矢野穂積・朝木直子両「市議」の2009年(4)


昨年からの続きで矢野「市議」がますます意味不明なことを言っているようですが、その意図は柳原滋雄さんが明快に分析してくれていますので、後で記録だけしておきます。


さて、東村山市民新聞の2009年の更新状況を振り返る回顧特集もいよいよ最終回。今回は10〜12月分です(1〜3月分4〜6月分7〜9月分も参照)。


10月に入ると、外国人参政権問題等で瀬戸弘幸一派を暗に批判するかのような更新が何度か行なわれますが、けっきょく“もっと創価/公明を攻撃しろ!”というだけの話だったようで、迷走を続けながら早々に失速。あとは「オガミヤソーカ」云々とブツブツつぶやいたり、「ストップ!ザ『政教一致』市民実行委員会」(その後「ストップ!ザ『政教一致』全国市民ネットワーク」)に関する告知をいじったりするだけになってしまいました。


他方、10月中旬からは、りんごっこ保育園問題に関する平成18年附帯決議に賛成した市議らへの攻撃を突然ヒートアップさせ、「オロカモノ」「待機児保護者の敵」「認可保育園のつぶし屋」などと口を極めて罵倒。あわせて、東村山市私立保育園設置指導指針(ガイドライン)についても徹底した攻撃を行ない、他園で起きた死亡事故まで利用するに至ります。けっきょく、その背景にはりんごっこ保育園の分園計画があることが明らかになるのですが、あまり大騒ぎしていてはかえって逆効果だと悟ったか、12月に入ると途端に沈静化してしまいました。


特に11月後半からは目に見えて更新頻度が落ちますが、何かにすがりつくかのように、今度は朝木明代市議「殺害」事件に関する支離滅裂な宣伝を開始。もっとも、矢野「市議」から訴えられた柳原さんが喝破したように、これは千葉さんの印象を貶めようと必死になっているだけの話で、事件の「真相」は(矢野「市議」らが望むのとは真逆の方向で)ますます明らかになりつつあるようです。また、西村修平黒田大輔の裁判にも初めて言及し、暴力的自警団体質を露わにする一方の瀬戸弘幸一派とも、まったく手を切っていないことがはっきりしました。


今年はいよいよ朝木明代市議「殺害」事件の時効が成立(9月1日)し、市議選(2011年4月)も間近になりますが、果たしてどんな悪あがきを目にすることができるのでしょうか。それでは、月ごとの更新状況をご覧ください(「○日付」はトップページの「最終更新日」の日付。日付のリンクは、一部を除き、当ブログの更新状況報告記事へのリンク)。


【10月】
*9月30日付で登場した〈9月議会最終日 「税金を議員が自由に使ってどこが悪い!」という、ムラ議員ら(佐藤ら)〉という見出しに、〈(佐藤ら、最終日9月29日、本会議「動議」に反対!)〉という文言を追加(2日付)。
いわゆる“○ンチ創価”を対象としたアピールで、創価という文言を政教一致団体(創価公明など)」に修正(2日付)。
*佐藤市議の悪口から「ハレンチ漢」を削除(5日付)。
「1年半も前(2008年3月)から、政権交代の必要を強調し市民に呼びかけていた」誇大宣伝気味の見出しをトップページに掲載し、新規ページ〈政権交代を1年半も前から呼びかけた「草の根市民クラブ」〉も作成(5日付)。その後、「無所属政権交代派」などとアピール(17日付)。
「1年半も前(2008年3月)から、『後期高齢者医療制度』に断固反対し」ていたと宣伝(6日付)。
*トップページにいきなり〈外国人への地方参政権付与の推進を!〉と題する囲みを掲載(11日付)。
〈外国人への地方参政権付与の推進を!〉と題する囲みに大幅加筆し、「シナ」という言葉遣いを批判。同時に、「「地方自治体(行政・議会)の主要な問題は、外国人ではなく、政教一致集団の排除」という見解を表明(12日付)。
「都市部自治体の政教一致集団の議席占有率をみよ」と言うなら具体的数字を提示すべきだと指摘したところ、創価公明に占領された東村山市議会の歪みの実態〉と題する表を掲載し、「2割を超えれば、議長も議会運営委員長も握り、議会いや行政までも意のまま」などと主張(14日付)。

