まきやすとも逮捕によって都合よくかき消された、しょぼすぎた対創価学会街宣名誉毀損裁判


東村山市民新聞は、3月20日に「最終更新日」が修正され(3月21日付、2010/03/20 19:08:21)、21日には更新がありませんでした。こちらもちょっと休憩していたら22日の午後になってしまいましたが、記事は21日付で上げておきます。最後に瀬戸サンの3月22日付エントリーについても軽く触れるので少し時系列が狂いますが、気にしないでください。


さて、まきやすともの逮捕によって(被告および支援者にとっては都合よく)かき消された感のある対創価学会街宣名誉毀損裁判第4回口頭弁論(3月19日)ですが、りゅうさんライパチさんモンジローZさんが報告している通り、大変しょぼい内容だったようです。おそらく次回(5月21日)で結審し、夏には判決が出るんじゃないでしょうか。裁判官からも「意味があるんですかね?」と呆れられた「完全な反訳」を一部提出しただけで、残りは
「ホッチキスで留め忘れた」
という理由で提出を先送りしたクロダイくん(行政書士黒田大輔)の対応は、待てコラぁ!! 創価学会!!」「俺たちに楯ついたら、とんでもない事になるよ!」「ちゃんと仕事しろよ!等の数々の迷ゼリフとともに、長く記憶されることになるでしょう。


クロダイくんが自分の裁判についてあからさまに言及を避けるのは、2月8日付〈対創価学会街宣名誉毀損裁判:瀬戸は日暮れてスタコラサッサ、そして貝になるクロダイくん〉でも指摘したように毎度のことですが、今回も、裁判についてもまきやすとも逮捕についても触れることなく、「護国仲間の活動のお知らせ」でお茶を濁しています(3月22日午後3時現在)。



[http://www2.atwiki.jp/kusanonemaze/pages/71.html:title=対創価学会街宣名誉毀損裁判]について報告しないのは他のお友達も同様ですが、有門大輔が、オウム真理教・地下鉄テロ事件15周年を機に何やらゴニョゴニョ言い出しました。

 平成7年と言えば、その年の9月に創価学会・公明党問題を厳しく追及していた東村山市の朝木明代市議がビルから転落死するという謀殺の疑いもある不審事件が起きた年だ。つくづく同年は宗教に絡む凶悪・不審事件が起きた年であった。
 オウムは後にアーレフと解消して生き長らえ、事件から15年後となる最近になって麻原の肖像画を掲げるなど活動を活発化させる兆しも見せている。肝心のオウムさえ満足に潰せないのだから、それ以上に大きく強い影響力を持った怪しげな宗教団体などは少々のことでは消滅するまい。
 未曾有の凶悪事件から15年目の節目となる年、真っ当な宗教・信仰活動を著しく逸脱した全ての宗教団体の存在そのものを根本的に見直す必要に迫られていよう。こうした中、遅きに失した感は否めないものの、一筋の光明が見えた。以下、引用ニュース記事をご参照頂きたい。
〔中略〕
 殺人など凶悪事件の時効廃止を含めた刑事訴訟法の改正案が閣議決定された。
 同改正案の早期成立が望まれる。
 オウム事件と同様、背後に極めて宗教団体のニオイがする東村山市での「市議謀殺事件」の徹底解明も然ることながら、一つや特定の宗教団体にとどまらず日本に蔓延る宗教の衣をかぶった暴力テロ犯罪集団としての本性を暴くべく、その突破口を切り開く意味において個々の事件における真相解明が時効を気にせず進められるべきなのである。
(有門大輔ブログ〈オウム事件が現在のカルト・売国増長に語るもの〉、太字は引用者=3羽の雀)


上の方では「謀殺の疑いもある不審事件」と書いているのに、最後には「市議謀殺事件」になっちゃってます。朝木明代市議転落死事件が、「宗教に絡む」事件などではなく、「草の根」問題が最悪の形で体現された事件であることはもはや明らかなのですが、いつまでこんなことを言い続けるのでしょうね。


