反・反原発ヒステリックカウンター on 6・11 ※追記あり


出張やら何やらでバタバタしている間に、「6.11 脱原発100万人アクション」から1週間以上経ってしまいました。この間、「原発いらないネットワーク東村山」とやらの代表を自称する矢野穂積「市議」が運営する東村山市民新聞では、6月14日付で〈草の根は前回より31票増、公明は前回より126票減。〉というみみっちい自慢を行なった以外は、「最終更新日」を黙々と修正するだけの状況が続いています*1。6月14日付更新については4月25日付エントリー追記3として拾っておきました。


ちなみに、6月12日付の「最終更新日」修正は、新宿駅東口アルタ前を周辺を2万人(主催者発表)の脱原発派が埋め尽くそうとしている、まさにその時に行なわれたものです(このアクションには大塚恵美子・東村山市議も参加)。やはり「原発いらないネットワーク東村山」とやらは選挙向けの幽霊団体だったと考えてよいのでしょう。佐藤市議によれば、市議会6月定例会の最終日(23日)には〈子ども「年20ミリシーベルト」基準の撤回を求める意見書〉など震災・防災関連の意見書(議員提出議案)が複数提出されるようですが、矢野穂積朝木直子両「市議」はいつものように退席して実質的に反対するのでしょうか。


なお、市議会6月定例会の一般質問の動画もアップされました。朝木「市議」が東日本大震災に関する当市の対応について」どのような質問をしたのかは、時間のある時にチェックしてみるつもりです。


さて、在特会を中心とする反・反原発勢力が6・11の脱原発100万人アクションに対してどのような「カウンター」を行なったかについてですが、時機を失して面倒くさくなったので、関連記事を簡単に拾うだけで済ませておきます。


まず、在特会側の動画としては以下のものがアップされているようです(いずれもニコニコ動画桜井誠・在特会会長のブログより)。


福岡支部と大阪支部在特会公式サイトでも動画のアップを告知しています。




桜井会長が動画一覧の筆頭に掲載している〈[http://www.nicovideo.jp/watch/sm14736136:title=【在特会】反原発デモカウンターの裏側]〉([http://www.youtube.com/watch?v=6eNNsnCj4D4:title=You Tube版])では、京都から出張してきた西村斉が、デモ隊の横を走り過ぎる車の助手席から
(原発の)代わりに何があるんか言うてみい、コラァ! 乞食ども!」
「じゃかましいわアホゥ! 誰にモノ言うとるんじゃコラアホゥ! わしゃ京都の西村じゃコラァ! コラァなめとったらあかんぞコラアホゥ」
「オラァ、なんやこれ暴行やないけぇ! オラ器物損壊で逮捕せんかいコラァ! 器物損壊で逮捕せんかいコラ気違いども! コラ気違い!」

などと連発し、デモ参加者から訝しげな目で見られていました。反/脱原発の胎動が「反日左翼(極左)」「過激派」の陰謀によるものと主張する在特会ですが、それに対抗しようとする自分達が単なるチンピラ集団に過ぎないことをわざわざ鮮明にしてしまうのですから、御苦労様としか言いようがありません。


東京での「カウンター」については、花うさぎの「世界は腹黒い」2〈[http://hanausagi2.iza.ne.jp/blog/entry/2319046/:title=活路を「脱・反原発」に求めた反日左翼勢力]〉でも写真入りで報告されています。在特会とともに反・反原発の動きを主導してきた排害社の金友隆幸代表は、いつもの「[http://haigai.exblog.jp/13495384/:title=迎撃!]」報告をアップしていないところを見ると、不参加だったのかもしれません。なお、東スポ〈[http://www.tokyo-sports.co.jp/writer.php?itemid=14100:title=どこも書かないのでドキュメント6・11新宿アルタ前その1:反「反原発派」の主張]〉でも「カウンター」の様子が簡単に報告されています([http://www.tokyo-sports.co.jp/writer.php?itemid=14123:title=その2]も参照)。


クロエ(中谷良子)も東京の脱原発デモについて何やらイチャモンをつけていますが、ブーメラン乙としか言いようがない内容でした。




「主催者やその団体をネットで調べれば、どんな思想的背景を持っているかはわかりますし、そもそも・・・変なキチガイデモには参加しないようにしましょう!」
という呼びかけに応え、現代撫子倶楽部とやらの代表を務める彼女が[http://www2.atwiki.jp/kusanonemaze/pages/119.html:title=徳島県教組襲撃事件]で懲役2年(執行猶予5年)の判決を言い渡されていること、しばしば行動をともにしているチーム関西の主要メンバーも徳島県教組・[http://www2.atwiki.jp/kusanonemaze/pages/130.html:title=京都朝鮮学校襲撃事件]で懲役1年6カ月〜2年(執行猶予4年)の判決を言い渡されていることをさらに周知していく必要がありそうですね(文末追記2も参照)。