“2割を超えれば公明党が議長も議会運営委員長も握る”などという状況が生じているのは東京都下では絶対的少数派(八王子市と東村山市のみ)だと指摘したことに対し、「議会運営のわかる者なら説明がいらない話だ」等の捨て台詞を残して逃亡。同時に、議会制民主主義を否定する瀬戸弘幸サンを暗に批判して、「没論理では、一般には浸透しない」とブーメラン(15日付)。
〈9月議会最終日 「税金を議員が自由に使ってどこが悪い!」という、ムラ議員ら(佐藤ら)〉という見出しについて、新規ページ〈まるで「税金を議員が自由に使ってどこが悪い!」の居直りムラ議員ら〉を作成してようやく説明。さらに、平成18年附帯決議に賛成した市議らを「懲りないオロカモノ」などと罵倒(17日付)。
矢野絢也・元公明党委員長関係の裁判が確定した(9月1日)ことに、創価本部、自滅への逆転敗訴判決が最高裁で確定!〉などといまさらのように便乗(19日付・20日付)。また、人のことをさんざん「創価の犬」呼ばわりしておきながら、「今後は『創価の犬』と呼ばせて頂きます。(090624) 」と日付を偽りながら宣言(20日付)。
平成18年附帯決議に賛成した市議らへの攻撃をヒートアップさせ、「待機児保護者の敵」「認可保育園のつぶし屋」などと罵倒(20日付)。さらに、佐藤市議東村山市私立保育園設置指導指針(ガイドライン)を紹介したことについて、「自分のやっている意味さえわからないのだから呆れた話だ!」などと罵倒(20日付)。
平成18年附帯決議に賛成した市議のうち、なぜか佐藤市議と公明党市議を特に名指しして、「早く自腹を切って、責任をとりなさい!」と要求(22日付)。
*トップページに政教一致集団(創価公明)東京12区から撤退、自滅へ〉という見出しを掲載(23日付)。
東村山市私立保育園設置指導指針(ガイドライン)と佐藤市議への攻撃を継続(24日付)。
*「ストップ!ザ『政教一致』市民実行委員会」の告知の文字を拡大(25日付)。
東村山市私立保育園設置指導指針(ガイドライン)について「時代に逆行する『規制強化』=参入障壁」などと批判し、保育園の規制緩和に全面的に賛成であることを表明。新規ページ〈「市長の意見書」を悪用する法令無視の「ムラ」の手口とは?〉も作成(26日付)。
東村山市私立保育園設置指導指針(ガイドライン)攻撃を継続し、新規ページ〈これが「保育園つぶしの手口」だ!〉も作成(27日付)。翌日、新規ページに大量加筆(28日付)。その後、「ヴァッハッハッハ!」と笑いながらさらに加筆(29日付30日付)。
りんごっこ保育園名誉毀損裁判の結果を引き合いに出しながら、佐藤市議や私をさらに下品に攻撃(31日付)。


