矢野・朝木両「市議」の裁判歴に関する興味深い記述


サイトのリニューアルにともなって、「東村山市民新聞」が連日細かく修正されています。ほとんどは中身のない修正なので、近日中にまとめて報告する予定です(昨日付の記事に追記するつもりでしたが、時機を逸したのでやめました)。


とりあえず、りんごっこ保育園グループのホームページが2月15日付で修正され、【りんごっこ保育園グループの保育では】という囲み記事(2月1日付の更新で登場)に、「毎日の生活の中で、社会の一員として必要なことがらを身につけていきます」という記述が付け加えられたことだけ、お知らせしておきましょう。社会の一員として必要な事柄を一番身につけていないのは経営側のように思われますが(佐藤市議ブログ〈「職員が不足していた」と都が結論。〉および〈謝らない保育園〉参照)、このあたりの話は完全スルーです。


東村山市民新聞」の話に戻りますが、唯一、〈訴訟経過報告〉のページで注目すべき更新が行なわれています(ちなみに今日の記事のタイトルは橋本玉泉さんのパクリです)。矢野・朝木両「市議」が、〈朝木議員謀殺関係訴訟結果報告〉として、自分たちが敗訴したものも含む主な裁判の一覧表を掲載したのです。2月16日付で一覧表を掲載した後、2月17日付で表をさらに整理し、青字で自分たちの「勝訴」を強調しています。


ご覧いただければわかるように、これも裁判情報の操作の一環であることは間違いないのですが、これまで自分たちが敗訴した裁判についてはまったくと言っていいほど明らかにしてこなかったことを思えば、大きな変化です。このような形で、より巧妙な情報操作を行なう必要に迫られるようになったということでしょう。


この一覧表でどのような情報操作が行なわれているかについては今後検討していきますが、ひとつだけ指摘しておくとすれば、裁判は形式的な勝ち負けだけではとらえられないということです。この点については、2月9日付〈千葉さんの提訴を「理解できない」と言う瀬戸弘幸の、理解できない主張〉でも指摘しておきました。問題は、一連の裁判でどのような認定が行なわれてきたかということです。


とはいえ、敗訴の事実も記載した一覧表を掲載したことについては、一定の評価をしておきたいと思います。


続きはまた書くとして、もうひとつだけ、どうしても言っておきたいことが。「都選管裁決取消(議席取戻)」裁判は掲載しているのに(Eその他(3))、肝心の議席譲渡裁判(矢野穂積繰り上げ当選無効訴訟)を載せていないのはなぜでしょうね?*1 あと、何て呼んでるのかは知りませんが、「少年冤罪事件」はやっぱり、とてもここには載せられないような裁判だったんですか?


そうそう、もうひとつ。次は、70件の行政訴訟について一覧表を掲載する番ですね。すでにテキスト化されたものもありますしね。また、このページでなくても構いませんから、「越境通勤市議」言いがかり裁判についても、はっきり敗訴確定の旨を報告していただきたいものです。いずれも、「市議」としては優先的に報告すべき事柄でしょう。

*1:【追記】自分たちが形式的訴訟当事者(原告・被告)ではないから、という理屈なんですかね。