チーム関西の一員であり、[http://www2.atwiki.jp/kusanonemaze/pages/119.html:title=徳島県教組襲撃事件]にも参加していながら起訴を免れた“おつる”ことなかそちづ子サンも、大阪で行なわれた脱原発デモに口汚い「カウンター」をかけたことを誇らしげに報告しています。どっちが「集団ヒス」なのやら。


なお、大阪と福岡の「カウンター」で放たれた口汚いブーメランの数々については、ここが変だよ在特会(仮)〈ブーメラン発言集(笑)〉でも抜粋されていますので、ご参照ください。


岐阜と愛知の「カウンター」については、愛国倶楽部〈在特会桜井会長を先頭に、左翼に反撃街宣を決行!!!〉で簡単に報告されています。
「横断幕に『原発推進』や『急げ、核武装』ののぼりの林立に驚いたことでしょう」
「圧倒的なシュプレヒコールで浴びせかけました」

とご満悦の様子ですが、デモ参加者からは生温かく見物されるだけだったようです。


中部電力前で6.11 脱原発100万人アクションin あいちのデモ隊を待ち受けていた在特会のみなさん。警察に囲まれていた。とても楽しそうである。
(注/記事本文にも若干の言及あり)


デモ隊は、久屋大通公園の中心部で右に曲がり、中部電力に向かいます。
中部電力前では、制服警察が「それなりの数(多くはない)」待機しており、ここの部分でだけデモ隊を急かして速く通過させようとします。
なにごとかと思ってみていると、中部電力前には日の丸の旗を立ててなにかをアピールしている一団がいました。
在特会のみなさんがなにかのアクションをしているようです。
しかしながら、警察がせき立てるのと、在特会の人たちがマイク性能に会わない声で叫んでいるのとで(小さなマイクに大声で叫んでも音が割れるだけ)、なにを言っているのかは、よく分かりませんでした。
筆者は「未曾有の国難」とでも言うべき昨今の情勢に関して、巨大利権(在特会は何かの利権を批判しているようですし)の原発を批判する、脱原発のデモ隊を応援か歓迎でもしているのかね、と思って通過しました。
あとから映像を見返してみると、在特会のみなさんは「急げ核武装」という旗を立てて、「犯罪者左翼は日本から出て行け(?)」というようなことを叫んでいます。
この光景をみて筆者は、核武装なんて前時代的なことをして、どこに打ち込むつもりだろう?隣国(中国大陸や朝鮮半島やロシア沿海州)に撃つと汚染が飛んでくるしなー、アメリカが相手なら凄いなー、でも100倍返しされるよなー、などと考えました。
確かに「犯罪者左翼(政治の季節にゲバ棒で人を殺したりした左翼のことか?)」は、その清算と反省をしなきゃダメだよなー、などと思いつつ、
デモ隊にはそんな左翼は殆どいない、というか、そもそも参加者の殆どは「左翼」じゃないんじゃないかな、などと思いました。


このような結果に、桜井会長は負け惜しみのように妄想を募らせるばかりのようです。「冷静さ」を取り戻すべきなのはどう見ても在特会側ですが、もともとないものは取り戻せないのかもしれません。


11日は全国各地における極左暴力集団主催の反原発運動へのカウンターに多くの皆さまのご参加を戴きました。桜井の呼びかけに応えていただき、週末のお忙しい中でカウンター街宣に駆け付けてくれた皆さまに改めまして心よりお礼申し上げます。原発問題については、反日極左による日本崩壊を目的とした現在の反原発運動の狂乱が収まり、国民一人一人が熱狂から冷静さを取り戻して議論の場を設けられる状態になったとき、初めて無資源国家の将来にわたるエネルギー政策について考えることができるのだろうと思います。


極左暴力集団が呼びかけた全国各地での反原発デモに、主催者のことを何も知らない多くの日本国民が参加しました。現在の日本の重要な電力源の一つとなっている原発の即時廃止を求める極左勢力の狙いは、3月以降関東圏で実施された計画停電を全国に拡大させることにあると断言してよいと思います。
彼ら極左勢力はことあるごとに「日本社会の徹底破壊」を訴えています。震災後計画停電が実施された関東地区では、信号機の停まった交差点での事故や搬送先の病院の停電、自家発電機の操作に失敗して一酸化炭素中毒を起こして死亡した例など、計画停電に起因する形で大勢の方が亡くなっています。
〔後略〕


このような会長の姿勢を最も忠実に受け継ぎ、いろいろとこじらせているのはやはり在特会福岡支部でしょうか。


こんなこと↓まで書いていたのには思わず吹き出してしまいました。実際に「声闘(ソント)」なる伝統が朝鮮半島に存在するのかどうかは知りませんが、これはまさに桜井誠(自称)・在特会会長が十八番とするやり口そのものではありませんか。


