連絡会のサイトなども参照。


9月14日に同裁判控訴審の口頭弁論が開かれるにあたり、主権回復を目指す会は、被告の3都議(古賀俊昭田代ひろし土屋たかゆき)らを支援してきた「教育正常化裁判支援の会」による傍聴の呼びかけを掲示板に掲載するとともに、自ら主催して街宣を行なうことも告知しました。「支援の会」の会計担当者は「DV防止法犠牲家族支援の会」の代表でもある野牧雅子(のまりん)、傍聴・集会担当は小学校長を脅迫した容疑で昨年4月に逮捕された増木重夫NPO法人教育再生・地方議員百人と市民の会設立代表者)です。増木重夫は、豊中市の館長雇止め・バックラッシュ裁判で、男女共同参画推進センター「すてっぷ」等に嫌がらせや不当な攻撃を行なっていたと認定された人物*1でもあります。




告知通り西村修平が高裁前で街宣を行なったのですが、これがまたひどい内容でした。私の他人任せのつぶやきに反応したりゅうさんが即座に文字おこしをしてくれたので、全文転載させてもらいます。


D

これなあに? 変態さん。養護学校側の女性支援者にからむ)


七生の変態教育、ゆるさないぞー!
公然わいせつ罪、ゆるさないぞー!
七生養護学校の公然わいせつ罪、ゆるさないぞー!


これね子供たちに教えることですか。
なんですか、これは?
これなあに?
これなんですか?
これなあに?
これなんですか?
これなあに?
これあなた大好き?
大好きなの?
これ大好き?
これなあに?
これなんですか?
これなんですか?


変態教育はんたーい。
変態教育ゆるさないぞー!
変態教育ゆるさないぞー!
変態教育ゆるさないぞー!


これなんですか?
このとがったのなんですか?
・・・の授業やってんだよ。
これなあに?
おまわりさん、これなあに?
これなあに?
これなあに?
あなたの夜の生活?
これあなたがたの夜の生活ですか?
夜の生活?
なんでこんな夜の、あんたの性生活か。これは。
あんたの、おくさん抱いてんのか?
これなあに?(1分58秒)あんた自分のちんぽこ出してみろよ。
自分のねー、自分のチャックを広げてだしてみればわかるじゃねーかよ。
なにいってんだよ。
・・・むこうだろ?
これ変態じゃねーか、これは。
夜の生活を子供たちに教えてるじゃねーか。これ。
これを変態と呼ばずして、なんと言えばいいんですか?


シュプレヒコール
七生養護学校の変態教育、ふんさーい!
変態教育、ふんさーい!


へんたいきょ・・・(女性にからむ)
これなあに?
あなたの大好きなもの? これは
おたくの大好きなの?
ねえ、これ大好きだっていってるの
これ変態ばあさんになってるんだ。これー


シュプレヒコール
(2分52秒)男のイチモツをだすなー!
男のチャックを広げるなあ!


養護学校の変態教育、ふんさーい!
養護学校の変態教育、ふんさーい!
警察は公然わいせつ罪で取り締まれー!
警察は養護学校を公然わいせつ罪で取り締まれー!
取り締まれー!

(3分30秒頃)セックスに狂奔する養護学校の変態教育、ふんさーい!
セックスを煽り立てる七生養護学校の変態教育、ふんさーい!
ふんさーい!


はい。以上です。


白昼堂々、裁判所の前で「変態」だの「ちんぽこ」だの「男のイチモツ」だのと騒ぎ立てるのですから、さすがは「母親のフェラチオ、獣姦 口内発射 顔面射精」などと書かれたプラカードを嬉しそうに首からぶらさげる羞恥プレイ好きの西村修平だけのことはあります。



なおかつ、動画を見ればよりいっそう鮮明になるように、西村は明らかに原告側支援者の街頭活動を妨害する目的で嫌がらせを仕掛けています。まさに暴力的セクハラと言うことができるでしょう。


西村は、昨年8月に三鷹で行なわれた「中学生のための『慰安婦』展」(中学生から大人まで誰にもわかりやすい『慰安婦』パネル展)でも、来場者に次のようにからんでいたという報告があります。

あなた売春すんの?あなた無理だよ鏡見てね(来場者の顔を露骨に覗き込みながら)
相手も選ぶよ、余りにも
無理だよ
娘さんならまだしも、幾ら家計が苦しいからって
自分の娘さんに売春させる、なんて母親なんだ!
お母さん、顔を見せなさいよ

