判決ラッシュを迎える矢野穂積・朝木直子両「市議」関連裁判――「重要容疑者」裁判では矢野「市議」が真相究明の機会を自ら放棄


東村山市民新聞では、秋水園リサイクルセンター計画調査特別委員会 (10月18日)をめぐる佐藤市議や大塚市議の応答に反応することもできないらしく、「最終更新日」だけが修正され続けています*1。一方では紙版東村山市民新聞」167号の配布が始まったとの話もあり、来年4月の市議選に向けての宣伝には余念がないようです。たぶんりゅうさんがいち早く入手してつっこみを入れてくれるのではないかと思いますが(丸投げ)、今度はどんな適当なことを書いているのでしょうか。


さて、10月17日(日)に行なわれた秋葉原「排害」デモの件も拾っておきたいという希望は捨てておらず、いちおう記事を書きかけてはいるのですが、なかなかまとまった時間がとれません。そうこうするうちに裁判関係のネタがちょこちょこ出てきたので、まとめて拾っておきます。


まず、10月6日の東京高裁判決で矢野穂積朝木直子両「市議」が完全敗訴した請願潰し裁判ですが、予想通り、矢野・朝木両「市議」は上告受理を申し立てたそうです。どうせ不受理になるのは目に見えており、少しでも確定を先延ばしするための悪あがきとしか思えません。確定したところで自ら報告するつもりはないのでしょう(久米川駅東住宅管理費未払い裁判で敗訴した事実もまったく報告していません)。4年間の任期のほとんどを通じてひとりの市民を(紹介議員2名とともに)裁判で引っ張り回し多大な時間的・精神的・金銭的負担を負わせたこの2名の「公職者」に次期市議選で鉄槌を加えるべく、ひとりでも多くの市民の彼らの実情を伝えていただきたいと思います。


次に、2006年9月以降、家族まで巻き込んで3年以上も「越境通勤市議」などと攻撃されたことに対して佐藤まさたか市議が矢野・朝木両「市議」を訴えていた裁判ですが、提訴から2年以上過ぎた12月20日(月)にようやく第1審判決が出る運びとなったそうです。矢野・朝木両「市議」の言い分は2008年12月8日の最高裁決定により粉砕されましたが、これについても彼らはまともな報告を行なわず
「妻子は日野市多摩平に居住」2009年2月19日付更新
「早く、妻子の住む日野の戻り、子育てに専念することだ。子供を放って置いて、なぜ、知りもしない東村山市に一知半解に口を出し続けるか!?」同9月7日付更新
「妻子を日野市多摩平に置いて、この人物、東村山市に居座っているが、一体、何をしたい?ほったらけにしたまま、子育て放棄していいのか?」同9月12日付更新
などと愚劣な攻撃を続けてきました。今年3月末に佐藤市議が御家族との同居を再開してからは、さすがにこのネタも使えなくなったみたいですが。


12月20日にどのような判決が出るかは何とも言えませんが、矢野・朝木両「市議」が、政敵を攻撃するためにはこのように相手の家族を巻き込むことも厭わない人物であるということも、ぜひとも市民の皆さんの間で周知していただきたいところです。薄井政美市議を攻撃していた際、〈★ 驚き!娘を性風俗嬢(有害業務)に。〉などというイエローペーパー以下の見出しを用いていたこともお忘れなく(2009年5月17日付〈またまた職業差別的体質を露わにする矢野・朝木両「市議」〉など参照)*2



一方、佐藤市議が矢野・朝木両「市議」から訴えられていたもうひとつの裁判([http://www2.atwiki.jp/kusanonemaze/pages/101.html:title=佐藤まさたか市議ブログ名誉毀損裁判])も、[http://satomasataka.blog110.fc2.com/blog-entry-620.html:title=来年1月19日(水)に判決が言い渡されることになった]ようです。これまたどうなるかは何とも言えませんが、矢野・朝木両「市議」がこんな訴えを起こせるような立場にないことは、2010年1月14日付〈[http://d.hatena.ne.jp/three_sparrows/20100114/p1:title=佐藤市議を提訴して、市議会議員として不適格であることを自ら認める矢野・朝木両「市議」]〉で指摘しておいた通りです。


