弱い犬ほどよく吠える


「部数については、ひ・み・つ(笑)」クロダイくん)だそうですが、21日には東村山市内で何やらビラまきが行なわれたそうですね(日護会埼玉支部長の手記〈本日、東村山を爆撃せり〉)。年末から、「カルト撲滅」とは何の関係もない、★朝木議員謀殺事件とは?と題するビラとか『政経通信』第38号が配られたという話は聞いていますが、今回は何が配られたのやら*1東村山市民の皆さんも、誰かさんたちのせいでゴミばかり増えてお気の毒なことです。ゴミを捨てるのだっていまやタダではないのに。


少なくともお金を出して捨てる必要はないウェブ版東村山市民新聞の方は、1日空けて「最終更新日」が2月21日付に修正されましたが(2010/02/21 18:10:18)、それ以外はとくに修正点はありませんでした。来週24日(水)に東村山市議会3月定例会が始まれば、1回か2回は市議会に関する更新が見られるかもしれません。といっても、他の市議、とくに佐藤まさたか市議の悪口がメインになる可能性が高いですが。


さて、風邪気味の状態から回復しつつあるところなので、今日もあまり手のかからない内容で済ませておきます。宇留嶋さんが〈西村修平事件第7回口頭弁論(その1)〉(エアフォース)をアップしました。


西村修平・街宣名誉毀損裁判「創価新報」事件*2朝木直子「市議」が提出した陳述書の内容にも興味をそそられますが、これについては宇留嶋さんが引き続き取り上げてくれるでしょうから、それを待つとします。なお、りゅうオピニオンで転落死事件当時の紙版東村山市民新聞」の内容が順次紹介されていますので、そちらも合わせてご覧ください(「東村山市民新聞」の迷宮〈紙版「東村山市民新聞」バックナンバー〉にも随時掲載しています)。


宇留嶋さんの記事の前半では、3月8日に判決言い渡しが予定されている第3次「御用ライター」裁判の第2回口頭弁論の様子が報告されています。WAWでも速報されていた通り、被告の西村修平側は準備書面さえ提出できなかったどころか、代理人の選任が行なわれたのかどうかでさえ定かではない状態で、けっきょく〈西村側が何ひとつ証明できずに終わってしまった第3次「御用ライター」裁判〉(1月19日付)という認識で正しかったようです。瀬戸サンも、西村が代表を務める主権回復を目指す会もともにダンマリを決め込んでいますが、それも無理はありません。これで宇留嶋さんの請求が棄却されようものなら、鬼の首をとったかのようにはしゃいでちゃんと報告しろよなどとおっしゃるのでしょうが。


もっとも、1月19日付の記事でもコメントしておいたように、これで安心してはいられないのが裁判の難しいところです。創価学会御用達ライターの宇留嶋瑞郎」というキャプション付で宇留嶋さんの写真を掲載したことについて、第1次落書き名誉毀損裁判の時と同様に肖像権侵害が認定される可能性はあると思いますが、それ以外の点については、判決が出るまで何とも言えません。


一方、肖像権の問題をめぐって有門大輔の周辺も騒がしくなっているようです。1月24日に起きた催涙スプレー噴射事件の場に居合わせた人物から、肖像権侵害で訴えると通告されているとのこと。


ずいぶん威勢のいい言葉を並べているのですが、かえって「弱い犬ほどよく吠える」という諺を思い出してしまいます。





まさに〈[http://miraclemiracle.net/2010/02/post-334.html:title=ヘイヘイ有門ビビってる〜]〉(miracleさん)という感じですね。笠氏の方も、いちいち電話なんかしてないで、(必要であれば内容証明でも送りつけた上で)さっさと訴えればいいと思います。有門が「[http://blog.livedoor.jp/samuraiari/archives/51473483.html:title=肖像権はデモや街宣活動に参加したり、騒乱の場になった時には認められない(過去の判例より)]」と書いている件についてもコメントしようと思いましたが、面倒くさくなったので、[http://miraclemiracle.net/2010/02/post-334.html:title=miracleさんの記事]のほか、当ブログの〈[http://d.hatena.ne.jp/three_sparrows/20081012/p1:title=動画を公開して悦に入る街宣右翼の肖像権は制限されて当然]〉(2008年10月12日付)や〈[http://d.hatena.ne.jp/three_sparrows/20100130/p1:title=やっぱり落書きが敗訴の決定的要因だった第1次落書き名誉毀損裁判]〉(2010年1月30日付)を参照。


