3羽の雀「実質敗訴」宣言(りんごっこ保育園・発信者情報開示請求裁判)で自分達の「完全実質敗訴」を認めた矢野穂積・朝木直子両「市議」


またまたしばらくブログの更新が滞ってしまいました。先週行なわれた一連の裁判については随時まとめWikiを更新していますが、簡単に触れておきます*1


*15日(水):まきやすとも・写真著作権侵害裁判第8回口頭弁論
りゅうオピニオン〈【写真著作権裁判】まきやすともの敗訴を決定づけた当事者尋問。11月17日午前10時結審へ〉シリーズ(各記事へのリンクはまとめWikiの9月15日の項参照)で当事者尋問の模様が詳細に報告されています。写真家による刑事告訴の報に接するや否やさっさと写真を差し替えた瀬戸弘幸サンは、〈槇泰智(やすとも)氏「創価信者・写真家を追及」:創価学会の言論封殺の実態が暴かれる。〉となぜか勝ち誇っていますが、憶測だらけの上に著作権侵害とは関係のない話ばかりですから、まあ写真家の勝訴が揺らぐことはないでしょう。まきの会社(大東亜物産株式会社)の謄本がビラ撒き翌日にとられていたことをもって
「これは余りにも早いスピーディーな動きだ。この写真家は槇さんの会社や住まいをすぐに把握したことになる。これは前々から公明党が槇やすともさんを調べ上げていたから出来たわけであり、写真家の背後にはやはり創価学会の組織が動いていたことの証明でもある」
などと騒いでいますが、まき自身が自分のブログのプロフィール欄で会社の住所を公開しているわけですから、検索すれば一発でわかります。けっきょく、検索さえできない自称ジャーナリストであることを再び白日のもとに晒すことになってしまいました。


*16日(木):京都朝鮮学校街宣裁判第1回口頭弁論
arama000さんによる迅速かつ詳細な傍聴記考察のほか、凪論〈京都朝鮮第一初級学校街宣名誉毀損裁判詳報〉その1その2その3を参照。時間に余裕ができたら、この裁判をめぐる在特会関係者・支援者の反応について簡単に触れるかもしれません。


*17日(金):西村修平・アンプラグド裁判第1回口頭弁論
りゅうオピニオン〈【ザ・コーヴ上映阻止街宣裁判】弁護士も雇えず本人訴訟で敗訴まっしぐらの西村修平〉参照。請求額(110万円)が低いのが惜しまれますが、金の問題ではないという姿勢の表れでしょうか。なお、あれだけ「仮処分を粉砕せよ!」などと騒いだのですから、西村修平横浜地裁による仮処分決定に関しても起訴命令を申し立てなければならないはずですが、現時点ではどうなっているのかわかりません。それどころではないのだとすれば、横浜ニューテアトルの側から本訴を提起することを望みたいところです。


一方、東村山市民新聞では、りんごっこ保育園が(株)はてなに対して行なった発信者情報開示請求裁判に関する更新が行なわれました(9月19日付、2010/09/18 18:47:42)。


▼「三羽の雀」の掲載記事が名誉毀損だと断定し、発信者情報開示を命令する判決(「三羽の雀」実質敗訴判決「(株)はてな」が控訴せず)が確定!(2010年7月14日確定)
▽「三羽の雀」に通告します! 「三羽の雀」実質敗訴確定判決書
「デタラメ情報でないというのなら、プロバイダーに手間をかけるまでもなく、逃げ隠れしないで、ただちに、住所・氏名を正々堂々と明らかにしなさい。(いつも大口叩いてながら、自分で開示しないのは、名誉毀損訴訟で敗訴、賠償支払いが怖い、ということ!)

