矢野穂積・朝木直子両「市議」の2009年(3)


東村山市民新聞の2009年の更新状況を振り返る回顧特集、第3弾(7〜9月分)です(1〜3月分4〜6月分も参照)。


7月は、「創価問題新聞」事件・東京高裁判決確定(3日)を受けて最高裁内部に創価のスパイがいる!と騒ぎ出すという、衝撃の展開によって幕開けしました。その後、『東村山の闇』事件における逆転勝訴判決が確定したのを幸いとして、後者によって前者が全面否定されたかのような虚偽宣伝を再び展開。あわせて、公訴時効見直し問題に乗じた山下幸夫弁護士への個人攻撃も開始します。


しかし、この第3四半期を特徴づけるのは何と言っても、都議選と衆院選の機をとらえた創価学会公明党攻撃でしょう。『フォーラム21』や「行動する保守」関係団体とともに「ストップ!ザ『政教一致』実行委員会」を結成し、7月中旬から8月末にかけて、市政そっちのけで連日の更新が行なわれました。8月30日に行なわれた総選挙の結果にも、〈目標120%完遂〉と大変ご満悦です。一方、9月1日に行なわれた朝木明代市議追悼街宣には、なぜか不参加でした。


総選挙が終わると少しは市政について語らなければならないと思い直したのか、一転して市議会関連の更新が続きます。もっとも、市議会議員として胸を張れる行動をろくにしてこなかったものだから、他人からの批判にヒステリックに反応するか、佐藤市議をはじめとする他の市議を同様にヒステリックに攻撃するぐらいしかできないのが、悲しいところです。


それでは、月ごとの更新状況をご覧ください。「○日付」はトップページの「最終更新日」の日付です。日付のリンクは基本的に当ブログの更新状況報告記事へのリンクですが、一部、Tomatotic-jellyさんの報告記事へのリンクも含まれています。


【7月】
*宇留嶋さんを訴えた「自作自演」裁判の口頭弁論についてトップページで告知(1日付)。
*〈「フォーラム21」裁判の歴史的意義〉への加筆を継続(2日付3日付5日付)。
「自作自演」裁判で宇留嶋さんが記事の誤りを1箇所認めたことについて、得意げに報告(4日付・5日付)。
「創価問題新聞」事件・東京高裁判決確定(3日)後、最高裁内部に、創価のために情報収集活動をする職員がいるという事実が判明した」と言い出す(6日付)。最高裁内「スパイ」疑惑捏造問題の勃発である。翌日には最高裁判所への申入書」を掲載(7日付)。その後もさらに加筆(8日付・9日付11日付12日付13日付)。
最高裁内「スパイ」疑惑捏造問題の流れで、トップページに憲法15条(公務員条項)の条文を掲載(10日付)。
東京都議選(12日)で谷村孝彦都議の得票数が減ったことについて、「取り組みの成果」と勝利宣言(14日付)。その後、「今回の都議選での取り組みで、創価公明は前回より全都で7万票減らしました」と成果を誇りながら、総選挙に向けた活動の継続を呼びかけ(16日付)。公明党の得票減は実際には約4万3千票だったが、「7万票」という間違いはついに訂正されずに終わった。
*新規ページ〈ついに尻尾がまるみえ!〉を作成し、都議選の結果に関する松沢呉一さんの論評について、松沢さんの名前を出さずに反応(17日付)。
瀬戸弘幸サンとほぼ同時に、「ストップ!ザ『政教一致』実行委員会」の設立を告知。新規ページ〈ストップ!ザ「政教一致」実行委員会〉も作成(18日付)。
*トップページの内容を移植する形で6つの新規ページを作成し、あわせて「重要な報告を明日以降、順次行います」と予告(19日付)。〈最高裁判所への申入書〉という新規ページ(最高裁内「スパイ」疑惑捏造問題)も作成されたが、実際に提出したのかどうかは今に至るまで不明なまま。
公訴時効見直し問題に乗じた山下幸夫弁護士の個人攻撃を開始(18日付・20日付)。その後も個人攻撃をヒートアップさせていく(21日付・22日付23日付26日付28日付30日付)。山下弁護士への「公開質問」も掲載したが(24日付)、本人に直接質問内容を送付することはしなかったらしい
朝木直子名義の個人口座を振込先として、「ストップ!ザ『政教一致』実行委員会」へのカンパ要請を開始(23日付)。
『東村山の闇』事件・東京高裁判決の確定(14日)を受けて、「創価問題新聞」事件・東京高裁判決が全否定されたかのような虚偽宣伝瀬戸弘幸サンとともに開始(25日付)。
*「ストップ!ザ『政教一致』実行委員会」絡みで、幸福の科学日本共産党への呼びかけをトップページに掲載(26日付、現〈各団体へのアピール〉)。
りんごっこ保育園名誉毀損裁判の確定(17日)を受けて、最高裁が(09.07.17)「りんごっこ保育園」側の勝訴を確定!〉と題する長文の囲み記事をトップページに掲載するとともに、決議に賛成した市議に対し、「全員で連帯して300万円超を市に支払え」と要求(26日付)。その後も若干加筆修正(28日付30日付)。
*新規ページ〈最高裁確定判決で全面否定された東京高裁(7民)の破綻判決〉を作成し、「創価問題新聞」事件と『東村山の闇』事件をめぐる虚偽宣伝を継続(30日付)。その後、最高裁は、東京高裁(7民)に対して司法行政上の措置を!」として、最高裁に対して違憲・違法の行為を公然と要求(31日付)。


