法治主義に公然と反旗を翻すまきやすともには、いい加減で毅然たる対応を【追記あり】


エアフォース久米川駅東住宅管理費等不払い事件控訴審判決〉その3に追記されていたところによれば、矢野穂積「市議」と高野博子・りんごっこ保育園園長は、団地の管理費をちゃんと支払うよう命じた東京高裁判決を不服として2月1日付で上告していたそうです。昨日付の記事と「東村山市民新聞」の迷宮〈久米川駅東住宅管理費未払い問題〉にも追記しておきました。


エアフォース西村修平事件第7回口頭弁論(その3)に書かれていることも大変興味深いのですが、りゅうさんが〈ええー!? 朝木明代市議が転落死事件当日、弁護士と面会していない可能性が浮上??〉としてさっそく拾っていることもあり、今日は触れません。「柳原滋雄コラム日記」裁判(「重要容疑者」裁判)の展開次第では、このあたりの話が問題になってくるかもしれませんね。


余談ながら、同裁判における矢野穂積「市議」の訴状のうち「第1 当事者」の部分は、当初りゅうさんが掲載してくれた訴状では省略されており、第2準備書面(訴状訂正の申立て)の公表にともなって私も初めて見たのですが、そこにはこんなふうに書いてありました。

第1 当事者
 原告〔矢野穂積〕は現職の東村山市議会議員である。
 被告柳原滋雄は、創価学会の信者であって、インターネット上に「柳原滋雄Webサイト」という名称のホームページを開設し、「コラム」日記なる頁において、原告及び創価学会を批判する者に対して激しい攻撃を加える記述を行い、24時間、不特定多数を対象として、閲覧に供している。


自分のことは「現職の東村山市議会議員である」だけで流しているのに、柳原さんについては創価学会の信者」などという不必要な記述や、「原告及び創価学会を批判する者に対して激しい攻撃を加える記述を行い」などという主観的説明を加えています。矢野「市議」らしいですね。だったら自分についても“朝木明代市議転落死事件の真相究明に向けて取り組んできた”などと説明すればよろしいのに、それどころか一貫して「殺害」ではなく「転落死」という表現を用いているところが奇妙です。あー不思議不思議。


さて、今日は矢野「市議」の一般質問の内容について検討するつもりでしたが、まきやすともがまたおかしなことを言っているので、先にそちらを拾っておきます。いまさら説明するまでもなく、高倉良生都議や公明党中野区議団から告訴・告発されたことを逆恨みし、昨年末以来、中野区議の自宅襲撃を含むお礼参りを繰り返している人物です(「東村山市民新聞」の迷宮〈まきやすとも・公明都議候補批判街宣裁判〉後半参照)。その男が、次のような、一見すると意味がわからない記事をアップしました(改行は適宜修正)*1


■裁判所が認めた冤罪払拭のための街宣活動
平成22年2月23日
東京地方裁判所民事第9部 裁判官 
岡崎克彦殿


貴殿は高倉良生から出された「仮処分命令申立て」を相当と認め、平成21年(ヨ)第2368号の仮処分を決定した。弊会では現職都議会議員の行った詐欺行為という犯罪の事実を有権者を始とする都民に告知したものであり、何らの禁止措置・制約を受けるべき事案ではない。貴職はその決定の中で、弊会が行う演説の内容と頒布ビラについて不当なる制約と禁止措置を講ずる決定を下した。貴職は明確に創価学会とその下部組織である公明党の手先であると、社会に公言したのである。
今般、弊会としては別紙の如くビラを作成し、頒布するとともに、その内容を社会に公表するものである。これは、貴職が禁止措置の決定をくだした高倉良生の不正請求を公表するためのものではない。小生に科せられた、名誉毀損罪の刑事告訴と、公職選挙法の虚偽事項公表罪の告発が不当なものであり、小生が犯罪行為に加担していない事実を訴える為のものである。この事実を主張する為に事実経過を説明しているのである。小生に懸けられた名誉毀損罪と虚偽事項公表罪の嫌疑が全くの冤罪である旨を説明するために、高倉良生の行った詐欺行為に関して言及しているに過ぎないのである。
本件においては、昨年6月同様に高倉良生、及び公明党中野区議会団から、ビラ頒布、及び演説の中止を求める申立が発せられる可能性も考慮される。このような無用なトラブルを惹起せしめるのが目的ではない。よって、ここに当該ビラを添付して貴職にお伺いを立てておく。このビラの頒布と同趣旨の演説を行うことは、何ら制約・禁止されるものではない。
もしも、これに対し異議あるときには、本書上と添付ビラを受け取ってから3日以内に、異議あるものとしてその理由を添えて文書において通告せよ。貴職から何ら連絡なき時は、異議無いものと理解して、頒布及び演説を実行するものである。
政経調査会  槇 泰智


裁判所が区議の自宅襲撃のようなお礼参りを認めるはずはありませんので私もしばらく首をひねったのですが、この文書の日付(2月23日付)と、末尾に書いてある次の記述を読んでようやく意味がわかりました。


「もしも、これに対し異議あるときには、本書上と添付ビラを受け取ってから3日以内に、異議あるものとしてその理由を添えて文書において通告せよ。/貴職から何ら連絡なき時は、異議無いものと理解して、頒布及び演説を実行するものである。」


要するに、裁判官に一方的に文書を送りつけておいて、勝手に定めた3日の期限内に連絡がなかったから「裁判所が認めた」と言っているわけですね。


どんな矢野穂積だよ。



(2009年7月24日付〈公開質問状“風”の一方的問いかけで大ブーメランを放つ矢野穂積「市議」〉参照)


