沈黙と饒舌の間
昨日の西村修平vsリチャード・コシミズ対決については、
「ルール無用に見えながら、互いに使用する武器はブーメランに制限されているので、やればやるほどどっちも負けていきます」
という松沢呉一さんの評価に尽きているのではないかと思います。松沢さんも暗示しているように、なぜこのタイミングでこんな騒ぎが持ち上がったのかに注目した方がいいでしょう。
「そよ風」に対するクロダイレベルの誹謗中傷が原因だという話になっていますが、街宣の告知にはそんなことは何も書いてないのですから、何かから目をそらさせるための後付けの言い訳にしか思えません。ちなみに、よーめんはこんなことを書いていました。
結局、組織同士の戦いでは相手の一番弱い所を突くのが常套手段です。愛国者としてはナイーブな部分は女性を突かれる事です。そこを突かれると当然神経質になります。・・・見せしめに一番弱い部分を突いて戦意損失させて来るでしょう。故に要注意の部分なのです。
なるほど、だから矢野穂積「市議」も「一番弱い」洋品店に「抗議」することが「最も効果的だ」と言っていたんですね。その扇動にまんまと乗せられて洋品店を襲撃した西村修平を「男気があって女性に優しい」（瀬戸サン）と評するとは、まったく笑わせてくれます。１１月４日に予定されている婚外子差別発言裁判の原告尋問で、「男気があって女性に優しい西村さん」とその取り巻き連中がいったい何をやらかすか、本当に心配です。
ワールドワイドウェブさんの連載〈瀬戸弘幸さん人生最大の宿題遺棄事件にワールドワイドウェブが挑む〉で驚くべき事実の数々が掘り起こされつつあることも瀬戸サンにとっては煙たくてしょうがないでしょうが、９月２６日・２７日に池袋と秋葉原で起きた集団暴行事件についても、瀬戸サンや桜井誠は一様に沈黙を保っています。
桜井誠は、集団暴行事件は完全にスルーして「１０・１０大阪デモに妨害予告」との警告を掲載しましたが、いつになく激しい筆致の裏に、何やら焦りを感じ取ることもできそうです。
１０・１０大阪デモに妨害予告
外国人参政権断固反対！全国リレーデモの締めくくりとなる１０・１０大阪デモに対し、犯罪左翼たちが妨害予告を突き付けてきました。名古屋デモ襲撃事件（愛知県警東署捜査中）、京都での火薬投げ入れ事件（京都府警五条署捜査中）など、数々の妨害行為を行ってきた反日極左が再び動き出したようです。外国人参政権反対を「人種差別」と勝手に脳内変換した挙句、過去３８０名以上におよぶ無関係の日本国民を殺傷した連続爆弾魔や、父親が米兵と言う理由だけで自分の教え子をいじめまわして学校から追い出した免職教師などが賛同者となって、外国人の人権だの平和だのを訴える姿は滑稽千番と言わざるを得ないものです。「話し合いをする」ためでも「議論をするため」でもなく、日本社会の破壊を目指す者たちと全身全霊をかけて戦うために私は大阪に行きます。大阪デモに参加される皆さまには、それなりの覚悟をもって参加されますようお願いします。
検索してみると、「外国人排斥を許さない１０．１０関西緊急抗議行動実行委員会」による〈在特会（在日特権を許さない市民の会）主催の「１０．１０外国人参政権断固反対！全国リレーデモ・関西集会」への緊急抗議行動参加・賛同呼び掛け〉というのがヒットしましたので、たぶんこのことを言っているのでしょう。なお、デモコースは新町北公園 → 御堂筋 → 韓国領事館前 → 難波 → 元町 → 元町中公園だそうなので、近寄りたくない方、抗議をしたい方、スネークしたい方は参考にしてください。
沈黙を保つといえば、第２次落書き名誉毀損裁判（千葉英司vs黒田大輔）の第４回口頭弁論についても同様で、瀬戸サンも、当事者であるクロダイくんも、一向に触れようとしません。もっともこれは、触れたくないというより、触れるほどの価値もなくなってしまったという話なのでしょう。瀬戸サン、けっきょく傍聴にも行かなかったみたいですし。
いちおう立川駅前で街宣は行なわれたようで、有門大輔サンのところとレックス氏のところ（アメブロ版・ＦＣ２版・ライブドア版）に報告記事が上がっています。レックス氏の方は、閲覧者を物悲しくさせる写真と動画付です。動画はいちいち見ていませんが、有門サンの説明を見るかぎり、裁判とはまったく関係のない話ばかりしていた模様。ちなみにレックス氏、アメブロ版とＦＣ２版ではプロフィールから「日蓮正宗妙観講所属（浄徳寺所属）」を削っているのに、ライブドア版では堂々と載せていますね。
