裁判官に裁判外での面談を強要しようとするアウトローな人々と、裁判の相手方に嫌がらせをして独りで爆笑する隣接法律職


ミハルさん橋本玉泉さんが相次いで復活して、何よりです。お2人とも私と違って生身の体ですから、ご自愛ください。私もたまには科学要塞研究所で全身整備をしなければいけないとは思っているのですが。


また、P2Cさんも本家ブログで〈『創価問題新聞』事件と『東村山の闇』事件(5):司法解剖鑑定書とS医師の意見書・鑑定書(前編)〉をアップしましたので、そちらも参照。「3羽の雀さんがいつか指摘されていたと思いますが」というのは、4月5日付〈判決も公表しないで稚拙な情報操作を続ける矢野・朝木両「市議」〉のことです。(追記:7月4日午後6時過ぎ、「東村山市民新聞」のいつものページで“P2Cさんの記事見ました”という挨拶がありました。更新内容はTomatotic-jellyさんのところを参照*1。)


さて、昨日の宇留嶋vs「草の根」裁判およびそれに関わる「東村山市民新聞」の更新状況(7月4日付・5日付)については後述するとして、まずは槇泰智(まき・やすとも)方面の話題から。よーめんブログのエントリーで、昨日行なわれた東京地裁前街宣の動画がさっそくアップされています。その次の記事では一水会在特会在日特権を許さない市民の会)批判が取り上げられていて、
「もうこれはデモではなく公然わいせつだ」
「妄想に取り憑かれ被害者意識全開」

という「人民新聞」(6月25日号)の見出しにだいぶ心惹かれたのですが、それはともかく。


動画を見始めたら槇がいきなり公職選挙法違反で「警告」を受けていて(政経調査会は都選管指定の資金管理団体)、ちょっと笑ってしまいました。仮にもかつて区議選に立候補した経歴の持ち主なんですから、もう少し注意すればよろしいのに。まあそのときも、公職選挙法に違反する落選挨拶を平気でブログに掲載していた人ですから、そんなことを期待するのは無理というものでしょうか。ちなみに2007年7月の中野区議選で落選した理由は、
「一晩、〔投票箱を〕体育館で保管している間に秘密警察の連中が『まき やすとも』の有効票を探し出して他候補の名前に書き換えていた」
からだそうです(2007年7月26日付エントリー)。本人も「こんなことを書くと『ああ、やっぱりこの暑さでとうとう、、、、』と、思われるかもしれないが」と書いていますが、たぶん暑さの問題ではありません。


こんな人が裁判官のことを「キチガイ」などと罵っているわけですね。昨日の街宣では、少しは配慮しているつもりなのか、
キチガイといっても過言ではないような馬鹿者」
と叫んでいましたが(9分過ぎ)。


ともあれ、凪さんが〈理由がなくても何の問題もない仮処分の決定書がなぜか『受け入れられない』元中野区議会議員選挙候補者槇泰智氏〉で教えてくださったように、今回の仮処分決定については、具体的理由の記載がなくても何の問題もなかったようです。また、西村サンの演説によると「候補者の名誉を汚す」等々の文言は書いてあったらしく(2分50秒あたり)、いちおう「理由の要旨」は書かれていたのではないかという気もします。


どっちにしても手続きにのっとって正当に保全異議を申し立てる道は開かれているのに、わざわざ地裁に集団で押し掛けて裁判官個人に面談を強要するのですから、この連中はいったい何を考えているのか。何しろ、裁判官への取り次ぎを「強硬に要求した」(4分50秒あたり)にも関わらず断られたとして、
「明日でも明後日でも、岡崎裁判官が住んでる官舎に我々はお訪ねしなければならないんですよ、これは!」
と宣言するのですから、たちが悪い。3月23日付〈裁判官の独立を脅かそうとするお仲間を野放しにする矢野・朝木両「市議」〉でも指摘しておいたことですが、表現の自由を云々するのであれば、裁判官に不当な集団的圧力をかけようとする真似も慎むべきでしょう(追記主権回復を目指す会による報告も参照)。


まあ、今回は同時に「異議申立書」も置いていったということで、これが保全異議の申し立てとして扱われることになるのかもしれません。街宣で気炎をあげている暇があったら、裁判で自分の正当性を証明するための準備に力を注いだ方がよろしいでしょう。(追記:記事をアップしたあとに槇のブログを見たら、いちおう「異議申立書」が受理されたみたいですから、たぶん保全異議として扱われるのだと思われます。東村山・東大和市における街宣禁止仮処分についてはどうするのかな。)


次に「東村山市民新聞」の更新(7月4日付)ですが、7月3日午後8時15分ごろ、トップページに次のような加筆がありました(追記:7月4日午後2時ごろに「最終更新日」が7月5日付に修正されたが、「被告宇留嶋が、」を拡大して太字にしただけではないかと思われる。あ、改行して「New」もつけたのかな? まあどうでもいいや。午後3時現在、他の修正箇所は見つかっていない)。