[http://www2.atwiki.jp/kusanonemaze/pages/90.html:title=「柳原滋雄コラム日記」裁判(「重要容疑者」裁判)]にも動きがありました。これは、柳原滋雄さんが[http://www.yanagiharashigeo.com/kd_diary/kd_diary.cgi?viewdate=20080913:title=2008年9月13日付コラム]に掲載した、
「確かに、司法解剖の鑑定結果によれば、両腕にアザがあった旨記載されているが、かといって争った際によく見られるボタンが飛ぶなどの痕跡は全くなかった。おそらく、このビルにたどりつく前にだれかと争った可能性も考えられるが、本人が死亡した以上、そのことを確定させることは困難と見られる(ただしそれは事件性の有無と結びつくものではなく、 この件ではむしろ矢野は重要容疑者の一人 )」
という記述をめぐり、矢野穂積「市議」が([http://d.hatena.ne.jp/three_sparrows/20091222/p1:title=なぜか「殺害」ではなく「転落死」という言葉を用いながら])柳原さんを訴えたものです。


対矢野ほづみ訴訟  第8回弁論準備手続き
 東村山市議の矢野穂積が当コラム日記で名誉棄損されたとして、500万円の損害賠償などを求めてきた裁判(通称・「重要容疑者」裁判)で19日、東京地裁で8回目となる弁論準備手続きが行われた。双方の代理人のほか、原告・矢野本人と被告本人が出席した。
 この日、双方から準備書面と書証が提出されたほか、被告側が被告の本人尋問と千葉英司・元東村山署副署長の証人尋問を申請した。裁判官は本人尋問については採用する方針を以前から表明していたが、原告矢野側は、被告本人への反対尋問は必要ないし、行わない旨を表明。そのため、被告側は陳述書だけで済むとの論理を持ち出したため、次回期日に被告側が本人の陳述書などを提出し、それに対し、原告に反論がなければそこで結審する方針となった。弁論準備手続きはこの日で終結し、次回からは通常の弁論(公開)として行われる。次回期日は11月30日(火)午前9時30分、東京地裁536号法廷。
(本文の太字は引用者=3羽の雀)


せっかく被告(柳原さん)の側から本人尋問と千葉英司さんの証人尋問を申し出たというのに、原告である矢野穂積「市議」がその機会を放棄したというのはいささか不可解です。とくに千葉さんについては、西村修平が(ひいては同人を全面支援していた矢野・朝木両「市議」が)完敗した街宣名誉毀損裁判で、
結局、真実は発覚した! いよいよ事件は、大詰めに!
決定的事実がついに判明しました!

などとはしゃいでいたんですから、本来であれば直接対決の機会を与えられたことに小躍りして喜び、例によって「取り調べ」などと騒ぐのが自然というものです。


その機会を自ら放棄したということは、けっきょく、直接対決すれば勝ち目がないどころかかえって墓穴を掘ることになるのを自認していると考えざるを得ない(2009年12月14日付〈「事件は、大詰めに!」どころかとっくに「詰んでいる」と思われる朝木明代市議「殺害」説〉など参照)。柳原さんに対する尋問の機会を放棄したのも、ヤブヘビになるのを恐れてのこととしか思えません。ここでもまた、矢野・朝木両「市議」が喧伝してきた「殺害」説の“真相”が明らかになったと言えそうです(2010年6月18日付〈「朝木明代議員殺害事件に関する請願」不採択に何の反応もせず、瀬戸・西村らのハシゴを外してしまった矢野穂積・朝木直子両「市議」〉なども参照)*3


なお、西村修平・街宣名誉毀損裁判の控訴審判決は10月28日(木)に言い渡される予定です。また、千葉英司さんが西村修平と細川勝一郎(主権回復を目指す会・元幹事)を新たに訴えたとのことですが(第2次街宣名誉毀損裁判)、これについては訴状の詳細が明らかになるのを待ちたいと思います。


〔この記事は10月27日の朝アップしたものです。〕

*1:10月22日付(2010/10/21 15:53:18)、10月23日付(2010/10/22 18:31:09)、10月24日付(2010/10/23 17:13:57)、10月25日付(2010/10/24 15:22:28)、10月26日付(2010/10/25 18:33:05)。

*2:ちなみに、第1審で矢野・朝木両「市議」が200万円の損害賠償と謝罪放送を命じられた「セクハラ市議」名誉毀損裁判の控訴審判決も11月17日(水)に言い渡される予定

*3:【追記】10月15日付〈どう考えても行き当たりばったりで「あやしいあやしい」と騒ぎ続けているだけとしか思えない瀬戸弘幸サン〉も参照。柳原滋雄コラム日記の関連記事を追加しておきました。