【8月】
*矢野・朝木両「市議」が「遺憾の意」を表明することにより和解が成立した「創価御用ライター」裁判について、トップページで〈矢野、朝木両議員が、また実質勝訴!〉と宣伝(1日付)。
*新規ページ〈『最高裁への処置申出書全文〉を作成(1日付)するとともに、「住所氏名を記入すればすぐ提出できます。国民運動を!」として、最高裁違憲・違法の行為を要求するよう広く呼びかけ(2日付)。なお、矢野・朝木両「市議」が実際に「申出書」を提出したのかどうかは、今に至るまで不明。
*「ストップ!ザ『政教一致』実行委員会」について、〈毎日、ストップ!ザ『政教一致』の取り組みが行われています。追撃を!〉と呼びかけ(2日付)。
*トップページの3箇所で、〈◎確実に包囲網が狭まって、創価系の悲鳴と八つ当たりの絶叫が聞こえます。〉と加筆(3日付)。
*トップページで雨具傷害疑惑事件に飛びつく(4日付・5日付6日付9日付11日付)。
*「ストップ!ザ『政教一致』実行委員会」へのカンパの振込先口座を変更(7日付)。ただし朝木直子名義の個人口座であることは変わらず。ちなみに、活動終了後の会計報告は少なくとも公的には行なわれていない。
*「ストップ!ザ『政教一致』実行委員会」の告知に加筆(8日付9日付)。
*カンパまで募って落選運動を続けている「ストップ!ザ『政教一致』実行委員会」について、一切の説明責任はないことを言明(11日付)。他の関係者にも、説明責任を果たさないよう要求(13日付)。
*トップページで〈東京12区の情勢〉に関する遠吠えを開始(12日付・13日付14日付16日付)。

*〈各団体へのアピール〉に加筆し、幸福の科学日本共産党にあらためて協力を呼びかけ。朝木明代市議転落死事件で共産党議員から協力を受けていたことも報告(16日付)。
*新規ページ〈地元情勢〉を作成し、自民党機関誌と『日刊ゲンダイ』の記事のコピーを掲載(17日付)。
*「ストップ!ザ『政教一致』実行委員会」の告知等に加筆(18日付19日付)。
〈東京12区の情勢〉への加筆を継続(20日付23日付25日付27日付28日付29日付)。新規ページ〈公明幹部の2区何としても勝つ〉等も作成(25日付)。
〈8月30日は投票にいきましょう。そして、政権交代を!〉と呼びかけ(29日付)。
*「最高裁への申出書」と時効廃止問題について〈緊急告知!〉を掲載(30日付)。
〈「変えよう!議会」(佐藤・薄井・大塚の会派)は、一体、何を変えたか?!〉と題して、「東村山市諏訪町の田んぼの保全を求める陳情」をめぐる佐藤市議の対応に難癖(30日付31日付)。私が佐藤市議ブログの記事(7月16日付)を紹介すると、「あさましい、いいわけを始めた?!」と反応(9月1日付)。その後、囲み記事の内容を新規ページに移植(9月5日付)。


