消費税増税の動きを奇貨として現政権「打倒!」と吠える(だけの)矢野穂積「市議」に、次はどのぐらいの東村山市民が騙されるか


瀬戸弘幸サンがかつて<語る運動>から<行動する>運動の関西版の主力として評価していた増木重夫氏(主権回復を目指す会・関西元代表在特会元関西支部長)が、今度は詐欺容疑でまたまた逮捕されました桜井誠在特会会長は、この別件逮捕めいた手法を批判するでもなく、
「増木氏自身はすでに在特会を辞めており、現在は地方議員組織の取りまとめ役の重職に就いています。にも関わらず、あえて『在特会』を強調して報道発表する大阪府警のやり方に強く抗議するものです」
とばっちりを食わないように必死ですが、まあ朝鮮学校の元校長らが犯罪に関わっていた(容疑がある)ことをもって朝鮮学校を罵倒する桜井会長がこんなことを言っても、説得力はないというものです。


さて東村山市民新聞ですが、1月11日には動きがなかったものの、そのあと2日続けてトップページに加筆がありましたので、拾っておきます。


まず1月13日付更新(2011/01/12 18:36:12)ですが、次のような囲みが登場しました。


朝木明代議員関係事件を担当した創価信者の信田昌男検事が、「さいたま地検次席」に異動した!
民主党現政権の消費税増税を断固糾弾する。


だから何なんだとしか言いようのない更新です。なお、翌1月14日付の更新(2011/01/13 14:12:47)では、前半が
「朝木明代議員関係事件を担当した創価信者(高裁認定)の検事信田昌男が・・・」
に修正されました。「高裁認定」というのは、矢野穂積朝木直子両「市議」が創価学会に敗訴して200万円の損害賠償と謝罪広告の掲載を命じられた「東村山市民新聞」事件の東京高裁判決(平成13〔2001〕年12月26日)を指します。この件については独立のエントリーを立ててコメントします。


1月13日付更新では、別の箇所で次のような囲みも付け加えられています。


無節操、無思想、政治哲学のなさをさらけ出した「市民派」の仮面をかぶった権力亡者=菅直人政権は、逆進性の消費税を増税し、担税力のない草の根庶民から、税を搾り取ることを、「政治生命」かけてやるそうだ。冗談じゃない!政権から、とっととおりることだ。(1.11)


1月13日付更新で登場した〈▼ 民主党現政権の消費税増税を断固糾弾する。〉という1文には、翌1月14日付更新で次のような囲みが付け加えられました。


権力亡者は、タチガレの与謝野氏を増税担当にする意向だ。
参院選有権者多数から惨敗の洗礼を受けたにもかかわらず、まだ懲りない。10%の自民党に抱きついたものの、党内からも強烈批判を受け、「低所得者は還付対象にする」などと慌ててて修正しようとしたが、厚労省の平成21年の国民生活基礎調査によると、年収400万円未満世帯の割合はほぼ半数の46.6%に当たる。財務省幹部は400万円で線引きして全額還付した場合『消費税収の3〜4割程度が失われる』との見通しを示した』」(10.7.2産経)とあるように、消費税を低所得者には還付すると、そもそも消費税導入の意味がなくなるほど、消費税はそもそも低所得者層を狙った大衆課税なのだ。
何も知らなかったにしても、参院選惨敗時に、思い知ったはずだが、低所得者をきり捨て、金持ち・大企業には減税、草の根庶民から取り立てるというのだ。逆進性どこが悪い!担税力がなくても取り立てる!悪代官政権に、菅直人は豹変したということだ。もう限界を踏み越え最悪の段階にはまりこんでしまった。
有権者政権交代選挙では、こういう増税政権を支持したのではない。タチガレ与謝野氏をとりこんで消費増税をもくろみ、なりふりかまわず迷走続けるこの菅政権は自民以下だ。打倒!菅直人権力亡者政権増税するなら、先ず総選挙で民意を問え!(11.1.13)
(太字は1月19日付更新〔2011/01/18 13:44:53〕で加筆されたもの)


庶民派面で票集めを図るのに格好のネタが登場した、というところでしょうか。請願潰し裁判で一市民を3年以上も振り回し続け、第1審控訴審とも完全敗訴を喫しておきながら、そのことを一切報告せず、悪あがきのような上告受理申立てを行なって判決の確定を先延ばしにしようとする矢野穂積朝木直子両「市議」が庶民派面をするのはどうかと思いますが、このあたりの話については1月1日付〈市川房枝氏の名前を利用するだけの「草の根」矢野穂積・朝木直子両「市議」に、菅首相を「『市民派』の仮面をかぶった権力亡者」などと罵る資格があるか(いやない)〉等でも取り上げていますので、繰り返しません。まあ好きにおやりください。


裁判といえば、「官製談合」などと攻撃していた企業からブログエントリー削除の仮処分命令申立てを受け、矢野「市議」からも助言を得ながら対応に大わらわだった天目石武蔵村山市議が、こんな愚痴をこぼしていました。


 以前から、駅前の駐輪場を整理しているおじさんからは、「天目石さん、家を焼かれたり、刺されないように気をつけてくださいね。」と言われていたのですが、家を焼かれる程ではありませんが、裁判費用もかかります。
 4月の選挙の準備で街中に張り出されたポスターをみたり、いろんな立候補予定者の方のチラシを見ると自分もやらなくてはと焦るのですが、裁判費用もかかります。
 ひとまず、マイク一本で頑張ります。
(太字は引用者=3羽の雀)


「裁判費用もかかります」と2回も繰り返すほど衝撃を受けるぐらいですから、請願で公職者に対する正当な批判を行なったらいきなり提訴され数十万円の裁判費用の負担を余儀なくさせられた一市民の気持ちは十分にわかるでしょう。期待はしませんが、矢野・朝木両「市議」に会う機会があったらよく言っといてほしいものです。


〔この記事は1月14日のお昼過ぎにアップしたものです。〕