何が生るやら「林檎の木」


22日付の「更新」も「最終更新日」の修正のみ。一方、東村山魑魅魍魎ブログでは、りんごっこ保育園の内部事情が次々と明らかにされています。


りんごっこ保育園の内部事情(離職票編)〔5月21日付〕
りんごっこ保育園の内部事情(密告編)〔5月22日付〕


密告にもとづいて職員を査問にかけるとか、密告の報償だかなんだか知りませんが保育士免許を持ってない新参者を役職に就けるとか、嫌がらせだかなんだか知りませんが3月に退職した職員の離職票をいまだに出していないとか(本来は退職から10日以内に手続を済ませなければいけないそうです)、出るわ出るわ。


そんな保育園の園長を務める高野博子氏が、次のような名目で、「不特定かつ多数のものの利益の増進に寄与することを目的とする」(特定非営利活動促進法2条1項)NPO法人の申請を行なっているそうです。

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〔申請年月日〕平成20年4月21日
〔申請番号〕7340
〔名称〕林檎の木
〔代表者名〕高野 博子
〔住所〕東京都東村山市恩多町一丁目55番地7
〔目的〕この法人は、東村山市民等に対して、子育て支援、子どもの健全育成、高齢者福祉の増進、社会教育の推進に関する事業を行い、もって地域文化の振興、地域福祉の増進、コミュニティ醸成等に寄与することを目的とする。

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市議会3月定例会で明らかにされたところによると、昨年11月18日にはすでに申請が出されていたはずですが(佐藤市議ブログ3月7日付記事参照)、東村山魑魅魍魎ブログ・5月21日付記事のコメント欄を見て東京都のHPをチェックしたところ、「NPO法人設立申請団体情報(平成20年4月30日現在)」に上記のような形で掲載されていました。書類に不備でもあって、申請し直したのかもしれません。


NPO申請の問題については東村山魑魅魍魎ブログ「りんごっこ保育園の裏事情(NPO法人編)」(2月20日付)でも取り上げられていましたが、この「目的」というのを読むと、あらためて鼻白む思いがしますね。保育室から保護者をロックアウトし、保育士免許も持ってない人間を役職に就ける保育園に、「子育て支援」とか「地域福祉の増進」とか「コミュニティ醸成」がどうして可能になるのやら。おまけにどうも高齢者福祉にも手を出そうとしてるみたいだし。


ともあれ東京都には、りんごっこ保育園グループと、運営委員を含むその関係者のこれまでの実績・行状も踏まえ、毒樹にお墨付きを与えることがないよう厳格な審査を行なってもらいたいものです。まあ東京都では「市民への説明要請」という制度が設けられているそうなので、NPO法人になったらなったで、いろいろつっこみようも出てくると思いますが。