【9月】
*総選挙の結果について、〈目標120%完遂〉などと大本営発表。投票前に協力を呼びかけて相手にされなかった幸福の科学幸福実現党については、手の平を返したように「党首を宗教団体代表が兼ねて選挙をした泡沫候補団体」と切り捨て(1日付)。
瀬戸弘幸一派が東村山で街宣を敢行するも、矢野・朝木両「市議」は不参加(1日)。
*朝木明代市議転落死事件には触れないまま、選挙結果についての大本営発表を続けるとともに、〈「政教一致団体」に対する必要な措置〉と題する囲みをトップページに掲載(3日付)。さらに〈「政教一致党首」、辞任!(090903)〉と題する囲みを掲載(4日付)。
*トップページに、りんごっこ保育園名誉毀損裁判に関する記述を追加(5日付)。
*「いのちとこころの人権の森宣言」の採択に「草の根」が唯一反対した事実を取り上げられたことに対し、「人権蹂躪の歴史の隠蔽美化を徹底批判する!」などと弁明を開始。20年前の「天声人語」を中途半端にコピペした新規ページ〈『倶会一処』〉も作成(5日付)。
*トップページを細々と修正(6日付)。
*「いのちとこころの人権の森宣言」をめぐり、新規ページへの大量加筆(6日付)、アリバイめいた提言、澤田元助役や佐藤市議の悪口等の加筆修正を継続(7日付〜10日付)。
*トップページに、どうやら私に向けられたものらしい悪口を追加(9日付・10日付)。
*「東村山市諏訪町の田んぼの保全を求める陳情」をめぐる佐藤市議への難癖について、〈真相確定〉と題し、「事前の裏取引」「配布された委員会会議録で証明された!」と主張(11日付)。環境建設委員会の第3回(平成21年7月17日)・第4回(7月28日)会議録を指していると思われるが、これらの会議録によっていったい何が「証明」されたのかは、今に至るまで明らかにされていない。
*トップページに佐藤市議の悪口を追加するとともに、新規ページ〈やはり自公連立ムラ市長の単なるちょうちん持ち〉を作成し、「正体ま〜る見え」「カエルの面になんとかの佐藤」などと空騒ぎ(12日付・13日付)。
時効廃止問題に関する日弁連への抗議の呼びかけを修正するとともに、新規ページ〈公訴時効撤廃申入書〉〈凶悪・重大犯罪の公訴時効の在り方に関する意見書(日弁連)〉を作成(14日付)。なお、矢野・朝木両「市議」が実際に日弁連への申し入れを行なったのかどうかは今に至るまで不明。
*トップページで池田大作「影武者ダミー」疑惑をぶち上げる(14日付)。
*トップページに〈自公連立ムラ市長の与党(創価系無所属・佐藤・薄井、創価公明・駒崎、自民・鈴木)がまた騒ぐ! 今度は情報公開問題で! 090914〉という見出しを掲載し、新規ページ〈自公連立ムラ市長を庇い立てし、必死に騒いだ人達〉を作成(15日付)。翌日、若干の加筆を行なうとともに、「自公連立を続ける鈴木忠文につき、報酬問題で続報予定.。乞うご期待!」と予告(16日付)。予告は今に至るまで履行されていない。
池田大作「影武者ダミー」疑惑について加筆(19日付21日付22日付)。
*「ストップ!ザ『政教一致』実行委員会」の後継団体として「ストップ!ザ『政教一致』市民実行委員会」の設立を告知(21日付)。
〈議会関係10〉として佐藤市議の悪口を長々と展開(21日付・22日付)。
*私の記事(9月21日付〈「反対のための反対」もけっきょくはポーズに過ぎない〉および9月22日付〈実際に行動する市民への敵意すら感じられる「草の根」〉)に反応して、佐藤市議と私の悪口を大量に加筆(23日付〔1〕〔2〕)。その後も若干の加筆(24日付25日付)。
*「創価問題新聞」事件判決が『東村山の闇』事件判決によって「全面否定されていた」という虚偽宣伝を思い出したように継続(24日付)。
*佐藤市議が1年以上前に書いたブログの記事を転載して、〈見よ!変節者「裏切り」の宣言〉と因縁(28日付)。
*トップページの一番下にコピーライト表示を掲載(29日付)。
*トップページに、〈9月議会最終日 「税金を議員が自由に使ってどこが悪い!」という、ムラ議員ら(佐藤ら)〉という見出しを何の説明もなく掲載(30日付)。


〔この記事は、1月5日の夜にアップしたものです。〕