「後藤組長を証人申請する!」(クロダイくん)→「本には何も出てこないじゃん」(裁判長)→ダメだこりゃ(チャチャラ チャッチャラチャッチャ チャッチャラチャッチャ チャチャチャ♪)


東村山市民新聞では1日空けて「最終更新日」の修正が行なわれました(5月22日付、2010/05/21 14:38:53)。


裁判の話に入る前に朝木明代議員殺害事件に関する請願の件ですが、佐藤市議の報告によると、次回の審査は6月11日(金)午前10時〜12時の議会運営委員会で行なわれることになったようです。
最高裁で本年7月14日に確定した朝木明代議員殺害事件に関する最新の判決『東村山の闇』事件判決では、『朝木明代議員事件は“他殺”と考えうる相当な理由がある』と判示されていますので、市議会が、司法の最終判断に従わないことは許されません」
という請願人の主張は、
(同判決は)他殺の可能性を示す証拠があることが真実である旨認定するものではない
亡明代が何者かに殺害されたと認めることはできない

と認定した西村修平・街宣名誉毀損裁判第1審判決でもあっさり否定されてしまったわけですが、請願者と紹介議員(矢野穂積「市議」)は、今度はどのような資料に基づいてどのような説明を行なうのでしょうか(特に3月10日付〈「朝木明代議員殺害事件に関する請願」第2回審査に提出された資料が持つ重大な意味〉参照)。


さて、本日行なわれた2件の裁判についてはりゅうさんが早速詳細に報告してくれていますので、そちらをご参照ください。


柳原滋雄さんも、対創価学会街宣名誉毀損裁判について、〈「低劣右翼」らが訴えられた裁判が結審  東村山デマ事件めぐり〉として早速報告をアップしています。

 ネット上で他人の顔写真の上に塗り絵を塗るなどして賠償を命じられたことのある行政書士・黒田某らが2009年6月、東京・東村山市東大和市で街宣活動を行い、95年の東村山女性市議転落死事件について、「カルト教団が事件に関与している」などと根拠もなく教団名を挙げたことで、教団側から2640万円の損害賠償などを求められている裁判で21日、東京地裁で5回目の口頭弁論が開かれた。
 この日、被告の一人である黒田某は、この事件とは何の関係もない山口組関係者および元都議会議員の藤井富雄氏の証人を申請。「殺害事件についてはこの2人を呼ぶのがいちばん早いと思います」などとうそぶいたが、裁判長はこれらの申請を却下し、7月30日に判決を言い渡すことを宣言し、結審した。
 これに対し、傍聴席に陣取った右翼関係者ら多数が法廷内で大声をあげ、さらに被告の一人である槇某は、裁判官らが退廷したドアまで駆け寄り、追いかけようとした。こうした“暴挙”ともいえる行動に対し、槇の代理人(弁護士)は、これらの行動を何ら止めようとしなかったため、原告代理人側から逆に、「先生、止めさせたほうがいいですよ」と忠告される始末だった。
〔後略〕


朝木明代市議殺害の『真実性』は、当事者である後藤組長と藤井さんの2人をお呼びして聞くのが一番早い
などと、後藤忠政後藤組元組長があたかも朝木明代市議「殺害」に関与していたかのような発言を何の根拠もなく公の場で行なうというのはまったく驚きで、他人事ながらハラハラさせられます。


けっきょくクロダイくんによる証人申請は、裁判長から
「『密会ビデオ』に出てくるという話ですね。ですが、何をしたよという話は(後藤元組長の著書である『憚りながら』には)出てきていない」
と指摘され、あっさり却下されてしまいました。『8時だよ!全員集合』で最初のコントが終わった時の音楽が聞こえてくるようです。



閉廷後に法廷で勃発した大騒ぎがまた醜悪で爆笑ものなのですが、これについてはりゅうさんの報告を読んでいただくのが一番ですので、ここではとりあえず触れません。


クロダイくんは、裁判後の街宣では、
だいたいなんでまともなニッポン国民がカルトに裁かれなきゃいけないんだー!
などと自覚を欠いた発言を交えながらブーたれていたようですが、午後5時50分にブログを更新した際には、裁判とは全然関係のないエントリーをアップしました。



[http://seaside-office.at.webry.info/201005/article_6.html:title=昨日のエントリー]で
「明日21日13:30分から創価本体との裁判、後藤組長を証人申請する!」
「暗殺依頼もあったとされる『密会ビデオ』の真偽を質す!!」

と大見栄を切ったのに瞬殺されてしまい、どう体裁をとりくろえばいいかわからないという感じでしょうか。だからといって、後藤元組長をいきなり呼び捨てにしたり、「池田大作を国会に承認しろ」などと動揺を露わにしたりすることもないと思いますが。


[http://d.hatena.ne.jp/three_sparrows/20100518/p1:title=『憚りながら』に必死ですがりつこうとしていた瀬戸弘幸サン]の思惑もいきなり粉砕されてしまったわけですが、瀬戸サンは、この惨状を知ってか知らずか、今夜はこんなエントリーをアップしていました。



今日の裁判については、関係各方面の反応を見ながらあらためて触れるかもしれませんが、とりあえずの報告まで。なお、東村山問題と亀井静香氏の関係についてワールドワイドウェブさんがつぶやきをまとめていますので([http://togetter.com/li/22756:title=まとめ〈亀井静香氏と朝木明代市議転落死問題〉])、取り急ぎ紹介しておきます。


◆今後の裁判日程については、まとめWiki〈[http://www2.atwiki.jp/kusanonemaze/pages/53.html:title=矢野・朝木両「市議」支援者関連裁判]〉参照。