やはり被災者のために祈る言葉も市民にかける言葉も持たなかった矢野穂積・朝木直子両「市議」(東村山)の絶望的正体
矢野穂積・朝木直子両「市議」が運営する「東村山市民新聞」ですが、昨日は午後4時55分ごろ「最終更新日」が3月15日付に修正されたので実質的更新はないと思っていたところ、午後9時過ぎにトップページに次のような囲みが登場しました(2011/03/14 21:05:50、「最終更新日」は3月15日付のまま)*1。
面的に「輪番停電」しようとしても、有機的に連結している首都圏は面的に分離できるような事情にないから、強行すれば首都圏の経済・社会活動が大混乱することぐらいは中学生でもわかる話だが、思いつき無知蒙昧「モウアカン内閣」は強行した。
ベトナムに、「モウアカン内閣」ぐるみで「原発」を売りつけるほどの史上最悪の「無原則無節操一味」には、すでに「原発暴発」の天誅がくだっているにもかかわらず、消費税増税式に、零細庶民に「輪番停電」を強制しようとしている。停電するなら、大口利用者=大工場からピンポイントで、実行せよ!
「被災者のために祈る言葉も市民にかける言葉も持たない」のは予想通りでしたが、こんなくだらない鬱憤晴らしと政権攻撃のために〈「原発暴発」の天誅〉などと口走って被災者を踏みにじるような真似までするとは、さすがの私も開いた口がふさがりませんでした。
「この津波をうまく利用してだね、我欲を一回洗い落とす必要がある。積年たまった日本人の心のあかをね。これはやっぱり天罰だと思う」
「残念ながら無能な内閣ができるとこういうことが起きる。(95年の阪神大震災の際の)村山内閣もそうだった」
と発言して大ひんしゅくを買っている石原慎太郎都知事*2と同レベル、あるいはそれ以下というべきでしょう。まったく、「有事の時ほど性格が出るもの」というのはその通りだと思います。
Tomatotic-jellyさんも怒りをこめて指摘しているように、原発事故の被害を直接に受け、いまなお生きるか死ぬかの不安にさらされ続けているのは周辺地域の被災者です。その不安や苦しみが、いろいろと不自由はあっても首都圏の「零細庶民」の比でないことは、矢野・朝木両「市議」以外のほとんどの庶民は重々承知していることでしょう。だからこそ、錯綜する情報に翻弄されつつも、圧倒的多数の庶民は被災者への連帯の気持ちもこめて不便を耐え忍ぼうとしています。そして、市長・市所管、市議会議員、一般市民も、混乱を最小限に抑えようとさまざまな情報発信に努めているのです。
計画停電についてはいろいろな意見があるでしょう。今後のためにその実施状況を批判的に検討・記録するとともに、公共交通機関への配慮、対象地域からの被災地の除外など、速やかに是正できる点は是正していくことも必要でしょう。
しかし、〈思いつき無知蒙昧「モウアカン内閣」〉〈史上最悪の「無原則無節操一味」〉云々とそれこそ思いつきに過ぎない罵詈讒謗を並べ立てることや、〈「停電するなら、大口利用者=大工場からピンポイントで、実行せよ!〉などとそれこそ思いつきに過ぎない要求を得意げに振りかざすことは、そうした建設的な作業とはまったく無縁であり、百害あって一利なしです。「大口利用者=大工場」に電気を使わせないことによって経済活動が停滞したらそれこそ「零細庶民」の生活に多大な影響が生じ、被災者支援も復興も足踏みする可能性がありますが、そういうことも考えた上での発言なのでしょうか。
こんな落書きをしている暇があったら、たとえば薄井市議がやっているように、せめて節電でも呼び掛けてはどうなのか。ついでに、どうせ多摩レイクサイドFMでもどうでもいい番組を垂れ流しているのでしょうから、放送を自粛して少しでも節電に協力すればよろしい。
鈴木市議や佐藤市議が述べているように、計画停電は、年度末までに平成23年度予算を成立させなければならない市議会にも影響を及ぼしており、連日の会派代表者会議で対応が協議されています。「草の根」は交渉会派(3人以上)ではありませんから会派代表者会議には参加していないと思われますが、市民の生活を守るために協力できるところは協力する意思はあるのでしょうか。予算特別委員会初日(3月10日)に質問に立った矢野「市議」は、今回の更新と同じように他人を片っ端から無知扱いしながらパフォーマンスに興じていたそうで、市議会が再開しても同じような対応を繰り返す可能性が高いと思うと頭がくらくらしてきます。