脱原発サウンドデモ@福岡を簡潔に解説すれば、朝鮮半島の伝統的な【精神的勝利法】である【声闘・ソント】と同じだということです。
【声闘・ソント】とは、声の大きさで相手の言論を封じることです。
朝鮮半島では、「声闘(ソント)」という文化【精神的勝利法】があります。人と議論をするとき、議論の内容は関係なく、ただ大声で早口で居丈高に話し、相手が何も言い返せなくなれば勝ち、という考え方です。つまり、より高圧的に話すことが正義なわけです。
一方、我々日本人は、議論はあくまで話の中身が重要で、いかに論理的に相手をねじ伏せるかが重要です。
多くの【普通の日本人】が、脱原発サウンドデモ(反原発デモ)を見た際に感じる違和感は、そこにあるのだと思います。


なお、6・11の前日に主権回復を目指す会が主催したシンポジウム〈原発の是非を問う これからのエネルギーを考える〉については、6月9日付エントリーにも追記しておきましたが、Togetter〈6/10 主権回復を目指す会 原発の是非を問う シンポジウム 無双と夢想〉に主な発言内容がまとまっています。主催者側も下記の通り簡単な報告と動画をアップしました。


朝木明代市議転落死事件をめぐる裁判(街宣名誉毀損裁判)で事実の裏付けとなる証拠を出せずに完全敗訴(確定)し、判決の詳細さえ明らかにしようとしない西村修平サンに
論争とは事実を挙げて道理を説くことである
などと胸を張られてもいつものように失笑せざるを得ないわけですが、まあいいでしょう。


また、いつの間にか現状維持派に鞍替えしたらしい瀬戸弘幸サンが
「このまま行くと暴動になると思います。私はそれに期待してます」こちらの動画の38分55秒あたり
「私も必ず(暴動が)起きると思ってます」同・41分40秒あたり
などとしきりに暴動を希求して西村サンから「他力本願」とつぶやかれていたのも興味深いところですが、これもとりあえずメモしておくだけに留めておきます。シンポジム後のエントリー〈暴動が起きないのは不思議なくらいだ。〉でも
「私はこの(みのもんた)発言を捉え『やがて暴動は起きる』と発言しましたが、参加者の多くが驚きの声を挙げていました」
と書いていますが、なぜか「私はそれに期待してます」の部分は省略していました。
法と秩序が守られてこその社会であり、それを一部のマイノリティーの為に破壊されていい筈などない
と主張する瀬戸サンが暴動を希求するというのもおかしな話のような気がしますが、まあ法治国家を云々しながら在特会/チーム関西の犯罪は支持する瀬戸サンのことですから、もとより整合性・一貫性のある発言など期待できようはずもありませんね。


【追記1】
どうも排害社はすでにお亡くなりになっていたようです。早く成仏できるといいですね。



【追記2】(6月22日)
クロエ(中谷良子)がブーメランの第2波を放っていました。


日本国民は日々目にするNewsをただ見て、読んで怒って、喜んで、落ち込んで、悲しんでいる方々が多いと思いますが、そのNewsの裏に隠されている事実にもっと目を向けなければならないと思います。
あまりにもMediaや他人の意見に流されている方々が多いと思いましたので意見を言わせていただきました。


動画につけられたキャプションも酷いので、記録しておきます。いったんアップした記事を削除していたので流石に少しは訴訟リスク等に気を遣うようになったかと思っていたのですが、まったく見当違いだったようです。


「6月11日 反原発デモPart.1 反原発デモが難波を通過 部落の親父が、川東さんに言いがかりw」
「6月11日 反原発デモPart.2 社民が難波を通過」
「6月11日 反原発デモPart.3 棺桶に片足を突っ込んでいる爺婆の集い9条の会が難波を通過
「6月11日 反原発デモPart.4 犯罪者集団労組&部落解放同盟の皆様が反原発を訴えるw この中に、従軍慰安婦の周知活動をしまくっている大阪梅田・水曜デモに参加していた汚い汚い乞食がおりました。」
「6月11日 反原発デモPart.5 中核派の残党がいる連帯ユニオンが難波を通過」
「6月11日 反原発デモPart.6 犯罪が得意な戸田先生が犯罪者集団を率いて難波を通過w」
「6月11日 反原発デモPart.7 朝鮮人が難波を通過 終盤、左翼のデモに参加して先に解散した乞食たちがカウンター組のギャラリーに混じり、妨害婆が出てきたので私のヘイトが炸裂しましたw」


【追記3】(6月23日)
拾うのが遅くなりましたが、在特会大分支部も報告をアップしていました。


*1:6月12日付(2011/06/11 17:09:22)、6月15日付(2011/06/14 14:25:26)、6月16日付(2011/06/15 19:59:17)、6月17日付(2011/06/16 16:36:16)、6月18日付(2011/06/17 16:18:07)、6月20日付(2011/06/19 14:57:36)。