【11月】
〈緊急告知!〉(トップページ)の下に新たな囲みを作成し、苛立ちも露わに「負け惜しみに、何を叫んでもムダ!」「410万超の自腹を切れ、早く!」などと絶叫(3日付)。その後、「いまさら保育行政に口出しできるとでも!? アンタラだけにはいわれたくないのよ!」などと加筆し、りんごっこ保育園への介入を心底嫌がる本音を吐露(4日付)。
*「税金『取戻し』」「議員報酬一部返上」「政務調査費返上」に関する宣伝をあらためてトップページに掲載し、「◎草の根・矢野、朝木両議員の東村山市への貢献は合計9602万円超!」と自慢(新規ページ〈草の根・矢野、朝木議員が監査請求で取戻等した合計額〉も作成し、会議録を中途半端に抜粋)。同時に、「それに引き換え、公明、佐藤らの、この浅ましさ、見苦しさを見よ!」などと見苦しく絶叫(4日付)。
*トップページで〈人呼んで「オガミヤソーカ」の「政治ごっこ」はおしまいに!〉とつぶやく(11日付)。
*「ストップ!ザ『政教一致』市民実行委員会」についての告知を微修正(12日付)。
西村修平・街宣名誉毀損裁判に初めて(間接的に)触れ、〈チバ元副署長が、決定的事実を供述!〉と宣伝(14日付)。
*千葉英司さんの供述について「近日、詳細アップロード。乞うご期待!」と告知するとともに、「暗殺依頼密会ビデオ」についても「これが『暗殺依頼密会ビデオ』の根拠報道だ!」「近日、詳細アップロード、乞うご期待!」と告知(17日付)。なお、このような書き方には日蓮正宗・妙観講の機関紙『慧妙』を彷彿とさせるものがある。
黒田大輔・第2次「御用ライター」裁判で宇留嶋さんが敗訴したことに触れ、なぜか「川越支部創価系判事は、あれこれ支離滅裂なゴタクを並べているが」などと苛立ちを露わにしつつ、創価御用ライター」という表現は「誰でも使用できる代名詞になった」などと論評(18日付)。苛立ちの理由については、「東村山市民新聞」の迷宮〈「創価御用ライター」裁判〉冒頭の判決抜粋を参照。
〈「政教一致団体」に対する必要な措置〉(トップページ)の文字を拡大(21日付)。
*トップページに〈「ストップ!ザ『政教一致』市民実行委員会」の活動目標 ♪〉という囲みを掲載し、「『水の落ちた犬』〔ママ〕には最後の止めを!」と呼びかけ(22日付)。
「オガミヤソーカ」の悪口を加筆(23日付)。
矢野穂積「市議」が11月6日付で柳原滋雄氏を訴えていたことが判明(27日)。


【12月】
東村山市議会12月定例会 速報〉として、他園で起きた死亡事故を持ち出して東村山市私立保育園設置指導指針(ガイドライン)と佐藤市議を攻撃(9日付)。けっきょく、12月定例会に触れたのはこのときだけだった。
*千葉英司さんの供述について、何ら詳細を明らかにすることなく「チバ『自殺説』を自ら全面的に否定!」などと宣伝。「これが『暗殺依頼密会ビデオ』の根拠報道だ!」という告知についてはようやく一応の詳細が明らかにされたが、とっくの昔に作成していたページにリンクしただけ(9日付)。
*千葉英司さんの供述に関する予告編を、詳細を明らかにしないまま扇情的に修正(10日付・11日付)。
*千葉さんが供述したという「決定的事実」の中身が「警察犬が帰った後に朝木明代議員の鍵束が置かれた可能性がある」というものだったことを、ようやく明らかに。新規ページ〈「鍵束の捜査をしていない」と追及され、元副署長(チバ)は隠匿していた重大事実をついポロリ!〉も作成(12日付)。引き続き、〈決定的事実がついに判明しました!〉と大騒ぎを続けるが(13日付・15日付)、いったい何が「決定的」なのかは誰にもわからない。
*「ストップ!ザ『政教一致』市民実行委員会」の名称を「ストップ!ザ『政教一致』全国市民ネットワーク」(仮称)に変更すると発表するとともに、新規ページ〈ストップ!ザ「政教一致」市民実行委員会関係〉にトップページの内容を移植(13日付)。その他、「オガミヤソーカ」関連でも細々と加筆修正(13日付・15日付)。
〈決定的事実がついに判明しました!〉の囲みに加筆修正(17日付・19日付・20日付)。
東村山市議会に、矢野「市議」が紹介議員となって「朝木明代議員殺害事件に関する請願」(12月9日付)が提出されていたことが判明(21日)。


〔この記事は、1月6日のお昼頃アップしたものです。〕