けっきょく議席にしがみつくことにしか関心がない矢野穂積・朝木直子両「市議」(東村山)は「お仲間」の蛮行&敗訴にダンマリを決め込むばかり


東村山市議会3月定例会が終了しましたが、最終日(28日)、矢野穂積「市議」が不思議な動きを見せたようです。


青葉地域センター条例については生活文教委員会委員長の島崎市議も全員(といっても木内議員がお休みでしたので、公明・共産・自民・草の根の4人)の賛成で可決されましたと(3月6日に)報告していましたので、矢野「市議」が唐突に態度を豹変させたのは間違いないでしょう。何を理由に反対だと言い出したのかはわかりませんが、無責任な「市議」もいたものです。会期延長に反対したのも単なる無責任さの表れだったと考えてよいと思われます。


矢野穂積朝木直子両「市議」は、議員提出議案の意見書・決議等についても、採決時に退席することによって、ほぼ一貫して(実質的に)反対することでも有名です。今回は「東北地方太平洋沖地震に関する意見書」も採択されましたが、どうせこの時も退席したのでしょう。12月定例会から各議員の議案・請願に対する賛否が記録・公表されるようになりましたが、5月1日発行予定と思われる「市議会だより」を待たず、市議選告示前にとりあえずホームページ上で公表することも検討した方がいいのではないでしょうか。


さてこんな両「市議」が運営する東村山市民新聞ですが、3月定例会最終日の翌日、こんな囲みがトップページに登場しました(3月30日付、2011/03/29 18:54:45)*1


薄井、佐藤市議(保守系現市長の与党)のお仲間の実態
 東村山市議会議長の公明・川上隆之市議が、昨年5月、田無に本社のある「菊池建設」の「創立40周年記念パーティ」(於:新宿・京王プラザ)という私企業主催の祝賀会に、議長公用車ででかけたうえ、議長交際費から会費1万円の公金を支出するという、とんでもないことをしでかしていることが朝木議員の追及で判明した。これに先立って、川上市議が谷村都議らと、元暴力団の「菊池建設」社長と一緒に、「接待ゴルフ」を楽しんだことを草の根・矢野議員が追及している。東村山市の指名登録業者と癒着する公明、腐敗堕落もきわまれり、というところだ。
 例の佐藤、薄井市議のお仲間だ。。


菊池建設から仮処分を申し立てられてブログの関連記事を自主的に削除した天目石要一郎・武蔵村山市議*2が、3月29日付のブログで次のように騒いでいた件ですね。



天目石市議のブログには公金支出連絡票のスキャン画像も掲載されています。3月定例会最終日に同市議が東村山市議会の傍聴に来ていたという目撃談もありますので、コピーでももらいに来たのでしょうか。こんなことで示し合わせたように騒ぐより、[http://blogs.yahoo.co.jp/amame1968/44764695.html:title=武蔵村山市議会が超党派で行なった東日本大震災義捐金募金活動]を見習うなどしてほしいものですが、仮に東村山で同様の活動が実現しても、どうせ「草の根」は参加しないのでしょう(2月5日付〈[http://d.hatena.ne.jp/three_sparrows/20110205/p1:title=東村山市議会主催講演会「市民に開かれた議会へ 議会改革で自治体は変わる!?」の超党派街頭宣伝活動に「草の根」は例によって不参加]〉も参照)。


議長交際費の支出が不適切だというなら大いに批判すればよろしいと思いますが、どうして
〈薄井、佐藤市議(保守系現市長の与党)のお仲間の実態〉
という見出しをつけたり、最後に
「例の佐藤、薄井市議のお仲間だ。。」
などと付け加えたりする必要があるのでしょうか。答えは簡単です。矢野・朝木両「市議」にとっては、自分達の票を喰いそうな他の市議を攻撃することこそが最大の優先事項であり、公金支出云々はそのためのネタにしか過ぎないからです。[http://d.hatena.ne.jp/three_sparrows/20110323/p1:title=最近出された判決をめぐる佐藤市議・薄井市議への攻撃の仕方]を見ても、そのことは明らかでしょう。


「お仲間」といえば、矢野・朝木両「市議」の「お仲間」と言っても差し支えない「[http://www2.atwiki.jp/kusanonemaze/pages/111.html:title=襲撃する運動]」一派は、[http://www2.atwiki.jp/kusanonemaze/pages/53.html:title=朝木明代市議万引き被疑事件・転落死事件をめぐる一連の裁判]で次々に敗訴を喫してきました。とりわけ、矢野・朝木両「市議」が今回攻撃対象に含めている川上隆之議長は、槇泰智(まきやすとも)らに自宅前で次のような街宣を行なわれて大変な迷惑を被っています。

創価学会は暴力団も持ってるし、創価学会は右翼の街宣車だって自由に動かせるんだ。そんなことは常識になってます。だからみんな怖いんです。怖くて誰も文句がいえないから、こうやって、川上隆之、りっぱなおうちに住んでるじゃないですか。
えー? さんざん私腹を肥やし、国民の血税でもって肥え太り、屋上から三色旗も垂れ流して、この久米川に住む住人を見下ろし、見下し、威嚇してるんじゃないですか。
これがまさに創価学会、犯罪者集団。近所の嫌われ者です。さあ、とっとと出てきて下さい。そうですね、みなさん、わかります。はいはい、じゃ、そろそろお願いしましょうね。とっとと出てきて下さい、川上さん。
川上さーん、川上さーん、出てきて下さーい。
川上隆之、犯罪者、出てこーい。
犯罪者、川上隆之、出てこーい。

(エアフォース〈東村山市議会議長誹謗中傷事件 第4回〉より。太字は引用者=3羽の雀)


しかも、この日(2009年6月14日)行なわれた街宣について、槇は、共同被告である黒田大輔に対して矢野穂積「市議」が「当たり屋に気をつけてください」と伝言したとして、
「被告槇としては、本日の宣伝活動は被告黒田が矢野穂積の承諾を得て実施しているものであると理解した」
と主張しています(りゅうオピニオン〈【(槇vs黒田)VS創価学会裁判】槇泰智が激白!「黒田大輔ら日護会は矢野穂積東村山市議の有料ポスティング部隊」。矢野が「承諾」した違法街宣〉参照)。


このような伝言があったことが事実か、また矢野「市議」の承諾があったという槇の認識が妥当かどうかはともかく、洋品店襲撃事件後2008年11月16日に東村山の洋品店への嫌がらせを煽るような発言をしていた矢野「市議」のことですから、このような経緯があったとしても不思議ではありません。反論しないのは認めてることだと理解する矢野「市議」のことですから、槇の主張が事実無根であれば、もちろん槇を提訴するのでしょう。


当然のことながら、川上議長宅前街宣も対創価学会街宣名誉毀損裁判における損害賠償請求の対象に含められ、槇は黒田とともに110万円の損害賠償を命じられました控訴審判決が4月21日に予定されていますが、槇と黒田の敗訴が覆ることはまずないでしょう。一生懸命探してきたネタでライバル市議を攻撃する前に、このような「お仲間」の蛮行とその結果(一連の敗訴)についてコメントしていただきたいものですが、それは期待できませんから、東村山の有権者の皆さんはしっかり覚えておいていただければと思います。


〔この記事は3月30日の夕方アップしたものです。〕