訴えられた「ゼリの根」:“無関係”とは言えない矢野・朝木両「市議」


昨日は早々に寝てしまったので出遅れてしまいましたが、〈千葉英司元東村山警察署副署長が西村修平を提訴〉(エアフォース)の一報を受けて、ゼリー国総統に各方面から祝福の声が寄せられています。データ国から極秘帰国していた松沢呉一さんも、さっそく「よかったですね。西村さん、そして証人として出廷することになろう瀬戸さん」と祝辞を述べていました。


出遅れてしまったので総統の反応を拝見してから記事を書こうと思っていたのですが、21日午前6時前にアップされた最新エントリーは、朝木明代市議転落死事件とはまったく関係がない、〈変わる日本の秋・失われる原風景:自然が教える日本社会の危機〉というもの。外来帰化植物の例を引き、「人間と言えども自然の摂理から逃れることは出来ません。つまり、外来種と共存することなど出来ないのです」と力説しています。さすが「グーの根」、自分は人間としての知恵を欠いた植物並み*1セイタカアワダチソウ以下の存在に過ぎないのだという、堂々たる告白です。


それはともかく、千葉さんが西村修平を提訴したのは、9月26日とのこと。〈【連載】朝木明代元東村山市議殺害事件〉が10月6日を最後にぱったりと止まってしまったのは、単なるネタ切れではなく、このためでもあったのでしょうか。〈公明党 カルト宗教〉から〈東村山・朝木明代さん謀殺事件〉にカテゴリーが変更されたので、てっきり創価学会にでも訴えられたのかと思っていましたよ。


エアフォースの記事を見るかぎり、今回の提訴では、洋品店襲撃事件は直接の対象とはされていないようです。とはいえ、同じ9月1日に起きた出来事でもあり、少なくともネット上では関連する話題として蒸し返されていくでしょう。私も、矢野・朝木両「市議」の道義的責任を問いつつ、蒸し返していくつもりです。なお、関連のリンクや動画はMauiiさんがよくまとめてくれているので、そちらを参照。


ところで、今回の裁判について、矢野・朝木両「市議」はどのように対応するのでしょうか。


まあ、大方の予想通り、完全スルーの可能性が高いと思われます。何しろ、『週刊新潮』裁判では、自分たちの言い分を垂れ流してくれた新潮社のために証言することを拒否したような人たちです。それどころか、『週刊現代』裁判では、“取材は受けていない”などと主張して、平然と講談社を裏切った人たちです。太田述正裁判についても、まったく触れていませんしね。


しかし、〈9月1日朝木明代議員追悼・東村山駅頭行動に矢野・朝木議員が参加〉という見出しを「東村山市民新聞」のトップページに掲げている以上、無関係だ、という言い訳は通らないでしょう。この見出しさえなければ、“シンポジウムや街宣に参加したのは、創価が用意したわれわれの替え玉だ”と主張できたかもしれませんけどね。


10月21日付の更新は「最終更新日」の修正のみでしたが、はたして、瀬戸氏らとの関係を示す見出しは削除されるのでしょうか。それとも、いまさら削除してもどうせ無駄ですから、そのまま放置しておくのでしょうか。


それとともに気になるのは、第1回口頭弁論(11月13日)の3日後に開かれる予定の「政治と宗教を考えるシンポジウム」(11月16日)はどうなるのか、ということです。


東村山元市議・朝木明代さん殺害事件の徹底究明」がテーマだというこのシンポジウムは、「行動する保守運動」の「今年最後の大きな山場」のひとつに位置づけられていますから、まさか中止ということはないでしょう。裁判報告でも行なわれるのかもしれません。矢野・朝木両「市議」も、いまさら無関係を装っても無駄なんですから、堂々と参加して西村氏を激励してほしいものです。裁判費用も必要になるでしょうから、DVDの宣伝や委託販売もしてあげましょう。

*1:松沢さんから「買いかぶり」という指摘を受けたので、訂正します。