(2009年8月3日付〈「慰安婦」について矢野・朝木両「市議」が言っていたことと、そのお仲間が三鷹でやっていること〉より再掲)


東村山の朝木直子「市議」は、薄井市議が市議になる前に出演していた風俗情報紹介動画を自ら進んで閲覧しておきながら、「セクシャル・ハラスメント」「女性たる私に対する人権侵害」などと言いがかりをつけて男女共同参画苦情等処理委員から一蹴されたわけですが、いくら自分達にとって都合がいい(と思っちゃった)とはいえ、こんな人物を一言も批判せずに裁判で全面支援することについて、何の疑問も抱かないのでしょうか。


と書いては見ましたが、りゅうオピニオンのコメント欄でねずさんがコメントしているように、西村修平と両「市議」(特に矢野穂積「市議」)は似たような体質の持ち主だと判断した方がよいのでしょう。


お疲れ様です。


Twitterで三羽の雀さんが紹介していた西村氏の
>幾ら家計が苦しいからって自分の娘さんに売春させる、なんて母親なんだ!
を読んで、矢野市議の
>驚き!娘を性風俗嬢(有害業務)に。
を連想しました。
http://d.hatena.ne.jp/three_sparrows/20090517
(三羽の雀さんの記事)
どっちもどっちですが、何の脈絡もなく自噴する西村氏よりも、見出しをフルに使った印象操作をする矢野市議の方が狡猾さでははるかに上です。


考えてみると、矢野市議は、薄井市議が(市議になる前に)出演したアダルトページのアドレスを(わざわざ年齢認証をとばせるように)『東村山市民新聞』に載せたり、動画をウェブサイトに転載して文字起こししたりしていました。西村氏が毎日新聞や七生養護学校を攻撃するやり口とよく似ています。あと、「とても楽しそう」なところも。


矢野・朝木両「市議」が薄井市議に対して行なってきた攻撃のえげつなさについては、ねずさんが紹介してくれている〈またまた職業差別的体質を露わにする矢野・朝木両「市議」〉(2009年5月17日付)のほか、3月9日付〈200万円の賠償を命じられつつ「薄井市議は潔く自発的に辞職を!」と吠える矢野穂積・朝木直子両「市議」〉などを参照。また、依然として〈「薄井(市議)はエロキャスター」裁判所も断定!〉などと宣伝して裁判長から怒られちゃったことについては、8月26日付〈「セクハラ市議」名誉毀損裁判控訴審で裁判官から虚偽宣伝を厳しく指摘された矢野穂積「市議」〉でも拾っておいた通りです。


また、市議会政策総務委員会で、不必要に「××」バツバツ)と伏字を入れながら楽しそうに薄井市議を攻撃していたことについては、薄井市議ブログ〈事実を曲げる幻惑発言〉で具体的に報告されています(この件の背景は3月11日付〈職安法・薬事法「違反」の言いがかりを厳しく断罪されても「疑いのあることまでは認定しなかった」などと誤魔化す矢野穂積・朝木直子両「市議」〉参照)。


おっと、そういえば矢野・朝木両「市議」は、薄井市議を攻撃する際に知的障害児の性の問題も持ち出し、こんなことを書いていました。


「あなたがたには、思春期の知的障がい者の関係者がどれほど心配しているか、どういう思いでいるか、もちろんわからないでしょうが。」(〈セクハラ支持ネットオタク(1)〉)
「知的障がい者の周囲の人達が思春期以降とても不安で心配されている現実をご存じないようですが、いかにもノーテンキな障がい者差別そのもの、ボランティア側の人権感覚も削除ですか?」(〈セクハラ支持ネットオタク(3)〉)


都立七生養護学校(当時)ではまさにこのような「心配」に応えるための性教育が試行されていたと思われるわけですが、矢野・朝木両「市議」はそれに対する都議会議員らの介入を、その結果として起こされた裁判を、そして西村修平が今回行なった攻撃を、どのように考えているんでしょうね。どうせ薄井市議を攻撃するための記号としてこんな話を持ち出したに過ぎないのは明らかですから、訊いても詮無いことですが。


〔この記事は9月17日の夜アップしたものです。〕