【追記】佐藤市議〈議会日程が変更となりました〉、おくたに市議〈東村山市議会3月定例会の予定が変更になりました!〉、薄井市議〈2011年3月定例会の残りの日程が決まりました〉など参照。(追記終わり)
なお、昨日の更新では、1月13日付更新で登場した次の囲みにも微細な修正が加えられていました(「無思想」→「無原則」)。
無節操、無思想、政治哲学のなさをさらけ出した「市民派」の仮面をかぶった権力亡者=菅直人政権は、逆進性の消費税を増税し、担税力のない草の根庶民から、税を搾り取ることを、「政治生命」かけてやるそうだ。冗談じゃない!政権から、とっととおりることだ。(1.11)
無節操、無原則、政治哲学のなさをさらけ出した「市民派」の仮面をかぶった権力亡者=菅直人政権は、逆進性の消費税を増税し、担税力のない草の根庶民から、税を搾り取ることを、「政治生命」かけてやるそうだ。冗談じゃない!政権から、とっととおりることだ。(1.11)
矢野・朝木両「市議」に他人を「『市民派』の仮面をかぶった権力亡者」などと罵る資格がないことは今回の更新で改めて明らかになりましたので、とっとと市議会議員の座から降りてほしいものですが、それを期待するのは無理でしょう。さすがに、震災翌日に「防災・防犯活動」と称して自己アピールとデマ拡散に精を出すクロダイくん(行政書士・黒田大輔)らと仲良くできる人達だけのことはあります。東村山市民の皆さんもいろいろ大変なことと思いますが、4月の市議選に向けて、矢野・朝木両「市議」がこういう人間だということをよくよく記憶・共有していただければ幸いです。
矢野・朝木両「市議」がどういう人間かについてはC.I.L〈原発事故をネタに天誅論を振りかざす矢野穂積・朝木直子(現職東村山市議)〉でも要領よくまとめられていますので、そちらも参照。荒井さんが書いていることのソースを示しておきましょう(以下、特に指定のないものはまとめWiki〈「東村山市民新聞」の迷宮〉の関連ページ)。
- 「反創価学会を唱えてみても、その根拠は私怨であるし、矢野穂積らが自らの政治生命を維持するための方便でしかない。・・・」→〈「創価・公明」批判(らしきもの)〉(「草の根」が創価学会・公明党を敵視するようになった経緯については3羽の雀の日記〈裁判でもとっくに「短絡的にすぎる」と一蹴されている創価学会関与説〉参照)
- 「気に入らない存在(=一般市民・市議・市など) を些細な理由で次々と訴えて回り、東村山市に何千万円もの裁判費用を無駄遣いさせ、何の罪もない一般市民を何年間も被告として裁判所通いせねばならない立場に追い込んだ」→〈裁判関係総覧〉〈行政訴訟一覧〉〈請願潰し裁判〉
- 「草の根の毒牙にかかった一般市民の例を挙げると、まず95年に朝木明代が議席譲渡事件や万引き事件を苦に飛び降り自殺した際に、現場に駆けつけた救急隊員」→朝木明代市議万引き被疑事件・転落死事件まとめWiki〈救急隊事件〉
- 「そして矢野らが自身の延命のために必死で『創価に忙殺された!』と一方的な主張を繰り返す最中、どうしても創価学会の刺客の存在を演出せねばならなかったらしく、たまたま居酒屋で隣の席にいた少年を『こいつは創価の刺客だ!私はこいつから暴行を受けた!』と訴えた」→朝木明代市議万引き被疑事件・転落死事件まとめWiki〈少年冤罪事件〉/エアフォース〈少年冤罪事件〉
- 「朝木明代が万引き事件を起こしたブティック店主には、常軌を逸した嫌がらせや訴訟地獄をお見舞いしている。店主は全ての裁判に全面勝訴し、自身の身の潔白を証明したが、2008年になって今度は街宣右翼をけしかけるという非道すぎる手法を用いた」→3羽の雀の日記〈〈朝木議員謀殺関係訴訟結果報告〉リストの検証(2):不可視化された洋品店関連裁判〉〈【実況】瀬戸一派による洋品店襲撃の一部始終【転載歓迎】〉
- 「自分達に対して請願を出した一般市民に対して、『請願書の内容が名誉毀損である』として訴えるという前代未聞の暴挙にも出ている」→〈請願潰し裁判〉
*1:【追記】15日の更新は「最終更新日」の修正のみでした(3月16日付、2011/03/15 13:19:36)。/そういえば、どうでもいいので言及を忘れていましたが、3月15日付更新と同時に題字のトラブルもようやく修正されました。
*2:【追記】石原都知事はいちおう撤回・謝罪したそうです。