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▼裁判所で「創価御用ライター」といわれても仕方がない旨認定された人物、賠償金支払いへ。
◎またも、東京高裁で逆転敗訴!草の根・矢野、朝木議員が勝訴!
(2010年6月17日)
(注/2番目・3番目の三角は9月21日付更新〔2010/09/20 16:52:07〕で付け加えられたもの)


7月3日付更新↓の続報ですね。詳しい経緯についてはまとめWiki〈りんごっこ保育園:発信者情報請求等〉に掲載している各記事を参照。



どうして確定から2ヶ月以上も経ってこんなふうに騒ぎ出したのか、そしてなぜりんごっこ保育園グループのホームページではなく東村山市民新聞で騒いでいるのかはわかりませんが、何か理由があるのでしょう(ちなみに、矢野穂積・朝木直子両「市議」はNPO法人林檎の木〔りんごっこ保育園等の経営主体〕の理事・監事を務めています)。


私のスタンスは7月3日付〈りんごっこ保育園が起こした発信者情報開示請求裁判の結果を「東村山市民新聞」が再び勝ち誇ったように報告〉で明らかにしている通りです。裁判所から「パラノイア」と呼ばれてもしかたがないと認定されるほど裁判を乱発し(矢野「市議」流に言えば〈矢野(市議)は「パラノイア」裁判所も断定!〉ということになりましょうか)、一連の判決をつまみ食いして恣意的な情報操作を続ける公職者にわざわざそちらのホームグラウンドでお付き合いするほど私も暇ではありませんので、「通告」とやらに応じるつもりはありません。


なお、今回の更新と同時に〈「三羽の雀」実質敗訴判決〉という新規ページも作成されましたが、いまのところ見出し以外は何も書かれていません。要は、〈「責任転嫁」から「謀略」へ(食中毒騒動退園事件)〉(2008年10月27日付)およびその追記(2009年8月20日付)において「りんごっこ保育園が平成18年11月に食中毒を発生させた」という虚偽事実が摘示されていると認定されたものです。東村山市民新聞で判決が公開されないようなら、時間の余裕があるときにこちらでテキスト化して公開します。なお今回、りんごっこ保育園側は「はてな」運営に対する損害賠償請求や記事削除請求は行なわなかったようです。


それにしても、「はてな」が発信者情報開示請求裁判に敗訴したことをもって私の「実質敗訴」と言うのであれば、自分達が全面支援した西村修平・街宣名誉毀損裁判
本件転落死事件当時、亡明代に自殺の動機がなかったとはいえない
亡明代が殺害されたことや、これが計画的なものであったことを認めることはできない

などと認定され、まきやすともとクロダイくん(行政書士・黒田大輔)が被告となった対創価学会街宣名誉毀損裁判(2010年7月30日)でも
朝木市議の死が、そもそも他殺によるものであるとも、また、原告の会員が朝木市議の死に関係したとの事実も認められないところであって、原告が朝木市議を殺害したとの事実は、これを認めることができない
と認定された矢野・朝木両「市議」などは、いわば“完全実質敗訴”の連発というわけですね(9月3日付〈遺族(朝木直子)と元同僚(矢野穂積)にさえスルーされる中、新宿で星に願いをかけたクロダイくん(行政書士・黒田大輔)〉も参照)。10月2日に予定されている「朝木明代議員追悼の集い」では支援者にどう報告し、また来年の選挙公報では朝木明代市議転落死事件についてどのように記述するのでしょうか。


そういえば、東村山市民新聞の上記更新とほぼ時を同じくして、矢野「市議」らとことのほか密接な関係を維持していたクロダイくん訴訟沙汰をちらつかせ始めたようです。瀬戸弘幸サンも「東村山市民新聞」の7月3日付更新に乗っかって無駄吠えし、その後“りゅうオピニオンの発信者開示請求をする”と宣言して失笑を買っていましたが、相変わらず仲のおよろしいことで、ということでいいんですかね。


〔この記事は9月24日の夜アップしたものです。〕

*1:この記事は9月24日に書いているので、記事の日付以降に明らかになった情報も一部反映されています