久米川駅東住宅管理費未払い事件で矢野穂積「市議」・高野博子氏(りんごっこ保育園園長)の敗訴が確定していた


そういえば、選挙ポスター印刷代金踏み倒し事件と並んで「草の根」の体質の一面を象徴するものとして注目されていた久米川駅東住宅管理費未払い事件ですが、矢野穂積「市議」・高野博子氏(NPO法人「林檎の木」理事長・りんごっこ保育園園長)らに対して管理費の支払いを命じた高裁判決が確定したそうです。

 東京・東村山市にある久米川駅東住宅管理組合が、同住宅に住む東村山市議会議員(草の根市民クラブ)の矢野穂積と同居する認可保育園「りんごっこ保育園」園長の高野博子ら4名(3世帯)に対して不払い管理費等の支払いを求めていた裁判で9月上旬、最高裁が矢野と高野の上告を受理しない決定をしていたことがわかった。
〔中略〕
 最高裁決定によって矢野の支払い義務が確定した金額は管理費等125万円と遅延損害金54万4040円の計179万4040円。回収にまた手間がかかるかと思われたが9月20日、矢野の方から支払いに応じる旨の文書が届いたという。差押えを避けたかったものとみられる。
 矢野にとって179万円余の支払いは、そのうち125万円は法務局に供託しているのだから、それほど大きな負担とはなるまい。むしろ、供託を自ら引き上げること自体が矢野にとって大きな屈辱なのではないか。不当な主張を正当化するために供託制度を利用するという反社会的手法の敗北と社会秩序からの排除を意味するからである。
(エアフォース〈久米川駅東住宅管理費等不払い事件最高裁判決(速報)〉)


紙版東村山市民新聞」164号(2010年4月30日付)では、自分が今年1月20日に高裁で敗訴したことにはまったく触れずに
「同団地に住む草の根矢野議員は管理費を供託、助けあって住み続けられるよう組合役員らの非人道との斗いを続けている」
などと書き、166号(7月31日付)ではあろうことか管理組合事務所の電話番号を晒して嫌がらせを煽っているとも受け取れる真似をしていましたが、どうせ今回の判決についてはダンマリを決め込むんでしょうね。管理組合は、裁判の経緯と結果をまとめて全戸配布なさればよろしいかと思います。


さて、東村山市民新聞では10月6日付(2010/10/05 20:59:34)で次のような囲みが登場しましたので拾っておきます。


対米対等外交の実現は、小沢前幹事長でなければやれない。「あやしいあやしい」だけが理由の強制起訴を公判で徹底的に粉砕し、日本の将来の展望を、小沢政権樹立で開け!
(太字は10月7日付更新〔2010/10/06 18:32:36〕で加筆されたもの)


東京第5検察審査会による小沢一郎民主党元幹事長の「起訴相当」議決(10月4日)を受けた反応ですが、まあどうでもいいですね。1月下旬から扇情的な検察批判記事を次々とアップし、4月には
市民新聞も「国家公務員法100条違反」で刑事告発する用意はある。職権濫用検察関係の情報を共有し斗おう
と(何者かに)呼びかけていましたが↓、けっきょく何もやらなかったんですね。



瀬戸弘幸サンは〈左翼は何故小沢をかばうのか?〉と疑問を呈していらっしゃいましたが、10月2日の「朝木明代議員追悼の集い」に駆けつけて挨拶の言葉を述べるほど仲のいい関係を維持している矢野穂積「市議」に、まずはお聞きになってはいかがでしょうか。


〔この記事は10月12日の夕方アップしたものです。〕