一市民を3年以上も振り回した請願潰し裁判で、矢野穂積・朝木直子両「市議」(東村山)が控訴審でも完全敗訴


東村山市民新聞の更新報告記事は後から埋めるとして*1、重要なニュースがありましたので取り急ぎ拾っておきます。矢野穂積朝木直子両「市議」が2007(平成19)年9月3日に一般市民と薄井政美・佐藤まさたか両市議を相手取って起こした請願潰し裁判で、第1審(原告敗訴)に引き続き、矢野・朝木両「市議」の請求が棄却されました。P2Cさんや薄井市議がツイッターで速報してくれています*2


WAWでも速報されました。


辞職勧告決議の請願内容が名誉毀損に当たるとして、市議二人が請願を市議会に提出した市民らを相手取り計五百万円の賠償を求めていた控訴審で、東京高裁は六日、市議側の請求を棄却した地裁立川支部の決定を支持する判決を言い渡しました。


重ねて指摘してきた通り、この裁判は、現職市議が、請願「公人たる市議としての適格性を欠いている」などと批判されただけで、対抗言論の機会をいっさい放棄し、市議会における審議を封殺する意図も込めて一般市民である請願人代表と紹介議員をいきなり訴えるという、矢野・朝木両「市議」の体質如実に体現する裁判でした。判決確定を引き延ばすために矢野「市議」らが上告および上告受理申立てを行なう可能性も残されていますが、今回の控訴審判決で事実上の決着がついたと言ってよいでしょう。


薄井・佐藤両市議はもとより、2007(平成19)年9月3日にいきなり訴えられ、時には仕事を休んでまで出廷するなどして応訴のための労力を強いられてきた請願人代表の方には、このようなリスクを百も承知で請願に実名・住所を記載した勇気にあらためて敬意を表するとともに、心からお疲れ様でしたと申し上げます。


判決の詳細は速やかに明らかにされると思いますが、概要をP2Cさんがつぶやいてくれています。


市議会で
「お前は誰だ? ○○(請願人の実名)か!?」
「そのうち会うことになる」

などと脅しをかける(佐藤市議の報告参照)とともに、東村山市民新聞」上でも
名誉毀損に無自覚な「ネット族」を提訴!
この市民新聞HPでの言論活動を理由に、矢野・朝木両議員に、何と「議員」辞職勧告を決議してなどとトンチンカンな請願を市議会に出した・・・人物、弁論準備期日が延期になったことを代理人弁護士からも知らされなかったようで、3月12日午後、裁判所内をウロウロ。

などと請願人代表を攻撃してきた矢野・朝木両「市議」(まとめWiki請願潰し裁判:原告側の主張〉も参照)は、しかし、第1審判決についてまったく報告していないのと同じように、今回の控訴審判決についてもダンマリを決め込むのでしょう。矢野・朝木両「市議」の流儀にならい、あらためて次のように言っておきたいと思います(元ネタは3月23日付〈請願潰し裁判で完敗した矢野穂積・朝木直子両「市議」は自らの基準に従って潔く自発的に辞職を! 他の市議はこの結果について市民に周知を!〉参照)。


東京高裁10月6日判決が
ヤノ・アサキは「市議としての適格性を欠いていることはもはや明らか」!
「この表現に違法性はない」と認定! ヤノ・アサキまた敗訴。


10.10.6請願潰し訴訟で「衝撃の判決」が言い渡される!
「矢野・朝木両名は市議としての適格性を欠いている」という論評には違法性はない、とされた
矢野・朝木両「市議」は潔く自発的に辞職を!


逆の立場なら、矢野・朝木両「市議」は
〈「矢野・朝木(市議)には市議としての適格性なし」裁判所も断定!〉
とも書いていたでしょうね(紙版東村山市民新聞」165号参照)。


一市民とともに被告となった薄井・佐藤市議以外の市議会議員も、今回の裁判の結果をひとりでも多くの市民に知らせていただきたいものです。請願の採択には賛成しなかったとはいえ、いずれの会派も討論において矢野・朝木両「市議」の対応を批判していたのですから(薄井市議ブログ〈請願が不採択となった理由〉参照)。