なお、写真を利用したリチャード・コシミズ氏の誹謗中傷に対し、「そよ風」は民事裁判を起こすことにしたようです。私もあの写真はやり過ぎだと感じますので、大いにやればよろしいんじゃないでしょうか。
「このようなあきらかな名誉毀損は民事では勝算の高い事案」だと助言を受けたそうですが、クロダイくんの例もありますから、確かにその通りだと思います。もっとも、コシミズ氏はすでに「書き過ぎた」と非を認め、訂正する意思を表明しているようですから、落書き写真に意味不明の修正を加えた挙句にこっそり削除しただけのクロダイくんほどには悪質ではないと認められ、認容額はそれほど高くならないかもしれません。コシミズ氏側の対応次第では、和解を勧告される可能性もあります。
ところで、写真にはクロダイくんも写っていますが、訴訟には参加するんでしょうかね。自分のブログにこんな写真を載せて訴えられた人間が今回の裁判でどんな主張をするのか、ぜひとも聞いてみたいところです。
そういえば、ちょっと前に槇泰智（まきやすとも）が次のように書いていた件ですが。
矢野穂積「市議」が[http://usuimasayoshi.blog98.fc2.com/blog-entry-298.html:title=薄井市議から訴えられたとき]にも、「ニュースワイド多摩」（[http://www2.atwiki.jp/kusanonemaze/pages/26.html:title=多摩レイクサイドＦＭ]）で似たようなことを言っていたのを思い出しました（太字は引用者＝３羽の雀。２００８年５月５日付〈[http://d.hatena.ne.jp/three_sparrows/20080505/p1:title=やっぱり意図的ねつ造だったんですね]〉も参照）。
性差別の問題を横において、「職業差別」だなんていうですね、ことを平気で言ってるんですが、ソープランドとか、あるいは性風俗の、えーっと、ヘルスというその業界がですね、職業として認められているかも大きな問題点ですから、このことと同時にですね、アダルト動画サイトでインターネットに自分の名前も顔も出して、えーっと、ソープランドとかですね、聞くに堪えないような、あー、ヘルスの内容についてですね、業界の内容について、非常に卑猥な態度でですね、いっしょうけんめいその宣伝の活動をしていた薄井市議についてですね、どういう、その、名誉、社会的な評価が低下したというですね、その社会的評価がもともとあったのかどうなのか、まあこのへんについてもですね、大きな争点ですので、ぜひともですね、はっきりと、えー、自分のどこに社会的評価が下がった点があるのか、ご主張になると思いますので、非常に興味のあるところですし、逆に私どもの名誉をかなり、職業差別などと言ってですね、えー、低下させた部分がありますので、この点もあわせて、この裁判では私のほうも、えー、問題としていきたいなというふうに、非常に興味を持って考えているということはお伝えしておきたいと思います。
やっぱり裏ではいろいろ助言をしているのか、それとも単に発想が似てしまうだけなのか。どっちでもいいんですが、参考までに紹介しておきます。
なお、９月３０日付更新（2009/09/29 20:46:31）以降、「東村山市民新聞」には動きがありません（１０月２日午前１０時現在）。
◆今後の新風連関連裁判日程
＊クロダイ・第２次御用ライター裁判（原告・宇留嶋さん）：１０月１９日（月）午後２時〜、さいたま地裁川越支部〔ソース〕
＊西村修平・第３次御用ライター裁判（原告・宇留嶋さん）：１１月２日（月）午前１０時〜、さいたま地裁川越支部〔ソース〕
＊西村修平・婚外子差別発言裁判：１１月４日（水）午後３時〜、東京地裁（霞が関）６２６号法廷 ※原告への尋問あり 〔ソース〕
＊クロダイ・第２次落書き名誉毀損裁判（原告・千葉さん）第５回口頭弁論：１１月９日（月）午前１１時半〜、東京地裁立川支部〔ソース〕
＊西村修平・街宣名誉毀損裁判（原告・千葉さん）：１１月１１日（水）午後１時３０分〜、東京地裁立川支部 〔ソース〕
＊槇やすとも＆クロダイ・東村山等街宣名誉毀損裁判（原告・創価学会）：１１月１３日（金）午前１０時〜、東京地裁（霞が関）５２６号法廷〔ソース〕
＊槇やすとも・機関紙名誉毀損裁判（原告・千葉さん）：１１月１８日（水）午後１時３０分〜、東京地裁立川支部４０４号法廷〔ソース〕
＊槇やすとも・写真著作権侵害裁判（次回期日未定）
＊クロダイ・第１次落書き名誉毀損裁判控訴審（原告・宇留嶋さん／控訴人・クロダイ）（期日未定）〔第１審判決〕
