「内部告発」があったのは７月２８日？

朝木明代市議転落死事件


「朝木明代議員の追悼の集い」も滞りなく終わったようで、午後６時過ぎにさっそく「東村山市民新聞」トップページが更新され（１２月１日付）、次のような見出しが登場しました。代わりに告知は消されています。


〈★朝木明代議員追悼の集い　　１１月３０日（日）、多数参加し行われる。「朝木明代議員を東村山警察が誤認送検、冤罪明白に」〉


「多数」が何人だったのかというのはまあどうでもいいのですが、〈「朝木明代議員を東村山警察が誤認送検、冤罪明白に」〉とカギカッコ付で書いているのはどういうわけなのでしょう。自分たちがこんなことを言ったわけじゃないよ、という逃げ道でも作っているつもりなんでしょうか。


「誤認送検」という言葉をどういう意味で使っているのかもよくわからないのですが（凪論〈「万引きで指紋採取しなかった」ことの是非を考える　２〉も参照）、ともあれ、どのような意味で「冤罪」が「明白」になったのか、早く「東村山市民新聞」のサイト上で説明していただきたいものです。
【追記】（１２月２日）トップページが２日午後１時ごろ修正され（３日付）、上記の見出しにビックリマークがひとつつきました。根拠のない宣伝であることが明白になったと判断してよさそうです。


ちなみにこの「集い」には瀬戸サンも参加したとのこと。その報告記事に掲載されていた写真を見て知りましたが、この「集い」には「議員殺害事件真相究明の会」という副称もついていたのですね。瀬戸サンは、〈宇留嶋・千葉両氏に偶然遭遇〉として、あいかわらずジャーナリズムについて理解しないまま思わせぶりなことを書き連ねていますが、それについては（誰もつっこまなければ）*1また日を改めてつっこみます*2。


とりあえず、今日は洋品店に「表敬訪問」に行ったりはしなかったようで、結構でした。宇留嶋さんと千葉さんは、それを警戒して駅前で張っててくれたんじゃないですかね。瀬戸サンたちを「監視」していたという、あとの２人については知りませんけど。


話は少し変わって、ここへ来てまた「内部告発」の話題が再燃しています。


まず、おさらいの意味で確認しておくと、松沢呉一さんは〈お部屋１７１２／瀬戸弘幸への説明と質問〉（１１月２６日付）であらためて次の質問をしました。


１）内部告発者が現役警察官であることの確認をとったのか。とったとしたら、どういう方法か。
２）内部告発の内容の裏をとったのか。とったとしたら、どういう方法か。
３）なぜ今に至るまで、そのことの説明をしなかったのか。


でぶちんさんも、〈内部告発取扱い時の鉄則【追記あり】〉（１１月３０日付）でこれらの質問への回答を期待し、「真相追求には極めて重要な証拠となる筈のものであり、松沢さんの質問に答えられない理由が分かりません」と述べています。ついでに、瀬戸サンが朝木明代市議転落死事件に（固有名詞は出さずに）言及している過去記事も発掘してくれていますので、ご覧ください。


松沢さんはさらに、〈お部屋１７１９／瀬戸弘幸とは１・「集団ストーカー被害者」との共振〉で次のように述べました（太字は原文ママ）。

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つまり、この一連の騒ぎは、「草の根」にとって最後の逃げ場である朝木明代の利用価値を再度高めるために仕組まれたと見ることが可能です。そのきっかけが「内部告発」。瀬戸弘幸はこれについて答える必要があると思いますが、またもだんまりを決め込んだようです。そういう人なのであります。

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この一連の再捜査要求騒動が「仕組まれた」ものであるとすれば、誰がそれを仕掛けたのかという話になってくるわけですが、まあそれはおいおい推理が可能になっていくでしょう。


最後に、「瀬戸先生！グーの根も出ません！」では、〈瀬戸先生へ公開質問〉と題して、Ｐ２Ｃさんが瀬戸サンにこんな質問をぶつけました。


「『現職警察官の内部告発』があったのは、２００８年７月２８日（即ち、７月２９日八王子街宣の前日）ではないですか？」


このように判断した根拠はとりあえず秘密だそうですが、何だかおもしろいことになってきた感じです。１２月７日まで回答を待ってくれるそうなので、お答えいただきたいものです。


なお、「内部告発（者）」をめぐる瀬戸サンの発言の変遷については、１０月２２日付〈内部告発者をさガセ！〉参照。若干追記もしています。

*1:【追記】「インタビュー」云々については橋本玉泉さんがさっそく説明してくれています。つーか、宇留嶋さんと会って確認をしたわけですから、もっと別に書くべきことがあるんじゃないですかね。shinok30さんもコメントしているように（魚拓）。うわっ、shinok30さんのコメント、もう削除されてる（22時10分確認）。

*2:【さらに追記】ワールドワイドウェブさんもさすがの切れ味です。〈電話取材の信頼性〉もいいですが、洋品店襲撃事件に関わる致命的な墓穴を指摘した〈誰だってそうします？〉は特に鮮やか。もう「千葉元副署長が何かに怯えたように突然出てきて喧嘩腰で騒いだから口論になった」などとは言えませんね