私としては、主権回復を目指す会の活動報告等で少年が実名を晒されていることが気になっており(1月29日付〈[http://d.hatena.ne.jp/three_sparrows/20100129/p1:title=子どもを徹底的に追い込もうとする、情けなさ丸出しの「主権回復を目指す会」]〉の資料1・2参照)、法務省人権擁護局に相談したり損害賠償訴訟を提起したりすることも可能だとは思うのですが、これ以上こんな連中とは関わり合いにならない方が少年のためにはなるでしょうし、悩ましいところです。


なお、有門が「[http://blog.livedoor.jp/samuraiari/archives/51474023.html:title=近年、日本の治安・司法の崩壊が指摘されて久しいが、その背景にはこのように明らかな加害行為を示唆する輩であっても、そのような輩が弄する詭弁をほぼ鵜呑みにしてきたことが原因として挙げられる]」などと書いている点については、1月26日付〈[http://d.hatena.ne.jp/three_sparrows/20100126/p1:title=暴力扇動や集団的襲撃を戒めることもできずに「大人としての先輩としての取るべき道」を説く瀬戸弘幸]〉参照。有門らがいかに「明らかな加害行為」を示唆してきたか、ここでも再掲しておきましょう。


 街頭演説をしている時に言いがかりをつけてきた外国人を取り囲んで恫喝する、あるいは袋叩きの目に遭わせる、誰もがこれを「行き過ぎ」と思うかも知れない。
 しかし、この「壁」を乗り越えられるか否かに行動の成否はかかっている。


 あいにくと「侮辱されたらすぐさまぶん殴る」というのは西欧の騎士道、我が国の武士道にもある由緒ある作法!
 在日朝鮮・韓国人や在日支那人ら不逞外国人による「参政権を与えよ」という理不尽な要求と日本国民への侮辱に対して対話などは必要なく、後は日本国による実力行使あるのみだ!



『行動する運動』は日本人を愚弄したシナ人の安全を保証しない


警察には、このような輩が弄する詭弁を鵜呑みにしたりせず、毅然とした対応をとっていただきたいものです。


◆今後の新風連関連裁判日程
*西村修平・第3次「御用ライター」裁判(原告=宇留嶋さん):3月8日(月)午前11時〜、さいたま地裁川越支部 ※判決言い渡し(予定)〔ソース
*まきやすとも・写真著作権侵害裁判:3月12日(金)午後2時半〜、東京地裁(霞が関)721号法廷〔ソース
*クロダイ・第2次「御用ライター」裁判控訴審(原告・控訴人=宇留嶋さん):3月17日(水)午後1時10分〜、東京高裁817号法廷 ※判決言い渡し(予定)〔ソース〕【第1審判決
*まきやすとも&クロダイ・対創価学会街宣名誉毀損裁判(原告=創価学会):3月19日(金)午後1時半〜、東京地裁(霞が関)526号法廷〔ソース
*西村修平・街宣名誉毀損裁判(原告=千葉さん):4月初頭、東京地裁立川支部 ※判決言い渡し(予定)〔ソース
*まきやすとも・機関紙名誉毀損裁判(原告=千葉さん):4月14日(水)午後1時30分〜、東京地裁立川支部〔ソース
*西村修平・婚外子差別発言裁判控訴審(期日不明)〔ソース
*クロダイ・第1次落書き名誉毀損裁判上告受理申立て中


〔この記事は2月22日の朝にアップしたものです。〕

*1:【追記】(2月23日)りゅうさんも書いている通り、ストップ!ザ『政教一致』ニュースの創刊号(もっとも2号が出たという話は聞かない)だったようです。東村山関連の記事内容についてはりゅうオピニオン〈「ストップ!ザ『政教一致』ニュース」をようやく入手。すでに論破されている東村山関連の記事を掲載〉参照。

*2:【追記】てっきり街宣名誉毀損裁判に提出されたものと思っていましたが、いま見たら「(「創価新報」事件)」というのが付記されていたので、訂正しておきます。