被告宇留島が、(090703東京地裁立川支部法廷)朝木議員宅襲撃事件で「東村山警察は、書類送検もせず犯人を釈放した」との記事は、「事実ではなかった」ことを自白、供述!(あのチバ元副署長の見ている前で)


7月1日付の記事で推測しておいた通り、最初の裁判は宇留嶋さんの〈「朝木宅襲撃事件」は草の根得意の自作自演〉(『月刊タイムス』2006年5月号)をめぐるものだったようです。事件の概要は、眉をつばでびっしょり濡らしつつ、東村山市民新聞〈暴漢が朝木直子議員宅を襲う事件が発生!〉および〈★ 提訴された「創価擁護記事ライター」、あきれた提訴!〉を参照。


Tomatotic-jellyさんが「こう言う書き方をする時って、何かあるんだろうな」と書いていますが、確かに、佐藤市議の「取り調べ」の後にも「絶句!」とか「最高裁判決の壁!」とか書いて、挙句に完全敗訴してましたからね。もちろん、宇留嶋さんが一部について誤った記述をした可能性、「自作自演」が行き過ぎた表現と認定される可能性もあるだろうとは思いますが、本件で「12年前の朝木明代議員殺害事件の真相」が「はっきりした」わけがないことも明らかですから、とりあえず裁判の結果を待つことにしましょう。


昨日の裁判については、クロダイくん(行政書士黒田大輔)くんも〈爆笑法廷!!〉と題する下品な報告を上げています。いちおう隣接法律職が書いているエントリーなのに、いつものように裁判の中身とは関係のない印象操作に終始していて、どんな内容だったのかはさっぱりわかりません。とりあえず、裁判で争っている相手方にまた嫌がらせをしてきたことはわかりました(以下、改行は適宜修正)。

朝木さん、矢野さんに加え、主権回復会の西村さんらを濫訴し、また、多数の敗訴を通じ、有限な税金を費消するという偉業を続ける千葉英司大先生にバッタリ遭遇してしまいました〜。
私は大感激してしまい、思わず「千葉英司大先生じゃないですか?」「千葉英司大先生、おつかれさまですっ!!」と何度もご挨拶を差し上げました。
しかし、すべて無視されてとっても凹みました。この心の傷は、どこで癒せばいいんですか? 千葉英司大先生、教えてくださ〜い。
さて、話を元にもどす(笑)
傍聴席は、当会会員や当会支援者が多数いましたのでたった一人の宇留嶋応援団と推測される千葉英司大先生がとても寂しそうだったので、私は大先生のお近くに座りました。
しかしながら、大先生は私がお嫌いなようで、遠くの席へ移動されてしまいました。クロダイ悲しい・・・。


幼稚ないやがらせをやって独りで爆笑してないで、宇留嶋さんの落書き写真や誹謗中傷的記述をこっそり削除した理由とか、東村山等における街宣禁止仮処分への対応などについて支持者の皆さんにきちんと説明しつつ、もうすぐやってくる自分の裁判の準備をした方がいいんじゃないですかね。


◆今後の関連裁判日程
西村修平・婚外子差別発言裁判:7月8日(水)午後4時〜、東京地裁霞が関)〔ソース
クロダイ第2次落書き名誉毀損裁判(対千葉さん):7月13日(月)午前10時〜、東京地裁立川支部ソース
クロダイ第1次落書き名誉棄損裁判(対宇留嶋さん):7月16日(木)午後2時〜、さいたま地裁川越支部ソース


なお、「濫訴」云々については5月25日付〈「濫訴」レッテルを連発するクロダイくんと『月刊タイムス』事件判決と「パラノイア」裁判〉参照。


ちなみに、「御用ライター」裁判については裁判官から和解が勧告されたようです。これが唯一中身のある報告でした。こちらも今後の推移を見守るほかありませんが、クロダイくんが「『一方の当事者寄りではないか』と指摘されたことのある木下秀樹裁判官」と書いていることについては、2008年12月3日付〈裁判官が不公平だと吹き込んだのは矢野・朝木両「市議」ですね?〉および同6日付〈裁判官へのインネンのネタ元は矢野・朝木両「市議」でいいですね?〉など参照。


そういえば、瀬戸サンは、あれだけ証言だ何だと騒いでおきながら、証人として採用されないとなると傍聴さえ行かなくなるんですかね。ともあれ、「完全版下」をめぐる大誤報についてはさっさと修正しておいた方がよろしいかと思います。瀬戸サンが「東京都議会議員選挙期間中の連載キャンペーン」と銘打って進めている連載については、あることに注目しつつ、もう少し様子を見る予定です。


【追記】(7月5日)モンジローZさん(野次豚で行こう (^ω^φ))も、7月3日の宇留嶋裁判の傍聴記を掲載してくれています(第1回第2回)。