それはともかく、まきやすともが受けた仮処分決定は次のようなものでした(リンクは引用者=3羽の雀)。

1 債務者〔まきやすとも〕は、東京都中野区内において、自己又は第三者をして拡声器もしくは街頭宣伝車等の車両を用いて別紙1記載の趣旨の演説を行い、債権者の名誉を毀損し、誹謗中傷したりする一切の行為をしてはならない。
2 債務者は、別紙2記載の文言を記述したビラにつき、自己又は第三者をして配布し、掲示その他不特定多数の者の目にふれたりするような一切の行為をしてはならない。
3 別紙2記載の文言を記述したビラに対する債務者の占有を解いて、東京地方裁判所執行官にその保管を命ずる。


まきやすともは今後配布しようとしているビラの内容を明らかにしていませんが、上記文書の書き方からして、仮処分決定に明らかに違反する内容のビラの配布および演説を行なおうとしているのでしょう。しかし、それは「小生に懸けられた名誉毀損罪と虚偽事項公表罪の嫌疑が全くの冤罪である旨を説明するため」の行為だから仮処分決定には違反していませんよ、という屁理屈をこねているわけです。


まきが上記文書を実際に送付したのか(送付したとして、ちゃんと内容証明等で送ったのか)どうかは、証拠画像がアップされていないため不明です。いずれにせよ、こんな文書には法的意味はまったくありません。それなのに「裁判所が認めた・・・街宣活動」などという虚偽宣伝を平気で行なうとは、これほど司法というものをなめた人間もそうはいないでしょう。まきやすともはブログで時々「法治」が云々と述べていますが、良くもいけシャーシャーと言えるもんだね


警察もよくこんな暴挙に対し使用許可を出したものだ。ハチ公前広場は東急の所有地だそうだが、全くもって法治国家の体をなしていない
白人キリスト教徒の法治破壊を許さない
不法滞在の外国人に特別在留許可を乱発、日本の法治主義を破壊する千葉景子
本人と直接向き合った上で、必要ならば法治国家の枠に則って警察に引き渡す。刑事告訴する事になる


高倉都議を「詐欺師・犯罪者」呼ばわりすることについて裁判所のお墨付きを得たいなら、2月17日付〈どう見ても「抗争を繰り返す暴力団」の方にしか見えないのに被害者面して区議宅襲撃を正当化し、悪徳金融業者を彷彿とさせるまきやすとも〉でも述べたように、さっさと起訴命令を申し立てて仮処分から本案訴訟に移行させればよろしい。もっとも、債権者である高倉都議が担保として供託しなければならなかった額の少なさ(10万円)から見ても、まきの主張が認められる可能性はきわめて低いと思いますが。


高倉都議も、何か思惑があって放置しているのかどうなのか知りませんが、こんな迷惑な人間をこのままにしておくのは中野区民のためになりませんので、さっさと本案訴訟を提起するべきです。襲撃の被害を受けている中野区議の方々も、まだ被害届を出していないならさっさと出してほしい。


Twitterでも流したのですが、法政大学では、ビラまき等を理由として逮捕された学生等がこの4年間で118名(起訴されたのは33名)にのぼると言います。まきやすともらは東京地裁前でしょっちゅうビラまきや街宣をやっていますが、逮捕された学生らの支援者が同じようにビラをまいていると、「近隣の人から、マイクの音量がうるさいという匿名の電話があった」という奇妙な理由で警察が制止に来たこともあるそうです。


「被害者」である大学の対応等もありますから一概には言えませんが、これに比べ、まきやすとものような人間が野放しになっているのはどう考えてもおかしい。零細商店が商売への悪影響を恐れて二の足を踏むのは重々理解できますが(とくに東村山の洋品店などは矢野「市議」らのせいでこれ以上、訴訟ざたはこりごりという思いをさせられてきたのですから)、公職者である都議や区議には、日本の法治主義を守るためにも毅然たる対応で臨む義務があると思います。2月16日付〈中野区議宅襲撃を全面的に支持する瀬戸弘幸サンと、同様の姿勢だと推測される矢野・朝木両「市議」〉でも書いたように、暴力団に対して企業が毅然たる対応をとるべきであるのと同じです。


【追記】(3月1日)
まきやすともが2月28日に行なった区議宅襲撃についての報告をアップしました。
久保里香さん。だんなさんの久保●●●さん、またお子さんの名前もここまでネームプレートには書いてありますが、あえてお子さんの名前まではいいませんが
などと家族を引き合いに出して脅しをかけていたまきですが、今度は高倉都議の娘さんに関する悪い噂をほのめかして、さらに脅しをかけています。



事実かどうかはともかく、“「父親(槇泰智)の創価学会批判を止めさせてくれ」と、学会員が娘の通う中学校まで押し掛けたなどと文句を言っていたまきやすともですが、自分が相手の家族を巻き込んで攻撃することについてはまったく疑問を持たないんですね。


なお、この記事の末尾の数行(「まきやすともを虚偽告訴した公明党やながわ妙子区議の自宅事務所を直撃!」以下)は後から付け加えられたものです。そこで紹介されている動画を見ると、応対に出てきた区議の夫を責め上げる様子が延々と記録されており、家族を攻撃することにまったく疑問を持っていないことがはっきりとうかがえます。そのうち子どもまで巻き込みかねないので、高倉都議、公明党中野区議団および警察は一刻も早くしかるべき対応をとるべきです。事件が起きてからでは遅い。



【追記2】(3月3日)
別の動画(You Tube)も上がっていたので、リンクしておきます。とある「集団ストーカー被害者」のブログで紹介されていたものですが、区議宅の表札の写真やら区議の息子(成人)の写真やらを平気で晒しているので、あえて出典は示しません。この人物は同様の行為を繰り返していますので、やはり法的措置を遠慮する必要はないと思います。