そのくせ、よほど訴えられることを恐れているのか、特定宗教団体の名前は出さずに「それ〔オウム真理教〕以上に大きく強い影響力を持った怪しげな宗教団体」「真っ当な宗教・信仰活動を著しく逸脱した全ての宗教団体」「日本に蔓延る宗教の衣をかぶった暴力テロ犯罪集団」などと回りくどい表現を繰り返すばかり。さすがに、裁判関連の記事を次々と削除し、〈創価学会・公明党問題〉のカテゴリーまで削除してしまった男だけのことはあります。


ところで、いつの間にか有門ブログのリンク集に「襲撃する運動」広報部長(実質)のブログ(日蓮正宗教妙観講員=レックスが運営する「創価学会の集団ストーカー日記」)が加わっていますね。そのうち瀬戸サンのところにも、「集団ストーカー認知・撲滅の会」とともに加えられることになるのでしょうか。


オウム真理教と言えば、東村山市議会が平成7〔1995〕年6月28日に採択した「オウム真理教事件全容の徹底的解明と宗教法人法に基づく解散を求める意見書」について、
「確固とした証拠に基づく裁判で犯罪が確定しない前に断定的に容疑者、被告人らを犯罪者呼ばわりする権利は何人にも持ち得ないはずであります」
という理由で「草の根」が唯一反対していたことにもついでに触れておきます。


さて、弟子が上記のようなことを書いていることに刺激されたか、対創価学会街宣名誉毀損裁判については創価学会が犯罪者集団なのか? そのことに関しての発言が名誉毀損に問われていますなどと誤魔化してばかりの瀬戸弘幸サンも、
「東村山市議の朝木明代さんが何者かによって殺害された事件」
「一番疑われるべき創価学会が、全く疑われることもなく、殺害事件を自殺などと早々と断定した」

などと再び言い出しました(3月22日付エントリー)。しかしまあ、矢野・朝木両「市議」と同じように名誉毀損で訴えられることのないよう配慮した物言いであり、この程度では朝木明代市議転落死事件からの「完全逃亡」という評価をくつがえす必要はなさそうです。ガセネタ確定の内部告発についても引き続きダンマリを決め込むつもりのようですし。


瀬戸サンが今回のエントリーで取り上げている雨具傷害疑惑事件については、りゅうオピニオン〈なつかしい(そして馬鹿らしい)傘突き事件でまた騒ぎ出した瀬戸弘幸さん。日蓮正宗妙観講の意向ですか?〉ですでにつっこみが入っていますが、私の方でも後から触れるかもしれません。とりあえず2009年10月6日付〈「事実を事実として受け止められないようでは、それこそ何を書いても信用されないでしょう」(瀬戸サン)(笑)〉でまとめておいた関連記事を参照。


そもそも、ベランダで動物の糞を発見しただけで創価による威嚇・脅迫工作であるかのように大騒ぎした人間が不当逮捕の影にやはり創価学会の存在がなどと言っても、何の説得力もありませんわね。しょうがない、ゼリの根の体質を象徴する事件として、この問題についてもまとめWikiの方に項目を作ることにするか。


〔この記事は3月22日午後3時ごろアップしたものです。〕


◆今後の新風連関連裁判日程
*西村修平・街宣名誉毀損裁判(原告=千葉さん):4月初頭、東京地裁立川支部 ※判決言い渡し(予定)〔ソース
*まきやすとも・機関紙名誉毀損裁判(原告=千葉さん):4月14日(水)午後1時30分〜、東京地裁立川支部〔ソース
*まきやすとも・写真著作権侵害裁判:5月21日(金)午前11時半〜、東京地裁(霞が関)721号法廷〔ソース
*まきやすとも&クロダイ・対創価学会街宣名誉毀損裁判(原告=創価学会):5月21日(金)午後1時半〜、東京地裁(霞が関)〔ソース
*西村修平・婚外子差別発言裁判控訴審(期日不明)〔ソース
*クロダイ・第1次落書き名誉毀損裁判上告受理申立て中